亜魂の華 (あごんのはな)・8
私は、佐喜さんに待ってもらい、
台所で準備をする・・・。
透明「お待たせしました」
佐喜「はい」
透明「それじゃ~、これを」
佐喜「コレってコップ」
透明「うん水の入った透明のガラスコップ」
佐喜「こ、これをどうすれば」
透明「今から言うことを、よ~く聞いておいてね
先ずは、その水実は粗塩が小さじ一杯
溶かしてあるんだ
だから、今の状態で飲むとしょっぱい
はずだよね」
佐喜「は、はい」
透明「それじゃ~、一口だけ味わってみてくれるかな」
佐喜「えっは、はい」
佐喜さんは、コップに入った塩水を少しだけ口に含む・・・。
「ゴクッ」
佐喜「うっけ、結構、しょっぱいですね」
透明「そうだよねそれじゃ~、その味を覚えておいて
もらって、次に、そのコップを両手で挟んで
みてくれるかな」
みてくれるかな」
佐喜「こ、こうですか」
透明「そうそうそれじゃ~、目をつむって
少し想像してみて
大さじ一杯の砂糖とハチミツをその水の中に
入れて、よ~くかき混ぜましょう
結構な量が入っているから、なかなか溶けない
けど、溶けきるまでかき混ぜてみて」
入れて、よ~くかき混ぜましょう
結構な量が入っているから、なかなか溶けない
けど、溶けきるまでかき混ぜてみて」
佐喜「・・・・・・。」
佐喜さんは、必死に想像しているようだ・・・。
透明「砂糖とハチミツが混ざって、完全に溶けきったら
目を開けてくれるかな」
・・・・なかなか、苦戦しているようだ
それもそのはず、小さじ一杯の粗塩と、大さじ一杯の
砂糖にハチミツを350ミリリットル程度の水に
溶かすとなると、現実的に溶け残ってしまう
イメージすら出てきてしまう
しかし、この実験は、現実的であればあるほど
分かりやすい
透明「(・・・・1分・・・・1分30秒・・・
2分・・・・・2分30秒・・・・・。)」
2分・・・・・2分30秒・・・・・。)」
佐喜さんが、目を開ける・・・。
透明「(おっ結構早いな・・・。)
お疲れ様でしたどうでしたか」
佐喜「上手く想像できたか、ちょっと心配ですけど
やっと、溶けきった感じです」
透明「それじゃ~、佐喜さんに質問
このコップの中の水は、どんな味になっている
でしょうか」
でしょうか」
佐喜「えっ
う~ん・・・現実的には、しょっぱいまま
だと想いますが・・・もしかして、甘くなって
いたりするんでしょうか」
いたりするんでしょうか」
透明「くすくすそれじゃ~、味わってみて」
佐喜「う~っ、何だかドキドキする
い、いただきます」
佐喜さんは、先ほどの様に水を少し口に含む・・・。
佐喜「
ぶ~~~っげほげほっげほげほっ
な、な、なっ」
思い切り、霧吹きされてべちょべちょの透明先生・・・
タオルを取り出し、顔をふきふき・・・
透明「どうだった」
佐喜「けほっな、なんでけほっ
に、苦いです~~~~っ」
甘くしたはずの水・・・一体、何が起こったのか
続く ・・・。
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