淡き夢見し・・・。・鑑定１１５ 番外編・６

淡き夢見し・・・。 ・番外編・６ 

透明「まだまだ先は長いけど、大丈夫」

常仁「はい問題ないです」

透明「よしじゃぁ、次に行くけど、

　　　ズバリ良い夢を見る方法ってある」

常仁「良い夢ですか・・・それって、

　　　その人にとって、良い夢ですよね」

透明「んっそうだけど」

常仁「通常、良い夢というのは、その人の

　　　精神を安定させたり、不安を解決する

 　　　方法を見出す夢が、僕たちが言う良い夢

　　　なのですが、きっと、皆様が知りたいのは

　　　楽しい夢という解釈で良いんですよね」

透明「なるほど～確かに、夢見師さんからすると、

　　　良い夢の定義が違うのかもしれないね

　　　皆さんが聞きたいのは、楽しい夢という考えで

　　　良いと思うよ」

常仁「それであれば、ちょっとしたおまじないを

　　　お教えしますよ」

透明「おまじない」

常仁「夢は、何も睡眠を制御するだけで変わるモノ

　　　ではないんです

　　　よく悪夢を見る人や、夢の途中から嫌な夢に

　　　変わることが多い人の場合は、睡眠環境が

 　　　良くないことも多いんです

　　　もちろん、夢の中で半覚半無になれれば、

　　　そういったことは簡単に制御できるようになりますが、

　　　これも練習が必要なことなので、まずは睡眠環境を

　　　充実させることが良いと思います

　　　とくに、大切なのは枕です」

透明「おお確かに枕は大切かもね」

常仁「枕の高さや、硬さでも悪夢を見やすくなる

　　　のは有名で、枕は基本、首の血流を左右して

　　　しまうので、合わない枕だと、脳に十分な

　　　血流や酸素が回らず、脳自体が夢の中で、苦しさを

　　　訴えてきますので、それが悪夢に繋がることが

 　　　多いのだと思います

　　　通常枕は、仰向けになり、平行に頭をつけて、

　　　身体と頭の間にある首の隙間の幅程度の高さを

　　　柔らかく埋める高さと柔らかさのモノを用意して

　　　いただければ、快適な睡眠が取れると思いますが、

　　　それ以上の高さだと圧迫され、低すぎても首に

　　　無理な力がかかり、どちらも睡眠や夢の障害に

　　　なるので、注意が必要です

　　　その上で、自分に合う枕を用意していただければ、

　　　その枕に額ををつけて、

　　　「遠野(とうの)の比良(ひら)にて、平穏を」

　　　と念じて眠りにつけば、悪夢を見る確率はグッと

　　　下がると思います

　　　もちろん、自信の精神状態が悪ければ、おまじないを

　　　用いても悪夢は見る可能性はありますので、注意して

　　　おいてくださいね」

透明「へぇ～やってみよう

　　　要するに、楽しい夢を見るためには、まずは

　　　睡眠環境を整え、おまじないを行ってみる

　　　もしそれでも、悪夢をみるようなら、精神状態の改善を

　　　する必要があるということで良いかな」

常仁「はいこれで答えになっているかどうか

　　　わかりませんが、通常であれば、かなりの確率で

　　　楽しい夢が見られると思います」

透明「うんまずは実践あるのみだから、十分な答えだと

　　　思うよ

　　　さて、続けようか」

常仁「はい」

透明「え～っと・・・。

　　　あっそうそう夢から目覚めた後に、

 　　　不思議なモノを見ることってあるかな」

常仁「そう言えば、いくつかのご質問にありましたね

　　　確かに、夢から目覚めた直後は、半覚醒というか、

　　　半無の状態ですから、人によっては感が上がって

 　　　しまい、不思議なモノを見ることがあると思います

　　　皆様のコメントの中にある格子や霊の存在なども、

　　　その一例で、格子は土地神の結界だったり、

　　　霊も本来はどこにでもいる存在なので、視えたり

　　　します

　　　夢枕に立っている人を見るのもこの現象で、

　　　意識が半分夢の世界にいるので、夢の中で会ったと

 　　　勘違いする人も多いようです

　　　ちなみに格子の色は、危険が高まれば濃い色になるので、

　　　濃い色になっていた場合は注意が必要ですが、

　　　土地神の結界ですから、簡単には崩れることは無いんで

　　　心配はいらないと思います

　　　もちろん霊も、たまたま通り過ぎただけのモノも多いので、

　　　あまり気にせずにいれば、留まることはないので、

　　　安心してください」

透明「法具の魔法陣も、私達からすると、全て空中に法陣が浮いて

 　　　視えているものなので、それが視えてしまったのだと

　　　思いますので、あまり気にしないでくださいね」

常仁「しかし、ここに集まっている方々は、なかなか有望な方が

 　　　多いですね」

透明「でしょでしょ

　　　私も、これからの変革期をしっかりと乗り越える力を

　　　皆さんがもってくれると期待しているんだ」

常仁「あっこれは、オフレコでしたよねすみません」

透明「あっそ、そうだね

　　　まあ、この件は、また改めて皆さんには伝えるから、

　　　つ、次に行こうか」

常仁「は、はい」

透明「そう言えば、さっきも聞いたけど、未来を見る

　　　予知夢は木人図を軽くトレースしているのは

　　　わかったけど、他人の木人図をトレースする可能性は

 　　　あるのかな」

常仁「それは、先輩が一番詳しいと思いますが、

　　　もちろん、木人図は、自分と関わりのある相手と

　　　繋がっていますので、夢でつながっていると言うよりは、

　　　木人図の情報媒体が繋がっていると解釈した方が

 　　　良いかもしれません

　　　そういう意味では、相手の未来を自分の目線で

 　　　予知してしまうことは、あると思います

　　　まあ、そういうことが多々ある方は、それだけ他者への

　　　関心が強く、寝ているときの感覚が半覚半無に近いと

　　　言うことだと思うので、しっかりと練習して制御できる

　　　ようになれば、そういった能力と上手に付き合えるように

　　　なれると思います」

透明「確かにそうだね

　　　もちろん、引き出された情報をどのように使うのか

　　　も大切になってきますから、まずはしっかりと情報が

　　　確信になるように練習してくださいね

　　　あっ話は変わるけど、さっきまでは自分の知人の

　　　夢をみる話しだったけど、全く知らない他人の夢は

 　　　どうなのかな」

常仁「他者も同じだと思いますよ」

透明「」

常仁「夢に出てくる知らない人は、今知らない人であって、

 　　　これから出会う可能性がある人がほとんどです

　　　少し考えてみてください、知らない人を知らないのに

　　　記憶し覚えているというのは、変な話ですよね

　　　記憶にも無いのですから」

透明「そういえばそうだよね」

常仁「もちろん、木人図のルートが変わればその人と

　　　会うことはないかもしれませんが、会ったことが無い

　　　人でも、木人図や記憶に刷り込まれていますし、

 　　　もちろん前世の記憶に刷り込まれている場合もあります

　　　ですから、その人の存在は、どこかの記憶にあり、

　　　記憶に無い人を夢で見て覚えているというのは、

　　　まず無いと思って良いと思います

　　　その上で、もしその人と会うことが自分にとって

　　　マイナスになる予言的な夢であれば、会うことや

　　　関わりを避けるようにしたり、プラスになるようで

　　　あれば、率先して関わりを持ってゆくようにすれば、

　　　夢を正しく使うことが出来ると思うので、他者と

　　　いえど侮らず、覚えておくと良いと思います」

透明「おお～っこれは確かに勉強になるね

　　　おっと、行数が足りなくなりそうだから、

　　　もう一つだけ行こうか」

常仁「ええ」

透明「悪夢や、嫌な夢を見た時に、夢だと分かっているのに

 　　　上手く目覚められない時って、どうすればいい」

常仁「夢から立ち帰るのは、簡単です

　　　その夢と、全く関係なくことを夢の中で考え

 　　　行動すると、夢のストーリがつながらなくなり、

　　　夢が維持できなくなりますから、関係ないことを

 　　　考えたりすると良いと思います

　　　僕なんかも修行時代ありましたが、師匠に数字を

 　　　大声で数えて、１０まで来たら、起きるぞ～って

　　　叫べって教わりました」

透明「あははっ紫暮さんらしいね」

常仁「ただ、この覚めにくい夢には、他にも解釈があって、

　　　メッセージ性が強い夢は、最後まで見させられる

 　　　ことがあるので、その時は最後まで見て記憶し、

　　　起きてからしっかりとメッセージを解き明かして

　　　行くようにした方が良いと思います

　　　まあ、でも、そういったメッセージ性の高い夢は

　　　夢の中で理解できることが多いので、悪夢や嫌な夢

　　　の時は、疲れていたり睡眠環境が悪いことも多いので、

　　　さっきの方法を試していただければと思います」

透明「勉強になったよ

　　　さて、次に行きたいけど、行数も一杯だから、

　　　番外編・７へ移るね 」

　　　　　　　　　　　続く ・・・。

　　　

　　　

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