安定と不安の境界線 ・7
篠原「自分が満足するルート・・・。」
透明「そこで、私から提案で~す」
篠原「」
透明「これは、あくまでも先生の意見だから、
流して聞いてくれれば良いのだけど、
要士さんそろそろ独り立ちしてみない」
篠原「独り立ち」
透明「そう要するに、独立して会社を起こして
みないかな」
みないかな」
篠原「ええ~~~っ いきなり
そ、そ、そんな 僕がですか 」
透明「うん そう」
篠原「で、で、でも、僕は独立なんて考え・・・。」
透明「クスッ考えたこと無いことは無いよね」
篠原「・・・で、でも、それって、うつ病で引きこもって
いた時に考えていただけで・・・」
透明「でもそれは、君が社会にもう一度復帰する為に
考えだした素晴らしいアイデアだと思うんだ」
篠原「・・・・・」
透明「もちろん、無理強いはしないよ
要士さんの人生は要士さんのモノだからね
ただ、君は現状に満足感も充実感も持っていない
それは、さっき言ったみたいに、君が満足し充実する
道が別にあるから起こることでもある
これは、あくまでも一般論として聞いて欲しいのだけど、
現状を必死に頑張っている人が満足感や充実感を
得られない時には、自分らしい道というのが別に
存在しているものなんだ
得られない時には、自分らしい道というのが別に
存在しているものなんだ
会社に勤めている人なんかでも、どんなに仕事を
変えたり、環境を変えても、この状況に陥る人は、
最初から組織に準じて仕事をすることが向いていない
ことが多い
もちろん、自分に合っている会社に入り、満足感や
充実感を得る道がある人もいるけど、そこに至る人は
少ないものなんだ」
篠原「で、でも・・・自分で会社を起こすなんて・・・」
透明「もちろん、今のままではダメだよ」
篠原「えっ」
透明「独立するといっても、その為の準備は必要
だから、現状が安定している今の要士さんだからこそ、
話ができるんだけどね」
篠原「」
透明「要士さんは、今の仕事で一定の安定を得ている
それは、心のゆとりにつながっているのは確かだよね」
篠原「は、はい」
透明「このゆとりが、君を成功に導いてくれる」
篠原「えっえっどういう」
透明「いきなり過ぎて、混乱しているかも
しれないけど、要士さんは、今の現状をすぐに
手放す必要は無いってこと」
手放す必要は無いってこと」
篠原「ど、どういうことですか」
透明「簡単に言えば、今の環境と心のゆとりは、
時間を買える武器となる」
時間を買える武器となる」
篠原「時間を買える」
透明「クスッ 少し興味が出てきたかな
それじゃぁ~先生の経験から、自分らしい
幸せと成功を収めた人たちの生き方を
簡単に話してみようか」
次回、幸せと成功の求め方を紐解いてみます
続く ・・・。
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