異界の門を探せ・14
柏田「えっええな、な、な」
透明「」
目の前の空間が揺らいで見える
透明「柏田くん、少し下がっていて」
揺らいでいる空間の中央に、小さな穴
のようなものが穿たれ、それが周りの
空気と共に回転しながら広がってゆく
柏田「や、やばいやばい」
柏田くんの興奮を横目に、最悪を想定した私は
その空間を簡易的な結界で包み、制御を試みる
透明「・・・・・。」
柏田「お、お、おおおおっ
こ、この穴の中なんか」
直径30センチ程の穴の先は、夕方の
暗がりを迎えたこちらの世界とは違い、
昼間のような明るさをたたえていた
その光景に意識を取られた、柏田くんが
空間に手を伸ばす
透明「柏田くん駄目」
柏田「ビクっ・・・・えっでも先生
こ、これって、この穴の先って異世界」
透明「気持ちはわかるが、今、手を伸ばすのは
危険 未だ空間が安定していないから
下手をすると、手を入れた瞬間に
空間が閉じるかもしれない」
柏田「ゾッ」
空間の歪みが強い・・・。
こいつは厄介すぎる
本来、交わってはいけない世界が
無理矢理つながってる状態
何が起こるかわからん
透明「柏田くんこの呪物は、本来
この世界にはあってはならないもの
後輩くんが消去をOKしてくれたのであれば
このまま異世界へ返す方が良いと思うんだ
どうだろ私は今手を離す訳にはいかないから
そこに置いてある骨を、その空間に
投げ入れてくれないか」
柏田「えっ・・・・・」
まあ、悩むのもわかる
せっかく追い求めてきたものが目の前にあるのに
見過ごすというのは辛いかもしれない
私は再度、柏田くんを説得・・・
柏田「そいっ」
透明「えっ」
いきなり柏田くんが、躊躇すること無く
空間に拾った骨を投げ入れる
透明「な、ナイスイン」
いや、何言ってんだ
柏田「これで良いんすよね」
透明「あっうん上出来」
一瞬あっけにとられたが、すぐに異世界の門を
制御していた結界を締め上げる
目の前にあった空間は、徐々に周りの空気を
柏田「えっええな、な、な」
透明「」
目の前の空間が揺らいで見える
透明「柏田くん、少し下がっていて」
揺らいでいる空間の中央に、小さな穴
のようなものが穿たれ、それが周りの
空気と共に回転しながら広がってゆく
柏田「や、やばいやばい」
柏田くんの興奮を横目に、最悪を想定した私は
その空間を簡易的な結界で包み、制御を試みる
透明「・・・・・。」
柏田「お、お、おおおおっ
こ、この穴の中なんか」
直径30センチ程の穴の先は、夕方の
暗がりを迎えたこちらの世界とは違い、
昼間のような明るさをたたえていた
その光景に意識を取られた、柏田くんが
空間に手を伸ばす
透明「柏田くん駄目」
柏田「ビクっ・・・・えっでも先生
こ、これって、この穴の先って異世界」
透明「気持ちはわかるが、今、手を伸ばすのは
危険 未だ空間が安定していないから
下手をすると、手を入れた瞬間に
空間が閉じるかもしれない」
柏田「ゾッ」
空間の歪みが強い・・・。
こいつは厄介すぎる
本来、交わってはいけない世界が
無理矢理つながってる状態
何が起こるかわからん
透明「柏田くんこの呪物は、本来
この世界にはあってはならないもの
後輩くんが消去をOKしてくれたのであれば
このまま異世界へ返す方が良いと思うんだ
どうだろ私は今手を離す訳にはいかないから
そこに置いてある骨を、その空間に
投げ入れてくれないか」
柏田「えっ・・・・・」
まあ、悩むのもわかる
せっかく追い求めてきたものが目の前にあるのに
見過ごすというのは辛いかもしれない
私は再度、柏田くんを説得・・・
柏田「そいっ」
透明「えっ」
いきなり柏田くんが、躊躇すること無く
空間に拾った骨を投げ入れる
透明「な、ナイスイン」
いや、何言ってんだ
柏田「これで良いんすよね」
透明「あっうん上出来」
一瞬あっけにとられたが、すぐに異世界の門を
制御していた結界を締め上げる
目の前にあった空間は、徐々に周りの空気を
吸い込むように閉じてゆく
続く・・・。
続く・・・。
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