ウミシダに2cmほどのシマヒメヤマノカミの幼魚がいました。写真を撮った翌日には居なくなっていました。ウミシダはあったのですが...。ここのブログでは、何度か同じような事を書いていますが、やはりマーキング(目印を付ける事)は、難しいですね。予測では、この子もこちらが意図していない最悪な状態(つまりお持ち帰り)になったと考えられます。みんなが同じ目線で生物を見ていれば良いのですが、自分勝手な考え方で、持ち去ったり、ストレスを与えたりするのは悲しい。僕は、エキセントリックな自然愛護者ではないけれど、悪い事の線引きの低い人、許される勝手の認識が低い人は嫌いです。無理だとは思いますが、過度な愛護ではなく、同じ環境が長く楽しめるように、悪い事をしている人が「恥ずかしい」と感じる社会になって欲しいと思います。とは言え、盗人ほど猛々しく、悪いとか恥ずかしいって気持ちはありません。それが悪い事だと分かっていない、あるいは悪い事だからやっている...そんな感じなんでしょうね。全てが良い子ちゃんたちではツマらない世の中になりますが、せめて海の中の世界は、良い人たちのサンクチュアリーになって欲しい。理想ですけどね。頭隠して尻隠さず...だから見つかるんだよ。