レミゼ4回目。初めてのGC席でした。端の方だったので見切れ部分もあったんですけど、1階6列目付近までせり出している場所だったので、舞台に近いし、役者さんの表情は良く見えるし、上から見下ろす状態なので照明の効果も堪能できるし。レミゼだけは上階派のじいにはベストなお席。GC万歳~~
以下、各キャスト感想。相当な長文になってますのでご了承くださいませ~~
今日は初の別所バル いろんな観劇サイトで、演技が細かい・エピローグは泣ける等などの感想を読んで興味 だったので、今回のレミゼは第一狙いでチケットを取ってみました いや~~凄かった それもヤバイくらいに……今までで最高のレミゼに出会いましたよ じい、大号泣で体は震えるし嗚咽は止められないし 終演後、化粧室に直行でした。
別所バルジャン:
やっと出会いました。これこそじいが求めていたバルジャンですぅ~~舞台にいるのはバルジャンそのものだったんですよ 歌、祐サマたちにかなわないのは当然だし、歌い方が気になるところもありましたけど、バルジャンとして舞台に立っていて、バルジャンとしての言葉を音符に乗せているので不自然さが全くない!それどころか、目が離せないオーラを漂わせていて……例えば、ファンテ逮捕のシーンで、群集の後ろの方から揉め事を見ている様子、砦でマリウスをしきりに気遣っている行動とか、決してスポットライトを浴びて目立っているわけではないのに注目させてしまう演技、醸し出す雰囲気。。。ちょっとミューでの内野さんの演じ方に似てるかな?と感じましたわ。やっぱり、じいは演劇重視なミュージカルが好きみたい 歌が素晴らしい公演もいいんですけどね ただ、そういう回だと舞台上に挙動不審者がチラホラと
今回は、今までで最高潮に泣いちゃいました しかも、泣いたことのないシーンまで……第一の涙はリトルコゼットとのシーン。祐サマが一番だと思ってたんですけど、ゴメンナサイ べっしーが一番になりました。リトルコゼとハモるところ、別所バルだとコゼットと顔を見合わせてラララ~って歌うんですよ。もう、コゼットとめぐり合えたのが嬉しくてたまらないのが伝わってきて……で、じいはここで自分が小さい頃、父親と歩いた思い出がオーバーラップしたんですよ。そしたら泣けて泣けて……別所バルが父親の雰囲気をちゃんと出していたからなんだと思いましたわ。
第二の涙は「ワン・デイ・モア」 トランクに荷物をつめる所でマリウスと別れを惜しんでいたコゼットが戻ってくるところで、コゼットに幼い頃にバルジャンが渡した人形を一生懸命渡そうとするんですよ。今井バルも山口バルも普通に手渡すだけだったんですけど、別所バルは人形を振ってコゼットを呼ぶ……ホント、コゼットが愛しくてたまらないんだなぁ~~そばにいて守ってあげたいんだなぁ~~って感じてまたまた涙
第三の涙は砦が陥ちたシーン。学生たちが全員死んで、倒れていたバルジャンの意識が戻るシーンで、倒れた学生たちを悲しそうに、でもすっごく慈しむような感じで見ていて、その姿を見てると、バルジャンは“神が使わした人(byファンテ)に見えてくるし、明日を目指して戦った学生たちが哀しくも美しく見えてくるしで……別所バルだけの存在感で舞台をこんな風に見せてくれるなんて、凄いですよ、べっしーは
で、最高潮に泣いたのは、やっぱりエピローグ。話には聞いてましたけど、あれは泣くなという方が無理ですよ じい、ファンテが迎えに来るシーンから涙が止まらず。別所バルって司教様に魂を救われて以来、神を畏れて生きてきた感じなんですよ。だから、エピローグでファンテに「重荷をおろして~」って言われて手を差し伸べられた時に、神の御許に召される喜びや覚悟がすっごくよく分かる。ここでバルジャンの生き方に「生きること」の意味を感じて更に涙。で、もうメタメタになったのは最後の告白。「私は父じゃない」っていうところ、歌にはなってなくて、でも音をはずしているんじゃなくて、メロディーをBGMにしてセリフとして喋ってる感じの歌い方なんですよ。ずっとコゼットには隠し続けてきたことを、最後の最後で告白する……もう、コゼットに対して自分の中にある全ての愛情を与えようとしてるのが分かるし、自分のことはいいから幸せになりなさいっていう感じで……あぁぁ~~思い出しただけでまた泣けてきちゃった
綜馬ジャベール:
今日のお席、“綜馬さん”席でした ジャベールの立ち位置が多い側だったので、じいは幸せいっぱい べっしーとの相性も良かったので、めちゃめちゃ嬉しいです。何せ、お気に入りのバル&ジャベですから。ただ、観るのは大変ですね 別所バルからは目が離せないし、綜馬ジャベも見ていたいし……う~~ん、贅沢な悩みだわ
「対決」も良かったです。今井バルジャンだと相馬ジャベの声が溶け合ってしまうんですけど、別所バルとの対決だと、別所バルが喋るような感じで歌うので、声が反発しあったり、強弱のバランスが取れてたりして、ちゃんと「対決」になってるんですよ 「(牢獄で~)ジャベール」っていう部分もちゃんと揃ってたし
綜馬ジャベ、前よりも熱かったような気が……「ジャベールの介入」でもドスの利いたような声が多かったし。まぁ、そうはいってもやっぱりノーブルな綜馬ジャベ。かっこいいんですよね~~激しさの中に品の良さがあって、それがジャベの人間的な部分を表しているようで、じいのツボに入っちゃうの~~私は、ジャベのことを悪い人じゃないって思ってて、不器用な生き方しかできないけど強い信念を持った、運命や環境が良かったなら凄い人になってるような人だと思うんですよ。だから、砦が陥ちた後にバルジャンを探しにくるところで、砦の上に座り込んで考え事をしている綜馬ジャベの演技が心に突き刺さってくるんですよね。バルジャンに救われたことで複雑な思いを抱えているようで。。。
新妻エポニーヌ:
先週観た時は、今回はイマイチ なんて思ったんですけど、今日は良かった。やっぱりお姉さんっぽくてちょいとアバズレなエポなんですけど、もしかしたら、じいには近い存在なのかもしれないです。好きな人に素直に振る舞えないところ、「恵みの雨」のシーンで自分のことを心配してくれるマリウスに「これでいいの」「心配してくれなくていいから」というところ、じいがコイバナの彼に抱いているものに通じているような気がして……その前の「オン・マイ・オウン」も前回よりも気持ちがこもってて、ウルウルしちゃいました。
泉見マリウス:
やっぱり、どこか信じられない軽薄な雰囲気のマリウスでした(ファンの方、スミマセン) でも、その分だけエポニーヌの切なさが際立ってくるから、泉見マリの存在も悪くはないっ ということにしておきます。ま、第2幕は良かったですよ。コゼットへの で今まで見えていなかった現実が、エポの死によって見えてくるような感じはしたし、バルジャンの告白を聞いて「どうにかしたい」という一生懸命さは伝わってきたし。以前ほどの拒絶感はない……けど…やっぱり許せないか…な
シルビアファンティーヌ:
梅芸ではイマイチ なんて思ってましたけど、日生レミゼでは見直しましたよ。特にエピローグ、バルジャンに泣きすがるコゼットを見つめる表情が泣かせるんですよ。ここまで成長して、愛する人と幸せになろうとしている娘を喜びと慈しみの眼差しで見ていて……穏やかな笑顔の中にバルジャンに対する感謝も感じられて……イイ 良すぎる 素晴らしい~~~
今日のカテコ、ベッシーと綜馬さんが追いかけっこしたのが面白かったですぅ~~作品中ではシャープで笑顔を見せない役の方がカテコで見せる笑顔は罪ですよね~~ それに、さんざん泣かせる演技をした人がお茶目なことをしてるのも罪!!あ、でも、カテコが始まった頃のべっしー、バルジャンを引きずってたような。。。
カテコってキャストによってお約束があるんですけど(祐サマだと例の一人カテコ?!)べっしーの時はファンテをお姫様だっこみたいですね 今日はお姫様だっこをされてたシルビアさんがバレエっぽく手を伸ばして決めポーズ。で、終わりにしようとするんだけど、拍手 が鳴り止まなくて、べっしーと顔を見合わせてしばらく動きストップ こんなのを何度か繰り返した後、シルビアさんをだっこしたまま退場~~いや~~初めて見たカテコのパターン、イイです
以下、各キャスト感想。相当な長文になってますのでご了承くださいませ~~
今日は初の別所バル いろんな観劇サイトで、演技が細かい・エピローグは泣ける等などの感想を読んで興味 だったので、今回のレミゼは第一狙いでチケットを取ってみました いや~~凄かった それもヤバイくらいに……今までで最高のレミゼに出会いましたよ じい、大号泣で体は震えるし嗚咽は止められないし 終演後、化粧室に直行でした。
別所バルジャン:
やっと出会いました。これこそじいが求めていたバルジャンですぅ~~舞台にいるのはバルジャンそのものだったんですよ 歌、祐サマたちにかなわないのは当然だし、歌い方が気になるところもありましたけど、バルジャンとして舞台に立っていて、バルジャンとしての言葉を音符に乗せているので不自然さが全くない!それどころか、目が離せないオーラを漂わせていて……例えば、ファンテ逮捕のシーンで、群集の後ろの方から揉め事を見ている様子、砦でマリウスをしきりに気遣っている行動とか、決してスポットライトを浴びて目立っているわけではないのに注目させてしまう演技、醸し出す雰囲気。。。ちょっとミューでの内野さんの演じ方に似てるかな?と感じましたわ。やっぱり、じいは演劇重視なミュージカルが好きみたい 歌が素晴らしい公演もいいんですけどね ただ、そういう回だと舞台上に挙動不審者がチラホラと
今回は、今までで最高潮に泣いちゃいました しかも、泣いたことのないシーンまで……第一の涙はリトルコゼットとのシーン。祐サマが一番だと思ってたんですけど、ゴメンナサイ べっしーが一番になりました。リトルコゼとハモるところ、別所バルだとコゼットと顔を見合わせてラララ~って歌うんですよ。もう、コゼットとめぐり合えたのが嬉しくてたまらないのが伝わってきて……で、じいはここで自分が小さい頃、父親と歩いた思い出がオーバーラップしたんですよ。そしたら泣けて泣けて……別所バルが父親の雰囲気をちゃんと出していたからなんだと思いましたわ。
第二の涙は「ワン・デイ・モア」 トランクに荷物をつめる所でマリウスと別れを惜しんでいたコゼットが戻ってくるところで、コゼットに幼い頃にバルジャンが渡した人形を一生懸命渡そうとするんですよ。今井バルも山口バルも普通に手渡すだけだったんですけど、別所バルは人形を振ってコゼットを呼ぶ……ホント、コゼットが愛しくてたまらないんだなぁ~~そばにいて守ってあげたいんだなぁ~~って感じてまたまた涙
第三の涙は砦が陥ちたシーン。学生たちが全員死んで、倒れていたバルジャンの意識が戻るシーンで、倒れた学生たちを悲しそうに、でもすっごく慈しむような感じで見ていて、その姿を見てると、バルジャンは“神が使わした人(byファンテ)に見えてくるし、明日を目指して戦った学生たちが哀しくも美しく見えてくるしで……別所バルだけの存在感で舞台をこんな風に見せてくれるなんて、凄いですよ、べっしーは
で、最高潮に泣いたのは、やっぱりエピローグ。話には聞いてましたけど、あれは泣くなという方が無理ですよ じい、ファンテが迎えに来るシーンから涙が止まらず。別所バルって司教様に魂を救われて以来、神を畏れて生きてきた感じなんですよ。だから、エピローグでファンテに「重荷をおろして~」って言われて手を差し伸べられた時に、神の御許に召される喜びや覚悟がすっごくよく分かる。ここでバルジャンの生き方に「生きること」の意味を感じて更に涙。で、もうメタメタになったのは最後の告白。「私は父じゃない」っていうところ、歌にはなってなくて、でも音をはずしているんじゃなくて、メロディーをBGMにしてセリフとして喋ってる感じの歌い方なんですよ。ずっとコゼットには隠し続けてきたことを、最後の最後で告白する……もう、コゼットに対して自分の中にある全ての愛情を与えようとしてるのが分かるし、自分のことはいいから幸せになりなさいっていう感じで……あぁぁ~~思い出しただけでまた泣けてきちゃった
綜馬ジャベール:
今日のお席、“綜馬さん”席でした ジャベールの立ち位置が多い側だったので、じいは幸せいっぱい べっしーとの相性も良かったので、めちゃめちゃ嬉しいです。何せ、お気に入りのバル&ジャベですから。ただ、観るのは大変ですね 別所バルからは目が離せないし、綜馬ジャベも見ていたいし……う~~ん、贅沢な悩みだわ
「対決」も良かったです。今井バルジャンだと相馬ジャベの声が溶け合ってしまうんですけど、別所バルとの対決だと、別所バルが喋るような感じで歌うので、声が反発しあったり、強弱のバランスが取れてたりして、ちゃんと「対決」になってるんですよ 「(牢獄で~)ジャベール」っていう部分もちゃんと揃ってたし
綜馬ジャベ、前よりも熱かったような気が……「ジャベールの介入」でもドスの利いたような声が多かったし。まぁ、そうはいってもやっぱりノーブルな綜馬ジャベ。かっこいいんですよね~~激しさの中に品の良さがあって、それがジャベの人間的な部分を表しているようで、じいのツボに入っちゃうの~~私は、ジャベのことを悪い人じゃないって思ってて、不器用な生き方しかできないけど強い信念を持った、運命や環境が良かったなら凄い人になってるような人だと思うんですよ。だから、砦が陥ちた後にバルジャンを探しにくるところで、砦の上に座り込んで考え事をしている綜馬ジャベの演技が心に突き刺さってくるんですよね。バルジャンに救われたことで複雑な思いを抱えているようで。。。
新妻エポニーヌ:
先週観た時は、今回はイマイチ なんて思ったんですけど、今日は良かった。やっぱりお姉さんっぽくてちょいとアバズレなエポなんですけど、もしかしたら、じいには近い存在なのかもしれないです。好きな人に素直に振る舞えないところ、「恵みの雨」のシーンで自分のことを心配してくれるマリウスに「これでいいの」「心配してくれなくていいから」というところ、じいがコイバナの彼に抱いているものに通じているような気がして……その前の「オン・マイ・オウン」も前回よりも気持ちがこもってて、ウルウルしちゃいました。
泉見マリウス:
やっぱり、どこか信じられない軽薄な雰囲気のマリウスでした(ファンの方、スミマセン) でも、その分だけエポニーヌの切なさが際立ってくるから、泉見マリの存在も悪くはないっ ということにしておきます。ま、第2幕は良かったですよ。コゼットへの で今まで見えていなかった現実が、エポの死によって見えてくるような感じはしたし、バルジャンの告白を聞いて「どうにかしたい」という一生懸命さは伝わってきたし。以前ほどの拒絶感はない……けど…やっぱり許せないか…な
シルビアファンティーヌ:
梅芸ではイマイチ なんて思ってましたけど、日生レミゼでは見直しましたよ。特にエピローグ、バルジャンに泣きすがるコゼットを見つめる表情が泣かせるんですよ。ここまで成長して、愛する人と幸せになろうとしている娘を喜びと慈しみの眼差しで見ていて……穏やかな笑顔の中にバルジャンに対する感謝も感じられて……イイ 良すぎる 素晴らしい~~~
今日のカテコ、ベッシーと綜馬さんが追いかけっこしたのが面白かったですぅ~~作品中ではシャープで笑顔を見せない役の方がカテコで見せる笑顔は罪ですよね~~ それに、さんざん泣かせる演技をした人がお茶目なことをしてるのも罪!!あ、でも、カテコが始まった頃のべっしー、バルジャンを引きずってたような。。。
カテコってキャストによってお約束があるんですけど(祐サマだと例の一人カテコ?!)べっしーの時はファンテをお姫様だっこみたいですね 今日はお姫様だっこをされてたシルビアさんがバレエっぽく手を伸ばして決めポーズ。で、終わりにしようとするんだけど、拍手 が鳴り止まなくて、べっしーと顔を見合わせてしばらく動きストップ こんなのを何度か繰り返した後、シルビアさんをだっこしたまま退場~~いや~~初めて見たカテコのパターン、イイです