エピソード・ゼロ (私が私である為に・・・。)・21
流奈「や、やっぱり・・・本当にいたんだ・・・」
昴「俺はてっきり・・・」
皆同じことを考えていたに違いない・・・。
師匠「くすくす 闇の住人の正体が私だとでも
思ってたのかな」
皆、一同に頷く
師匠「あははははははっ
もしそうなら、あんなに弱くないよ~ あははははっ」
透明「よ、弱いって」
確かに、師匠は私達総掛かりでもどうにもならなかった
闇を一撃でしとめていた・・・。
師匠「じゃあ、問いを少し変えてみようか
それじゃ~、お前達はこの3日間で
何を得た」
流奈「・・・自分の弱さ・・・。」
一同頷く・・・。
透明「・・・視野の狭さ・・・。」
昴「・・・一人の無力さ・・・。」
美莉「・・・一人でも生きていける・・・
何でも出来ると想ってた・・・慢心」
皆深々と頷く・・・。
師匠「あははははっ 上出来上出来
でもまあ、お前達くらいの年齢になると
自然と世の中を斜に見て、自分の価値観を
振りかざしたくなるもんだよ
でも、それも自分が生きてきた年数分の
価値観だから、大切にした方が良い
出来ることなら、その価値観に自分以外の
価値観をプラスしてどんどん吸収してゆければ
無知はなくなり、智恵をもった価値観が
出来上がるその価値観と智恵はいつの日か
自分だけを救うような身勝手な理論ではなく
それを振るうことで沢山の人を救える価値のある
モノに変わってゆく
まあ、それが学べただけでも今回の合宿は
価値あるものになったかもしれないな」
透明「・・・俺は、今回のことで自分の内面を
はじめて体験した気がします
はじめは、粋がっていたけど、誰かにあって
安心感を得たり自分の中の恐れがこんなにも
大きいものだったなんて知らなかった・・・」
怜「・・・でも、その恐れも自分の一部でしかない」
流奈「うん 凄く気づかされた」
瑠璃「先生・・・恐いって悪いことなの」
師匠「いや 恐いと思うことは大切なことだよ
恐さがあるから人は自分を守ることが出来る
恐いっていうのは、実は優しい感情なんだよ」
瑠璃「そっか~」
円「でも、今回の修行・・・私は自分の中の恐れや
恐怖心を克服して、乗り越えることがメインだと
想ってた・・・。」
陣「う、うん 逃げない心が大切なんだと・・・。」
何人かがクスクス笑う・・・
美莉「闇は、己が作り出した幻想・・・。
自分の恐怖心が木々や草花の気を闇の住人として
とらえてしまった結果が、あの量の気配だと
想ってた・・・」
昴「最後に出てきた闇も先生が演出して
先生と対峙してるんだとてっきり・・・」
師匠「うんうんまあ、予想通りってところかな
みんなが言った、恐怖を克服するというのも
今回の修行で大切なポイントではあったから、
その点ではクリアだね
皆、恐怖を自分の中に押し込めるのではなく
恐怖心を自分の一部として取り込んだ
この短時間で大したもんだよ」
透明「先生・・・闇の住人て
さっきの闇の塊って、何なんですか」
皆、息をのむ・・・。
師匠「う~ん・・・まあ、今回はこんなモンでいいか」
all「」
師匠「みんな、ドッペルゲンガーって知ってるか」
ドッペルゲンガーと闇の住人
次回、正体が明らかに
続く・・・。
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昴「俺はてっきり・・・」
皆同じことを考えていたに違いない・・・。
師匠「くすくす 闇の住人の正体が私だとでも
思ってたのかな」
皆、一同に頷く
師匠「あははははははっ
もしそうなら、あんなに弱くないよ~ あははははっ」
透明「よ、弱いって」
確かに、師匠は私達総掛かりでもどうにもならなかった
闇を一撃でしとめていた・・・。
師匠「じゃあ、問いを少し変えてみようか
それじゃ~、お前達はこの3日間で
何を得た」
流奈「・・・自分の弱さ・・・。」
一同頷く・・・。
透明「・・・視野の狭さ・・・。」
昴「・・・一人の無力さ・・・。」
美莉「・・・一人でも生きていける・・・
何でも出来ると想ってた・・・慢心」
皆深々と頷く・・・。
師匠「あははははっ 上出来上出来
でもまあ、お前達くらいの年齢になると
自然と世の中を斜に見て、自分の価値観を
振りかざしたくなるもんだよ
でも、それも自分が生きてきた年数分の
価値観だから、大切にした方が良い
出来ることなら、その価値観に自分以外の
価値観をプラスしてどんどん吸収してゆければ
無知はなくなり、智恵をもった価値観が
出来上がるその価値観と智恵はいつの日か
自分だけを救うような身勝手な理論ではなく
それを振るうことで沢山の人を救える価値のある
モノに変わってゆく
まあ、それが学べただけでも今回の合宿は
価値あるものになったかもしれないな」
透明「・・・俺は、今回のことで自分の内面を
はじめて体験した気がします
はじめは、粋がっていたけど、誰かにあって
安心感を得たり自分の中の恐れがこんなにも
大きいものだったなんて知らなかった・・・」
怜「・・・でも、その恐れも自分の一部でしかない」
流奈「うん 凄く気づかされた」
瑠璃「先生・・・恐いって悪いことなの」
師匠「いや 恐いと思うことは大切なことだよ
恐さがあるから人は自分を守ることが出来る
恐いっていうのは、実は優しい感情なんだよ」
瑠璃「そっか~」
円「でも、今回の修行・・・私は自分の中の恐れや
恐怖心を克服して、乗り越えることがメインだと
想ってた・・・。」
陣「う、うん 逃げない心が大切なんだと・・・。」
何人かがクスクス笑う・・・
美莉「闇は、己が作り出した幻想・・・。
自分の恐怖心が木々や草花の気を闇の住人として
とらえてしまった結果が、あの量の気配だと
想ってた・・・」
昴「最後に出てきた闇も先生が演出して
先生と対峙してるんだとてっきり・・・」
師匠「うんうんまあ、予想通りってところかな
みんなが言った、恐怖を克服するというのも
今回の修行で大切なポイントではあったから、
その点ではクリアだね
皆、恐怖を自分の中に押し込めるのではなく
恐怖心を自分の一部として取り込んだ
この短時間で大したもんだよ」
透明「先生・・・闇の住人て
さっきの闇の塊って、何なんですか」
皆、息をのむ・・・。
師匠「う~ん・・・まあ、今回はこんなモンでいいか」
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