淡き夢見し・鑑定１１５ー１６

淡き夢見し・・・。 ・１６ 

透明「さて、そんな夢だけど

　　　もともと、夢という世界はどういった
　　　
 　　　ものなのか知りたいよね」

睦樹「はい」

常仁「はい」

透明「これは、学術的になってしまうから、

　　　睦樹先生も知っていると思うけど、

　　　本来、深層心理八層の内の、第六層に

　　　あたる場所まで降りなければ見ることが

　　　できないと言われている」

睦樹「えっそんなに深いところですか」

常仁「」

透明「人間の深層心理は、表層の顕在意識を含め

 　　　八層つまり、潜在意識が七層あるという

　　　ことになる

　　　第一階層である顕在意識では、感覚や思考を

　　　第二階層である意識できる深層部では、感情を

　　　第三階層である意識できる深層部の最奥層では、
　　
　　　まさにトータル意識を

　　　第四階層である無意識の表層では、性質や特性、感性を

　　　ちなみに、第四階層と第五階層の間に魂(直霊)の

　　　意思があるとされている

　　　そして第五階層である無意識世界では、現在のDNA記憶を

　　　第六階層である無意識の自由世界では、夢体験や過去世を

　　　第七階層である深い無意識の世界では、霊的記憶や

　　　世界のつながり、アカシックレコードを

　　　第八階層である超無意識の世界では、神仏との対話、

　　　自己の神格性、自らの源(真我)を

　　　感じ、視て、目覚めるとされているんだ」

常仁「つ、つまり、夢っていうのは、深層心理の部分の

　　　かなり深いところに行っているということですか」

透明「そうだね

　　　夢は、鍛えれば匂いも味も、触覚ですら使える世界で、

　　　まさに、色々な体験を自由にすることが

　　　できる世界とも言えるんだ」

常仁「す、凄い・・・。」

睦樹「ま、真面目に、勉強になります

　　　自分が習った学問では、そこまで分類できて

　　　いないですし、かなり大雑把なククリをつけて

　　　しまっているので、これからは、少し見方を

　　　変えてみようと思います」

透明「ま、まあ、私程度の知識が役にたったのなら

　　　よかったよただ・・・正直、私自身も

　　　そこまで詳しいわけではないんだ

　

　　　この階層ひとつひとつの中にも、細かな階層が

 　　　存在するし、そこまでの分類はできていない

　　　この不思議な夢という世界には、まだまだ

　　　隠された可能性が沢山あるのだと思う

　　　そういう意味では、私にはそれ以上の才が

 　　　無いのかもしれないね」

睦樹「そ、そんなことは」

常仁「・・・・先生あの・・・。」

透明「何かな」

常仁「あの・・・その・・・もし、僕が修行したら

　　　・・・どこまで」

透明「正直に言おうか

　　　君の才能なら、どこまでも行けると思うよ」

常仁「」

睦樹「常仁くんは、そこまで」

透明「間違いなく、私以上の才能がある

　　　こればかりは、生まれ持った才能だから、

　　　常仁くんにしかできないことなのかもしれないね」

常仁「あっ・・・・。」

少しずつ、常仁くんの心が開いてゆく

人の興味は、才能があるからこそ湧いてくると

言われているが、きっと常仁くんなら、乗ってくると

私は踏んでいた

　　　

　　　　　　　　　　　続く ・・・。

★・。・゜☆・。・゜★・。・゜☆・。・゜★・。・゜☆・。・゜★

鑑定１１５（夢）に関するご質問は、番外編１でお受けしていますので、

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（期日：番外編２がアップされるまで）

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