安定と不安の境界線 ・17
それからというもの、篠原さんは、マインド・シートを
作るために奔走し、ちょくちょく私のところにも
来ることがあった・・・
そして、一年と数ヶ月の時が流れ・・・
篠原「先生」
透明「おっ要士さん今日はどうしたの」
篠原「ジャ~ン」
透明「あっそれって」
篠原「やっと、カウンセラーの資格取ることができました」
透明「おめでと~う頑張ったね」
篠原「はい本当にありがとうございます
これで、ようやくスタートラインに立てます」
透明「そっか~っいよいよだね」
篠原「でも・・・実は、少し心配が・・・」
透明「」
篠原「カウンセラーの資格をとっても・・・。」
透明「なるほどね確かに、実際の現場に出ていないから、
いきなり相談にのる自信がないということかな」
いきなり相談にのる自信がないということかな」
篠原「は、はい・・・」
確かに、それも一理ある
うつ病を経験し、人の内面を勉強してきたからと言って、
人の悩みは様々
いくら武器となるモノを用意していても、実際に相談を受け、
状況を打破してゆくのは、篠原さん自身だ・・・。
透明「経験を積みたいということだね」
篠原「はい・・・この仕事をするということは、
ある意味、その人の人生を大きく変えることに
なりますよね
今の状態で、ちゃんと正しい答えを出せるのか
人の人生を背負うことに、自分が責任を持てるのか
悩みだしたらキリがなくて・・・。
それに、もし経験を積むとして、どこかで
カウンセラーとして働くとなれば、今の会社を辞める
必要がありますから、そこも、どうしたものかと・・・」
透明「くすっ最初の大きな壁にぶつかったみたいだね」
篠原「えっ」
透明「要士さん先ずは、順序よく物事を考えてごらん
君はこれから触れていゆく人たちの心配と自分自身への
心配をしている
心配をしている
今の状況で大切なのは、悩みを一緒くたに考える
のではなく、一つ一つが違う問題だということを
理解して、別々に解消してゆくことが肝心
まず、1つは、これから触れてゆく人たちに
正しい答えを導いてあげられるか
これは、職業は違えど、私も常に悩んでいることだよ」
篠原「せ、先生も」
透明「それはそうだよカウンセラーとは違うけど、
私の仕事も、人の人生に大きく関わるから、
その人が幸せになる為の答えをいつも模索して
悩んでいる
正しい答えを出せたのか
その人が満足できる人生に導けたのかってね」
篠原「・・・・・。」
透明「でもそれは、私にとって大切な悩みだと想っている」
篠原「えっ」
透明「考えてごらんもし、人の人生に関わる仕事をしている
人間が、自分の答えに絶対の自信をもってしまったら、
その人のために、努力をすることを忘れてしまうと
思わない」
その人のために、努力をすることを忘れてしまうと
思わない」
篠原「あっ」
透明「人生に触れる仕事をしている人は、絶対にこの気持を
忘れて仕事をしてはならない
私は、常々そう想っているきっと、要士さんも
その気持を持ったまま、進むことが正しいのだと思うよ」
篠原「確かにその通りですね・・・基本・・・考えの基本かも
いれませんね」
透明「もちろん、その気持は持ちつつ、相手の為にできる努力は
必要になる
それは、必要に応じて、出すことができる
多くの答えを持つということ
多くの答えを持つということ
それは、確かに経験からでしか得られないモノも多いから、
実戦経験は積んだほうが良いと思うんだ
ただ、カウンセラーとしての経験を積もうという
のであれば、やり方はいくらでもある」
篠原「えっ」
透明「ひとつは、素直に自分の経験の無さを相手に伝えた上で、
最初は無料でカウンセリングを行うこと
最初は無料でカウンセリングを行うこと
これは、ネットでも行うことができるし、
相手からの感想ももらえれば、今後にも繋がるんじゃ
ないかな」
篠原「そ、それ良いですね」
透明「もう一つは、要士さんが、2つ目に悩んでいることに
繋がるのだけど・・・。」
篠原「」
次回、安定と不安定の境界線です
続く ・・・。
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