
常仁「先輩
」

透明「んっ
」

常仁「番外編・12を始める前に、ひとつだけ
いいですか
」

透明「どうしたの
」

常仁「いや~、ちょっと、気になってしまって
」


透明「
」

常仁「半ライブブログを始めて、僕も皆様のコメントを
読みながら質問を整理していたのですが、
どうしても、気になってしまったので、一つだけ
脱線させてください
脱線させてください

性格的に、気になってしまうと、次の質問に
集中できないと思うので・・・
」
集中できないと思うので・・・

透明「別に良いけど・・・
」

常仁「ちなみに、ひとつ先輩に質問して良いですか
」

透明「う、うん
」


常仁「先輩は、宝くじのメッセージを受け取った時、
ハズレて凹んだって言っていたじゃないですか

それって、何でですか
」

透明「そりゃ~、自分の夢の精度が低くてガッカリした
からだよ
あっ





(なるほど~
このコメに反応したのか~
クスクス
常仁くん、まだ若いなぁ~
)」


クスクス


常仁「そうですか・・・もし、精度が高く、宝くじが
当たっていたら、そのお金はどうしましたか
」

透明「えっ
そんなの、色々なところに寄付するに
決まってるじゃない
」

決まってるじゃない

常仁「ぜ、全額ですか
」


透明「もちろん
それだけあれば、被災者にも施設の子にも、
交通遺児や盲導犬とか、色々なところに
寄付できるしね

交通遺児や盲導犬とか、色々なところに
寄付できるしね

ただ、当たったお金だと、物質的に支援しか
できないけど、無いよりは良いんじゃなかなぁ~
」
できないけど、無いよりは良いんじゃなかなぁ~


常仁「それを先輩の口から聞けて良かったです
」

透明「そう
」

常仁「はい

それと、これは皆様にお話したいのですが、
夢は欲がなければ見ることができません

ですから、夢をコントロールしたり、
夢の世界を体感し、学び、経験を積むには
欲は大切なものです

確かに、僕たち修験者は、一度欲を捨てる
修行をしますが、これは、あくまでも欲という
人間が持つ活動の源を知り、それがどこから
生まれてくるのかを学ぶために禁欲をかします
修行をしますが、これは、あくまでも欲という
人間が持つ活動の源を知り、それがどこから
生まれてくるのかを学ぶために禁欲をかします

そういう意味では、僕はまだその域にいたって
いない未熟者です

何日も飲食や睡眠、考えることすら捨てさる修行や、
何ヶ月も人と会うことも無く、ただ黙々と自分とだけ
向き合う修行を何年もおこない、修行をおさめたからこそ
向き合う修行を何年もおこない、修行をおさめたからこそ
下山を許されている先輩達と肩を並べることも、
それ以上の扱いも、おこがましすぎて
苦しくなって

しまうので、ヤメていただけると助かります

それに、先輩が本気で自分の為に能力を行使すれば、
宝くじどころでは
」

透明「ストップ
ストップ 





もう十分じゃないかな
」


常仁「でも、先輩は能力を自分に使わないという、
最大の苦行
禁欲を毎日しているようなものじゃ

ないですか
」

透明「クスクス
常仁くん


今回のコメントは、あくまでもオフザケだよ
」

常仁「えっ
」


透明「簡単に言うと、からかわれているだけだよ
」

常仁「えっ
ええ~っ
」



透明「常仁くんは、真面目だねぇ~

まあ、修行中はそのままで良いのだけど、
人には人の考えが沢山あって、その考えも
自分には無い、ひとつの学びになるものだから、
覚えてえおくと良いよ
自分には無い、ひとつの学びになるものだから、
覚えてえおくと良いよ

それに、このブログでは、過剰なものでなければ
欲は大切な原動力となることは、私からも皆さんに
伝えてあるから、今回のコメントは、ただのオフザケ

ただ、良い機会だから、皆さんにも覚えておいて
もらいたいのですが、欲と言うものは、今までも
説明した通り、大切な原動力になります



知識欲・食欲・睡眠欲・物欲・性欲・・・・。
私達の生活の中で欲を禁ずるというのは、本当に
難しいもの



昔から、欲は身を滅ぼすなどと言われていますが、
それはあくまでも、過剰な欲求

人の欲求が暴走すれば、国を滅ぼしかねないことを
知っていた権力者が、こういった自制を呼びかけるに
至ったとも言われています
」
至ったとも言われています

常仁「でも、先輩は自分の欲を禁じて生きているじゃぁ
ないですか
」

透明「あはははっ
そんなこと全然無いよ


私なんて、欲の塊みたいなものだよ
」

常仁「えっ
」

透明「前にも言ったけど、私はこの世の全てを知りたい



それが私の原動力

だから、全てを受け入れて全てを学びにさせて
もらっている

これほど、貪欲なことってないと思うよ
」

常仁「で、でも・・・。」
透明「これは、常仁くんにも間違えて欲しくないのだけど、
私が自分の能力を自分のために使わないのは、
面白くないからだよ
」
面白くないからだよ

常仁「えっ
」


透明「世の中の先を読み、自分の未来を知ることが
幸せだと思わないだけ

苦しいことも悲しいことも、避けて通れば
幸せなんて感じないものだよ
幸せなんて感じないものだよ

だから、私は苦労もするし、悲しみもする

沢山の人と気持ちを通わせ、一緒に泣いて笑って
生きて行きたいと思っているんだ
生きて行きたいと思っているんだ

それに、本当の禁欲というのは、もっと違う視線の先
にあるものなんだ

これから、常仁くんも体感し、触れてゆくことだから
みなまでは言わないけど、本当の禁欲は、一切を、
求めない、欲しない、感じないことなんだ

そこには、死というモノへの概念すら軽く飛び越した
世界があるんだよ

簡単に言えば、君が自分の死に対して思う感情や感覚が、
死にたくない
死が怖い
と思うなら、禁欲はできない


ってことになる

欲を禁ずるのであれば、死も感じない必要があるんだよ

それは決して、死を受け入れるのではなく、そういった
感情すら捨て去る必要があるんだ
感情すら捨て去る必要があるんだ

まあ、これ以上は言えないけど、今言ったことは、
覚えておくと良いよ
」

常仁「はい
でも、やっぱり難しいですよね・・・。

僕にできるのでしょうか・・・
」

透明「常仁くんなら、大丈夫だよ

こんなチャランポランな私ですら悟れたことだから、
きっと、常仁くんならできると思うよ
」

常仁「先輩・・・ありがとうございます

最後にひとつだけ

皆様、未熟な私のワガママに付き合わせてしまい、
本当に申し訳ございません

本当に申し訳ございません


ですが、これだけは・・・。
皆さんが学んでいる、先生は、こういったことを
何年も平然と乗り越えてきた方です

きっと、皆さんの人生にとって、大きな智慧を
くださると思いますので、どうか沢山のことを
受け取り、学んでください
」
くださると思いますので、どうか沢山のことを
受け取り、学んでください

透明「い、いや
返ってプレッシャーだから




そういうことは言わんといて
」


常仁「クスクス
すみませんでした


次回はちゃんと質問に答えて行きますので、
勘弁してください
」
勘弁してください

透明「やれやれ



皆さん
今回はちょっと脱線してしまいましたが


次回は、質問続けて行きますので、待っていて
くださいね
」
くださいね

続く ・・・。







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