じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

レ・ミゼラブル 1回目

2006-04-05 23:15:48 | 観劇記
日生レミゼに行ってきました 本日、MY初日☆

日生劇場でのレミゼは今回が初 さすがに帝劇よりも近いですね~~オケピがステージ前にあるので、1月のベガーズよりもちょっとだけ舞台は遠いんですけど、それでも今までにレミゼを観た帝劇や梅芸よりも遥かに近かった~~(今日のお席はO列下手)。ただ、劇場自体も小さいので、オケの音と歌声の聞こえてくるタイミングやバランスが良くなかった しかも、今日のオケ、「ちゃんと舞台の動き見てる?」って言いたくなるくらい挙動不審なテンポ 最初はゆっくりだし、司教様の歌とは思いっきりずれてたし 他にも危なっかしいところだらけで感情移入しにくかったぁ~~ちょいと物足りなさが残る公演だったような

でも、音楽だけではないんですよ 開幕直後で舞台がこなれてないのもあるし、今日のキャスト、じい的に な面々が……以下、言いたい放題ですので、該当するファンの方々は引き返された方がいいかも

山口バルジャン:
祐サマ、相変わらずの完璧な歌です 文句のつけどころがありません 普通の喋りに近い部分→歌への移り変りの時も、絶対に音を外したりブレたりさせないところ、さすが祐サマ ま、突然歌いだすミューの不自然さ(じいが苦手なミューの部分)を感じる部分も無きにしもあらず……ではあったけど、そんなことは吹き飛ばしてしまう祐サマの豪快さ、さすがにミュージカル界の帝王か?!

ただ、ハハハ な手の振り、砦で戦ってるように見えてウロウロしてるだけのような動き、ジャベールを逃がす時に客席に背中を見せているところ、後ろ姿に何かを感じさせてよ!と言いたくなってみたり……でもぉ、豪快で朗々と歌う姿が魅力の祐サマに細かい演技を求めるのは酷かな?って……スミマセン、言い過ぎました。がっ!!もう一つだけ言わせてください。祐サマの歌声、去年の12月の梅芸の時も感じたんですけど、ファルセットっぽくフワフワ軽くて明るい歌声になることがあるんですよ。それがどうも浮いて聞こえてしまって……じい好みのバルジャンの歌声って優しくて低音が効いてる感じなんですよね。だから山口バルジャンだとストンと落ち着かないことがあるような。。。でも、そうは言っても祐サマの歌、やっぱり聞かずにはいられない、でも聞いてしまって更に演技まで見てしまうと笑いのツボで観劇したことを後悔するような……まさに“麻薬”ですわ しかも、やっぱり長身で暖かい雰囲気で、かっこええわぁ~~~

いろいろ書いちゃったけど、泣いちゃいましたよ。今回の山口バル、歌い方が変わってるように感じました。喋ったり怒鳴ったり叫んだりって部分が多くなったみたいで、そのことでコゼットへの愛情がすっごく伝わってきました。自分の気持ちとシンクロしたところもあったんですけど、コゼット&バルジャンのシーンはボロボロ エピローグなんて、嗚咽を抑えるのに大変だったくらい大号泣しちゃいましたから

今ジャベール:
ホント、ごめんなさい。やっぱりじいは苦手……らしいですぅ 梅芸以来2回目だったんですけど、確信しちゃいました 欠点はないんですよ。ジャベールらしいしぐさや歌い方をされてるし、歌も上手だし。でも、やっぱりバルジャンと対等に張り合うだけのオーラが感じられなくて、良くも悪くも普通でそつなくこなしてる感がちょいと 「対決」のシーンも、祐サマは相手の歌声とのバランスを取るのが上手なので二人の歌声はかみ合っていましたけど、う~~ん、やっぱりバルジャンに負けてるような……自殺シーンの狂気さは伝わってきて「おぉ!」とは思いましたけどね~~ま、最終的には好みの問題なんですけどね。じいには苦手な歌声のタイプ。やっぱりじいのジャベは別にいる……かな

坂本エポ:
他のエポよりも幼い印象。マリウスに対しても恋人というよりもお兄さんとして慕ってる雰囲気 最大の見せ場の「オン・マイ・オウン」、坂本エポだと正直、泣きツボにはならないんですよね。一生懸命さは一番なんですけどね それよりも切ないのが「恵みの雨」 瀕死の重傷なのに、マリウスに「大丈夫、痛くないわ~」っていうところが健気で なんですよ。で、最期にマリウスにキスをするところ、女らしさを精一杯表現していて可愛いけど可哀想すぎてウルウル。。。

岡田マリウス:
マリウス、じいは観る度に がアップするキャラなんですけど、岡田マリウスだと「ま、仕方ないか…」って許しちゃう、っていうか、諦めちゃう、みたいなところがあるんですよね。コゼットに再会するところで「僕は飛ぶよ、虹の空へ~」なんて歌うところ、毎回トホホ って思うんですけど、岡田マリウスならこれもあり なんて思ってみたり……ま、じいの好みのタイプの顔だから甘いのかな

剣持コゼット:
剣持さん、お初でした。今まで観たのは、知念コゼ&河野コゼ。大阪で一緒にレミゼ観劇した友人は「コゼットって一番むかつくキャラだけど知念コゼだと尚更ダメかも~」なんて言ってましたけど、じいは剣持コゼがダメでした。可愛いからそれだけでOKなんですけど、歌声も外見も、じいの中の「ムカツク女性キャラ」にばっちりヒットしちゃうんですよ。本人は意識してないし、もちろん演じている人にも罪はないんですけど、健気さや可哀想さが鼻につくような雰囲気を出してるんですよ ただでさえ、コゼットという役柄は大嫌いなんですけど、剣持コゼだと更にムカツキ度 しちゃって……

シルビアファンテ:
去年の梅芸以来のシルビアファンテ。普段聞いているCDは、井料ファンテなので、シルビアファンテだとキーが低いんですよね。じい的には高めのキーの方が涙腺を刺激するので、梅芸の時はイマイチ と思ったんですけど、今日のシルビアファンテ、じいを泣かせてくれました。低音の落ち着いた響きで母親の暖かさが滲み出ていていました。声量が少ない?(音響のせい?)と思ったんですけど、「夢破れて」とか、ファンテの薄幸さが伝わってきて でした。エピローグでバルジャンにすがりつくコゼットを見ているまなざし、「大きくなったね」という安堵感、嬉しさ、そしてバルジャンに対する感謝がこもっているような感じで、じいはますます

岸アンジョ:
大阪レミゼの時は小鈴アンジョだったんですけど、岸アンジョは大人な感じだと思いました。マリウスへの気遣いとか、すっごく大きな暖かさを感じました。ただし、カリスマ性って点では??かな もうちょっと崇高さがあってもいいのかなぁ~と思ったり。バリケードで逆さ吊りになって死んじゃうところ、申し訳ないけど、美しさがあり…な……い なんて。戦いのシーンはイマイチだったんですけど、仲間とのシーンは好きですぅ~~

カテコ、皆さんの粘りが凄かった もう、途中で数えるのが嫌になっちゃって正確な回数は数えてませんけど、7、8回はあったのかなぁ 普通ならまだ前半だし、このくらいで終わり?と思いきや、拍手が鳴り止まず……やっぱり祐サマファンは暑いのかなぁ~~あちこちで「祐一郎~~」って……全員カテコの最後の方はじいが座ってた下手の方に立たれて手を振られてて、ファンの方々はきゃ~~って手を振りながら飛び上がってて 気持ちはよ~~~く分かります。ベガーズの時はじいも毎回こうでしたから。で、本当のラストは祐サマの一人カテコ。片手を振り上げてしばらく静止 で、お辞儀をしながら後ずさり。袖に戻られるのかと思いきや、またまたお辞儀。柱の陰でもお辞儀をしながらバイバイって手を振っていらっしゃいました。う~~ん、お茶目な祐サマ

今日のレミゼ、全体的にはまだまだこれからって感じかな。良かったけど、何となくしっくりこなかったような……次は7日。結構ベストメンバーっぽいので期待大

最後に懺悔
幕間にロビーに置いてあるテレビでMAの宣伝とか流れてたんですけど、何と何と!!ベガーズDVDの宣伝がぁぁ~~そしてそこには内野マクヒースのアップ 一瞬だったけど、じいはそれだけで思い出してメロメロ~~ 大破寸前でしたよ。2幕最初のステージサイドのシーンもバッチリ映っていたので、お客さんもはっきり映ってました。久々に観た(といっても、3ヶ月ぶり)舞台での内野さん、レミゼに浸ってたはずのじいの心はすっかりそっちの方に向いてしまいまして。。。おかげで2幕の最初の方は、マクヒースが頭の中を占拠してました
コメント
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