地味に

確かに、派手！ド派手！ってくらい魚が居ます。欲を言えば、キリがありませんが、これで透明度が良かったら、有名カメラマンが大挙して来て、ダイビング雑誌３誌の頭グラフを飾ってしまうほど．．．。んなワケないでしょ？
で、視線を落として、ジーーーーーっと見ると、居るんです！地味にやってる魚が。割りと好きなんです。カナリ前の話しですが、ホームページの三保の情報で、ケラマから戻ったばかりで、頭の整理がついていなくて、勢いで「タツウミヤッコが３びきも！」なぁんて書いたら、速攻でメールがありましたから．．．。ホソウミヤッコです。

イエローランナー

昨日、３時のオヤツに潜りに行くと、何やら水面のココカシコが、ザワザワしています。「ナブラだ！」釣り道具を持って来なかったことを、チョッピリ後悔しながら、エントリーしました。「表層魚は遭遇しないんだよなぁ？」多分、サバやシイラの群れだったと思いますが、あの状態ならばルアーで簡単にヒットします。表層の水温は２６度を超えていましたが、底は２２度台．．．４度のギャップは結構キツイ！です。ひと周りして斜面に戻って来ると、ベラギンポのコロニーにアタックをカマす魚の集団が．．．。体側に黄色のラインのあるシマアジの若魚でした。現在、ギンポコロニーやその他の小魚の群れの近くには、必ずと言って良いほど、エソ・コチ・ヒラメ・カサゴなどの捕食魚がいます。加えて、カンパチ・イナダ・ゴマサバ・シイラ・シマアジなどの回遊魚も徘徊していますので、対象魚にとってはキビイしい夏になっているようです。

小ネタがポロリ

久しぶりに、大々的にポジをスキャンしてみました。スキャン後、気に入らないクオリティのものを、かなり捨てましたので、作業的には２００カットはしたかも知れません。
で、間違って小さいサイズで取り込んでしまったカットの中に、面白いものを見つけました。そのままゴミ箱でも良かったのですが、いちおう．．．。
シュスツヅミガイにホンカクレエビ属と思われる、あまり腰の曲がっていないエビが付いていました。一瞬！見過ごしてしまいそうですが、かなりオイシイ．．．。もしかすると撮影時に気が付いていなかったのでは？との疑惑も拭い切れませんが、これほどピントがきていると言うことは．．．ラッキー？（笑）左のクモヒトデもヤバそう．．．。

危機一髪

先日の台風５号の通過で、浅瀬の地形が変わってしまいました。水深３m～６mくらいにかけてムラサキイガイが群生していたのですが、台風のウネリでひっぺ返されてしまいました。一部は砂を被ったりして、難を逃れている箇所もありますが、綺麗になくなっている地帯もあります。４号に続いての時化でしたので、当然と言えば当然のような気もします。
ところで、ここによく登場するガルギンポ（通称）ですが、危うく住処が砂で埋まるところでした。現在は、心あるダイバーによって玉石が組まれ、ちょっとした砂留工が施されました。
減圧停止のお供として、かなりショット数の多い子なので、立ち退かないようにして欲しいです。画像は、砂が押し迫って、恐怖におののくガルギンポです。まっ！本人的には．．．ヤンのか！コラぁあ！！って感じでしょうけどね。

ストライプ泥ピストルシュリンプ

以前から気になっているテッポウエビです。画像の大きさは３cm程度。大きいものでは５cmを超える個体を観察しています。比較的、シゲハゼとペアリングすることが多く、イトヒキなどとの相性も悪くないようです。んま、実際のところ、ハゼとの相性よりも、自分の好きな環境に居てくれるハゼとカップリングしているだけだと思いますが．．．。

間が空いてしまいました。

ノコギリヨウジのお腹がパンパンです。よく見ると、卵が透けて眼が確認できました。浅瀬の２個体は、新たな安全停止のアイドルになるかも？です。少し、レタッチをかましております。