UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

上手く撮れる

2007-12-18 08:18:00 | 水の中
広角を持って入って、今ひとつ透明度が悪かった時に、居てくれると助かる被写体!そう、それはミノカサゴです。(笑)
寄れる、華やか、ワイド向き...。
思わずミノカサゴサマ~と寄り添ってしまいます。

あまり調子に乗って、寄り過ぎると...痛い目にあいますけどね。

減ってしまいました

2007-12-17 10:18:43 | 水の中
順調に増え続けるものだと信じていましたが...甘かったみたいです。一時期、6ぴきまでいったのですが、離散してしまった...。
もともとの4ひきが残りました。他の場所も居なくなったり、移動したりしているので、何処かに集まっているのかなぁ?

ちょろっと

2007-12-16 11:34:04 | Weblog
キュウセンが随分と大きくなりました。模様も成魚と同じです。
ところで、そのキュウセンに混じって、1/120くらいの確率で見られるキスジキュウセンと思われる幼魚ですが、また居ました。
僕の知る限りでは、今年はこれで3個体目です。例年、1個体見つかればラッキーなのに、今年はどう言う訳か見つかります。

しかし、親は見た事がありません。

どこに行っちゃうのでしょうか?

他のベラはすべて、多少生息環境を変えながらも、繁殖まで確認できていますが、このベラだけは謎!です。

済みません!タイムラグで、少し仰け反っています。

光る

2007-12-15 16:05:35 | 水の中
海の中にはいくつかの発光する生物がいますが、この時期に最も身近な発光生物は、このベッコウヒカリウミウシです。
運が良ければ、昼間でも観察できますが、昼間見てもチョット変わったウミウシでしかありません。やはり...ナイトでなければ。
刺激を与えると発光します。
あまりやり過ぎると、発光しなくなります。沢山居るので、試してみて下さい。

ビデオカメラで

2007-12-14 18:11:42 | 水の中
撮影した記憶が欠落していましたが、画像を見ていたら...こんなに素晴らしいカットが埋もれていました。
HC-1で撮影したカットですが、良く撮れていてビックリ!しました。この1カットしかないっていうのが解せませんが、あるだけでも嬉しいです。

ちなみに、このカットの中には、ダメなり白くカビが生えている卵、産みつけられたばかりの卵、2~3日経過した卵、ハッチ寸前の卵、ハッチしている卵などがあります。どれか?分かりますか。

炭焼き

2007-12-13 13:27:56 | 水の中
この辺りの地方名で「スミヤキ」って呼んでます。
子供の頃から、そうやって呼んでいたので、この仕事を始めた頃に、図鑑の索引で一生懸命「スミヤキ」で捜して...「なぁんだこの図鑑!スミヤキも載ってないのか!?」と不機嫌になった思い出があります。(笑)
改めて図鑑を見ると、スミヤキは高知、大阪、三重、和歌山、広島、大分、宮崎県全域とあります。浜名湖はシマイオとありますが、清水はスミヤキです。

多分、由来は体側の縞模様が「炭」で焼いたような、あるいは炭化した気の枝のように見えたからだと思います。

子供の頃は、縞模様のある魚が釣れると嬉しかったです。イシダイなんて滅多に釣れなかったので、このスミヤキが釣れると、結構盛り上がりました。

あまり、潜っていて見れる魚ではありませんが、見れると懐かしさがこみ上げてきて...「あっ!スミヤキだ!!」とツブやいてしまいます。

ハッチまでイカほど?

2007-12-12 08:45:26 | 水の中
ん?まだミミイカの卵が...っと思って卵を凝視すると、どうやらダンゴイカのようです。
あくまでも...どうやら?のレベルの話しです。

ミミイカは、とっくに終わっていますし、ミミイカダマシにしては卵の大きさが違います。よって、見れるミミイカの仲間からの消去法で、ダンゴイカと考えた訳ですが...。

まぁ、細かいことを言えば、黒い点々(色素胞)の数や黄色の色素胞が見えた事あたりも考察の一環なのですが...。

思い込みもあるので、実際は育っててみない事には分かりませんが、育ててみたらマジで分からなくなることも...。

そこが面白いとこなんですけどね。

総ての事が分かってしまったら、楽しくないモンねぇ?

ここに来てまだ出るか!?

2007-12-10 00:47:32 | 水の中
先月の下旬に、念願のテンジクダイ(幼魚)を撮影して、今年の設定目標を十分にクリアーできたことで、自分としては満足のゆく年末年始を迎えられるなぁ?と感じていました。
ある意味、前のめりで「天にツバ吐く」ような探究心における緊張の糸は、その時点で切れていました。
ところが、寝た子を起こすような要求と言うか、応じなければならないテンションを持つゲストがいらっしゃいました。

もちろん、受け流すこともできますし、ある程度の充実を感じてもらうことで、終わることもできたのですが、日中の2DIV.をやっている内に、いつの間にか切れていたハズの「緊張の糸」が結ばれているではないですか!?

そうなってしまうと、話しは別です。

1時間半の水面休息時間の間、コンセントレーションを高めるためにイメージトレーニングです。ある意味で、ガイドの仕事の究極はアスリートと変わりません。

どんなに望んでも、どのように臨んでも、ダメな時はダメです。

しかし、不可能を可能にできるリズムは存在しています。協調や牽引、誘導、合致など、イメージを具現化する手法はいくらでもあります。しかし、組み合わせを誤ったり、やり方を過ったりすると、どんなに頑張っても孤軍奮闘になってしまいます。

要は、その時の海、ゲストのテンション、自分のバイオリズムを如何にコラボレートさせるかが、この手のガイドの鍵になります。

全てが上手く行かないバラバラなテンションを修正しながらまとめて、まるでカラータイマーが点滅してからのウルトラマンの快進撃を彷彿させるような、見事なまでのベストランディング。

出来過ぎと言ってしまえばゲストには失礼かも知れませんが、こんな幸福感を共有できる仕事が他にあるのだろうか?とおもってしまうほどに、充実していました。

僕は、この水中案内の仕事を「海のシェルパ」と言っています。

きっと山岳ガイドが営むシェルパの仕事も、こんな充実感を伴っているのだろうと勝手に想像しています。

ナイトへ

2007-12-09 12:03:58 | 水の中
今シーズンは、ナイトの数が例年に比べて少なかったように思えます。
なので、年の瀬にきてやっとイトヨリダイに遭遇するという珍しい状況に。よく見れば、まだ幼魚の面影を残しています。大きさも10cm弱。

見ようによっては、ハナダイにも...。そういえば、先週そんなことを言っている若いガイドがいました。(笑)この子のことだったのだ!?と見た瞬間、思い出しました。

非常に美しい魚です。親になると、もっと複雑なタマムシ色っぽさが出ます。幼魚は幼魚で、ストレートな美しさがあって好きです。

もちろん...ポアレで召上がるのも...好きです。(笑)