陣と盾・20
神社の正門辺りに人だかりが・・・。
透明「あれって・・・・げっ」
陣「あの人達、さっきの・・・」
巫女「今度は、警察までいますよ」
透明「そう・・きたか」
自分達の主張を有利にするには、なるべく早く
被害者と加害者を作り出して体裁を保つ方が
得策と考えたわけだ・・・。
陣「どういうこと」
透明「つまり警察を呼んで、怪我をした子どもに
連絡が取れるようにして、被害届を出させようと
考えたから、今日中に警察を従えてきたんじゃない」
陣「でも、その話はもう終わって・・・」
透明「そうだね
ただ、向こうもこちらが既に話し合いをして
解決できているとは思っていないからね
とにかく、話を聞こうか」
そう言うと私達は「子供を守る会を守ろうとする会」
の方々のところへ・・・。
女性「あら、宮司さん
どこにいらしていたんですか」
陣「あっ、先ほどは・・・」
男性「飯でも喰ってたのか良いご身分だよなぁ~
子供が怪我をしたというのに」
透明「あれお帰りになったんじゃないんですか」
男性「はぁ俺達は今回の事件をキッチリ解決しようと
警察の方々に相談しに行っていたんだよ」
警察「あの~よろしいでしょうか」
宮司「はい」
警察「先ほど、こちらの方々から、代理での
被害の訴えがあったのですが何か問題が・・・。」
陣くんは、少し離れた所に連れていかれる
守る会の二人はニヤニヤしてるけど・・・
これ、どうするんだ
しばらくして、警察官と陣が戻ってくる。
警察「よろしいでしょうか
宮司さん曰く、今回の件和解が成立している
とのことなのですが、いかがしますか」
男性「はぁ~何言ってんだよ」
女性「そんなわけ」
透明「いや~ご心配をおかけしましたが、
今さっきお子さんとお母様とお話して
全て丸く収まりましたので、ご安心ください」
女性「・・・・ちょっと、お巡りさん
子供が押されて怪我までしたんですよ
放っておいて良いんですか」
警察「えっと、そう言われましても・・・」
男性「何を言って言いくるめたか分からんけど、
被害にあった子供がいる時点で、
この神社は問題なんだよ」
透明「おっそういえば
怪我をされたお子さんから面白い証言が
聞けたのですが、見てみます」
女性「はぁ」
男性「なんだ」
そう言うと、私は陣くんの携帯でとった動画を
皆に見てもらう
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「智也くん、お話ありがとうね
後、ひとつ確認したいんだけど、
君を押した女の人って、この中に
いるかなぁ」
智也「えっと・・・この人
この人に押されたんだよ」
透明「ほうほうこの人ね間違いないかな」
智也「うん間違いない」
この後、私の携帯画面がアップされる・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
女性「」
男性「えっこ、これって」
警察「・・・・・。」
女性「こ、こんなの嘘よ」
透明「いやいやお子さんの主張を大事にして、
被害者告発をさせてあげようと考えている
守る会の方々なのですから、この動画は
証拠としてあげられますよ
お送りしましょうか」
実は、一番最初に守る会の方々と会った時、
彼らのホームを覗いていたのだが
そのホームページにのっている代表の写真が、
いつ撮ったものなのか非常に見た目が若く
写っており、見ようによっては巫女ちゃんに
似ていたので、念のため智也くんに見せてみたところ、
「この人だ」という証言をいただけてしまったのを
何故かタイミング良く陣が動画に撮っていたのだった
いや~偶然ってコワイなぁ~
透明「どうしますかこちらを警察にお届け」
女性「け、結構です」
男性「わ、和解が成立してるなら俺達は何も」
女性「わ、和解できて、よ、よかったですね
それでは私達はこれで
お巡りさんも、ご協力ありがとうございました」
警官「・・・・・」
またもやソソクサと帰って行く守る会を守る会の方々・・・。
警官「それでは、私はこれで
もし何かありましたらご連絡ください
それと、その動画は念の為に残しておいてください」
陣「承りましたご苦労様です」
透明「ありがとうございました」
はぁ~やれやれだ・・・
神社の正門辺りに人だかりが・・・。
透明「あれって・・・・げっ」
陣「あの人達、さっきの・・・」
巫女「今度は、警察までいますよ」
透明「そう・・きたか」
自分達の主張を有利にするには、なるべく早く
被害者と加害者を作り出して体裁を保つ方が
得策と考えたわけだ・・・。
陣「どういうこと」
透明「つまり警察を呼んで、怪我をした子どもに
連絡が取れるようにして、被害届を出させようと
考えたから、今日中に警察を従えてきたんじゃない」
陣「でも、その話はもう終わって・・・」
透明「そうだね
ただ、向こうもこちらが既に話し合いをして
解決できているとは思っていないからね
とにかく、話を聞こうか」
そう言うと私達は「子供を守る会を守ろうとする会」
の方々のところへ・・・。
女性「あら、宮司さん
どこにいらしていたんですか」
陣「あっ、先ほどは・・・」
男性「飯でも喰ってたのか良いご身分だよなぁ~
子供が怪我をしたというのに」
透明「あれお帰りになったんじゃないんですか」
男性「はぁ俺達は今回の事件をキッチリ解決しようと
警察の方々に相談しに行っていたんだよ」
警察「あの~よろしいでしょうか」
宮司「はい」
警察「先ほど、こちらの方々から、代理での
被害の訴えがあったのですが何か問題が・・・。」
陣くんは、少し離れた所に連れていかれる
守る会の二人はニヤニヤしてるけど・・・
これ、どうするんだ
しばらくして、警察官と陣が戻ってくる。
警察「よろしいでしょうか
宮司さん曰く、今回の件和解が成立している
とのことなのですが、いかがしますか」
男性「はぁ~何言ってんだよ」
女性「そんなわけ」
透明「いや~ご心配をおかけしましたが、
今さっきお子さんとお母様とお話して
全て丸く収まりましたので、ご安心ください」
女性「・・・・ちょっと、お巡りさん
子供が押されて怪我までしたんですよ
放っておいて良いんですか」
警察「えっと、そう言われましても・・・」
男性「何を言って言いくるめたか分からんけど、
被害にあった子供がいる時点で、
この神社は問題なんだよ」
透明「おっそういえば
怪我をされたお子さんから面白い証言が
聞けたのですが、見てみます」
女性「はぁ」
男性「なんだ」
そう言うと、私は陣くんの携帯でとった動画を
皆に見てもらう
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「智也くん、お話ありがとうね
後、ひとつ確認したいんだけど、
君を押した女の人って、この中に
いるかなぁ」
智也「えっと・・・この人
この人に押されたんだよ」
透明「ほうほうこの人ね間違いないかな」
智也「うん間違いない」
この後、私の携帯画面がアップされる・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
女性「」
男性「えっこ、これって」
警察「・・・・・。」
女性「こ、こんなの嘘よ」
透明「いやいやお子さんの主張を大事にして、
被害者告発をさせてあげようと考えている
守る会の方々なのですから、この動画は
証拠としてあげられますよ
お送りしましょうか」
実は、一番最初に守る会の方々と会った時、
彼らのホームを覗いていたのだが
そのホームページにのっている代表の写真が、
いつ撮ったものなのか非常に見た目が若く
写っており、見ようによっては巫女ちゃんに
似ていたので、念のため智也くんに見せてみたところ、
「この人だ」という証言をいただけてしまったのを
何故かタイミング良く陣が動画に撮っていたのだった
いや~偶然ってコワイなぁ~
透明「どうしますかこちらを警察にお届け」
女性「け、結構です」
男性「わ、和解が成立してるなら俺達は何も」
女性「わ、和解できて、よ、よかったですね
それでは私達はこれで
お巡りさんも、ご協力ありがとうございました」
警官「・・・・・」
またもやソソクサと帰って行く守る会を守る会の方々・・・。
警官「それでは、私はこれで
もし何かありましたらご連絡ください
それと、その動画は念の為に残しておいてください」
陣「承りましたご苦労様です」
透明「ありがとうございました」
はぁ~やれやれだ・・・
とにかくバタバタな一日だったが、私達には
まだやらなければならないことが残っていた。
続く・・・。
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是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
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