占い師の日記

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silver forest (隠者の森)・鑑定29ー8

2009年10月25日 01時00分03秒 | 鑑定29-鑑定31
 silver forest (隠者の森)


 怜「それじゃあ、ゲートを開く前に、注意事項

透明「注意事項

 怜「そう silver forestに入るのは、透明の幽体

   もし、silver forestに入って5分以上経つと

   門は閉まってしまい、透明の幽体は、その場に

   置き去りにされてしまうそうなれば、最悪

   透明の幽体と身体がつながっている分

   意識が二度と戻らないこともあると

   思っておいて だから、必ず時間は守ること

   いいわね

透明「わ、わかった

 怜「いい 最悪、私が助けてくれるとは、思わないでよ

   ゲートを開いている間は、ナビはしてあげられるけど、

   基本的には、一切手を出せないし

   最初に時間を決めてゲートを開いている以上、

   途中での時間変更は出来ないからね

んっ なんか、いつもの怜らしくない・・・。

透明「・・・・・・何だか、焦ってる

 怜「・・・はぁ~っ 

   まあ、ちょっと焦ってるかな・・・

   本当は、もう少し時間を取ってあげたいんだけど

   いくら私でも、silver forestの門は、

   5分以上は開けられないからね

透明「 そ、そうなんだ

 怜「だから、時間だけは常に意識しておいて

透明「わかった ありがとう

 怜「それじゃあ、開けるよ

透明「お、おう

 怜「それじゃあ、椅子に深く座って目を閉じて、深呼吸

私は、言われるままに深呼吸をし始めた

怜は、私の周りをグルグル回りながら

何やら口の中で唱えている

次第にその声も聞き取りづらくなり、何だか、水の中にいるような

感覚にとらわれていった

しばらくして、外の音は遮断され無音の世界が広がる、

そして、それと引き替えに私の身体は、

徐々に冷たくなって行くようにも感じられた・・・。

 怜「もう、目を開けていいよ~

透明「

静寂の世界に突然、ハッキリとした声が響く

私は、その声に驚き 自然と目を開けていた

透明「 こ、これが、silver forest

私の目の前には、一面の銀世界が広がり、

数えきらない程の銀の木が生い茂っている

透明「この中から、実香ちゃんの木人図をさがすのか


残り時間、後5分



           続く・・・。



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コメント (13)
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