スカーレット

このスカーレットという言葉は、ランドールに匹敵するくらい、海洋生物の英名に出て来ます。もちろん、ランドールの方が圧倒的に多いですけどね。
この浮遊エビはスカーレットクリーナーシュリンプとデベリウスの図鑑（p.248）に掲載されていて、当時から僕の心をザワつかせていたものです。形状からしてクリーナーではないですし、ズバリ！オトヒメエビの着底直前の状態だと推測しています。それでも僕は、このスカーレットの呪縛から逃れられないでいます。何故なら、バンドフィッシュ（アカタチの英名）にもスカーレットがいるからです。頭では、英名は当てにならないと分かっていても、多感な時期に吸収してしまった知識は、なかなかデリートできません。なので、いつまでもスカーレットは僕の中に生きています。