◯二◯二・パニック！・１７

◯二◯二パニック・１７


瑠璃の気配が途切れ、慌てて瑠璃を

探していた流奈＆黒揚羽班・・・。


流奈「おかしいわねぇ～

　　　確かに、ここに気配があったんだけど・・・」

揚羽「流奈さんこれって何でしょう」

流奈「んっ・・・・人形(ひとがた)・・・呪符」


何故か大木の裏側に人形の呪符がはってある。



揚羽「呪符って・・・何で、こんな所に」

流奈「この字・・・・あっマズイ」

揚羽「」

流奈「揚羽引くわよ」

揚羽「えっ」

流奈「いいから、早く」


そう言うと同時に、呪符が発動

突然の突風が二人を襲う


揚羽「流奈さん」

流奈「くっし、しまった」

揚羽「こ、これ、な、なんですか

　　　これも、現術ですか」

流奈「ち、違うこれは」


辺りの枯葉や枝を巻き込み、風はドンドン強くなり、

小さな竜巻のように立ち昇る

その風のせいで、流奈と黒揚羽の声がかき消されてゆく



揚羽「・・・る、流奈さん」

流奈「・・・ちょ、ちょっと、何言ってるかわかんない」

揚羽「・・・え～っなんですか～～～～っ」

流奈「(マズイわねこの呪符、確実に

　　　陰陽道系の人形呪符ということは

　　　私達が捕まえようとしていたのは・・・。

　　　でもこの発動形態は、自然結界によるもの

　　　そう考えると・・・あ～～～もう

　　　とにかく黒揚羽だけでも離脱させて

　　　透明に報告させないと)」


流奈が印を結ぶ



流奈「キキ・ライテイ・ソワカ

　　　　　　　稲妻の破弾・穿つべし」


突然、地面が破裂したような衝撃が起こり

身体の軽い、黒揚羽が爆風の外へ放り出される


揚羽「」

流奈「(透明の所に、戻って状況を説明しなさい)」

流奈は、黒揚羽に手で合図する

その合図がわかったのか黒揚羽がその場を飛び立つ


揚羽「流奈さん待っていてください

　　　私が瑠璃さんを、捕まえてみせます」


(全く、伝わっていなかった・・・)



黒揚羽が飛び去った後



流奈「頼んだわよ揚羽

　　　・・・さて・・・あの術式・・・。

　　　居るんでしょ出てきなさいよ昴」


一体、何が起こっているのか


　　　　　　　　　　続く・・・。

昴と透明先生のお店 
Guardian Jewelry Access 
是非ごらんください 



https://guardian-jewelry.com/

ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

　↓　　　　　　　　↓

にほんブログ村ランキング

　↑　　　　　　　　↑

応援ボタン２箇所ポチッとよろしくお願いします