

しばらく燈籠の前で佇む・・・。
目の前には、沢山の燈籠・・・これはこの場所を
未来を守るために用意した先人達の墓でもある。
色々なことが頭の中でグルグルと回っている

透明「ふ~~~っ


この時代に、害となるものであれば
これは消去しなければならないものだ

迷うな

私は、一つの燈籠に向かい構えをとる・・・。
透明「いくぞ

拳を引き、ただ真っ直ぐに突き出す

円「ちょっと、待った~~~~っ

透明「

拳に急ブレーキをかける透明先生


透明「円

向こうの方から、円が走ってくる

やはり、止めようと追ってきたのか

円が徐々に近づいてくる・・・。
透明「

あ、あれ


円「どりゃ~~~~~っ

透明「

円が空中を舞い、燈籠に向かって飛び蹴りをかます

透明「はぁ~~~~っ

見事、燈籠が横倒しに崩れた・・・

透明「・・・・・

円「はぁ~っ


透明「・・・・お、お、お・・・・」
円「なに


透明「お前



円「はぁ


なんか、暴れ足りなかったから
私が倒してやろうと思って



透明「てへっ

じゃな~~~~~~い~~~~~っ
」
円「何怒ってるのよ~
あんたも崩そうと思って来たんでしょ
」
透明「そ、そうだけど
・・・お前には
躊躇というものが無いのか
」
円「はぁ~
」
透明「・・・・ビシャカさんは・・・・
ビシャカさんは・・・これで・・・
」
幽鬼「おで
」
透明「そう
おで・・・・
」


円「何怒ってるのよ~

あんたも崩そうと思って来たんでしょ

透明「そ、そうだけど

躊躇というものが無いのか


円「はぁ~

透明「・・・・ビシャカさんは・・・・
ビシャカさんは・・・これで・・・

幽鬼「おで

透明「そう


は、はい

目の前に消えたはずのビシャカさんが・・・
・・・幻覚

円「ああ~


あんた、この燈籠を壊したら
ビシャカが消えると思ってたんだ

だからそんなお通夜みたいな顔してたのね

透明「お通夜みたいな顔ってなんだ~


幽鬼「とうめい・・・おで・・・しんぱいしてくれたのか

透明「あ、当たり前じゃないですか

幽鬼「とうめい・・・いいやつ・・・

円「ヘタレなだけでしょ

透明「そこ



(悩んでいた時間と気持ちを返してくれ~

ビシャカさんの後ろには、子ども達が・・・。
透明「はぁ~

これで子ども達を家に帰せる。
でも、どうやったんだ

確かにビシャカさん達は、この燈籠の
指示呪法で存在できていたはずだよね

円「そんなの決まってるじゃない

透明「

円「私が使役したに決まってるでしょ

透明「使役・・・ええええ~~~~~っ

だ、だって、ビシャカの質量だと、使役なんて

円「ま、まあ、使役するときビシャカの力は、
10分の1に落ちたけどね

透明「えっ


円「う~んと


続く・・・。







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