じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

何事も前向きに?!

2010-08-29 23:59:24 | その他いろいろ
ダブルの観劇記はアップ済

黄泉の後遺症、夏風邪の後遺症、そして今日は……なんで~~? ということが しかもよりによって真っ白なスカートを履いていて……何事も起きなくて良かったです と言えば……分かりますよね でも良い方に考えれば、来週は絶好調な状態で初日のお祝いができるわけだし、今日が明日だったらこんなに観劇を楽しめなかったと思うから……って、何だかポリアンナの良かった探しみたい 可愛げのないじいはアノ物語が子供の頃から大嫌いだったの(笑)

メインはもちろん観劇だったんだけど、イイ予行演習にもなりました 劇場までの行き方もチェックできたし、劇場&周辺のお店情報も今日一緒に観劇した友人が一足先にテアトル通いをしていたのでいろいろ教えてもらったし さすがにこんな銀座の端っこまでは来ることがないので。で、その友人とは終演後にお茶をしながら語らい……実はちょっと信じられないような悩みを相談 そこはさすが大先輩~~「それはないから」と温かい微笑み。熱々の新婚時代が終わったということ……か やっぱり不治の病なんですよね~~うっちー病は。

スッキリした気分で帰宅したら……無事に捕獲できてました~~ってか、やっとだよぉ~~君恋の5分バージョンのプレマップ、無事に録画できました やっぱりテレビの大きい画面で見ると違いますね~~スッと言葉や映像が入ってきます。そして内野さんのインタや博の映像を見ていると顔が緩んで中からグワッと熱いものが湧いてくる……うん、やっぱりいつものじいに変わりない…か
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W~ダブル

2010-08-29 23:45:32 | 観劇記
一足早くテアトルに下見、、、じゃなくて観劇に行ってきました。4年ぶりのテアトル、、、その時は最前列 見上げ過ぎて首が痛くなっちゃって……よりによって本命じゃない舞台で何故に~って感じでしたが、造り的なモノも含めて正直あまり好きになれなそうな劇場だったんですよね~~でも人の記憶はいいかげんなもので もう少し豪華な感じで大きい劇場な気がしたのですが、ちょいと古くさい ごく普通の施設という感じで……思ったより幅も狭いのでサイドブロックでもソコソコ観やすいかも でも、センターは千鳥になってないし、3列目まで段差がないから観にくそうだし、トイレは少ないし、客席の感じも含めてやっぱり好きじゃないな~~って言ってる場合じゃないですよね これから通う大事な劇場ですもの~~我慢して頑張って行きますよ~~

で、今日はこっちの話がメイン ダブルの千秋楽に行ってきました~~仕事と他の観劇予定その他諸々の予定との兼ね合いで、空いてる日はここしかなかったんだけど、無事に観劇できて良かったですぅ~~ 今回はサスペンス劇ということでとにかく一切の情報を入れないようにしていました。先に観劇した方々の話を聞いて誘惑に負けそうに……ならなかったけど我慢の日々は結構もどかしくて(笑)でも大正解 まっさらな気持ちで観たのでめちゃめちゃ楽しめました。ホント面白い2時間半(休憩15分あり)でしたね~~そんなわけで超重要な前置きでっす。以下、ネタバレありなのでくれぐれも、くれぐれも、これから地方公演を観に行く予定のある方は絶対に読まない方がいいと思います。そうじゃないと200%確実に全く楽しめないことになるので

~あらすじ~(公式サイトより)

パリ郊外にある豪邸。結婚して半年足らずのフランソワーズ(中越典子)は夫・リシャール(橋本さとし)の酒と賭博と暴力の日々にすっかり疲れ果て、早くも離婚を考え始めていた。しかし、いざ夫を前にするとその危険な魅力に抗しきれず、ついつい高額の小切手を渡してしまう。そんなある日、家政婦のルイーズ(堀内敬子)の恋人が、リシャールと瓜二つの弟ミシェル(橋本の二役)であることを知り、策略を思いつく。夫の留守中に、弁護士サルトーニ(山西惇)の目の前で弟ミシェルに兄リシャールを演じさせ、離婚の手続きをすませてしまおうというのである。ところが、その最中にリシャールが帰ってきてしまったから事態は急変。サルトーニは疑いを持ちはじめ、ルイーズには裏切りの気配があり、かんじんの弟ミシェルは臆病者でヘマばかり。果たして、妻が仕組んだ逆転劇は成功するのか?ラストで警察署長(コング桑田)が見とどけた驚愕の事実とは?

2時間半の全2幕。てっきり2時間程度で一気に見せるのかな~と思ったのでサスペンス系のストプレにしては長めだな~と意外な感じがしたのですが、飽きさせない最初から最後までワクテカな舞台でした ま、2幕で“事件の真相”を改めて説明するシーンは要らないかな~とも思ったんだけど、それを削ったとしても1幕に収めるには微妙な長さだし セット換えはなし!ずっと同じでお屋敷のリビング(モーニングルームかな?)のセットでした。設定された時代は1960年代とか じいはてっきり1920~30年代辺りかな~と勝手に思ってて……衣装やら髪型やら人物背景やら、まだまだ“貴族”な感じの特権階級の香りが漂っていたので しかも、、、申し訳ないけどフランス人には見えなかった部分もあったり フランソワーズとかリシャールとか読んでいても見た目が思いっきり日本人……ってか舶来な雰囲気もちょいとなかったので(笑)慣れるまではそのギャップに違和感があって居心地が悪かった感じもありました。でも、そういう外堀的なものはあまり重要じゃなくて、中身の方がめちゃめちゃ面白くて楽しめたので大満足でございますぅ~~

もうね~~思いっきり2時間ドラマを見ている時のいつもの感覚で見てましたね~~じい家の母娘、ホント失礼な人たちで始まった時から「この人は役者のポジション的に胡散臭い」とか「こういういかにも良い人系が最後にどんでん返しのキーパーソンになるんだよね」とか、それはそれは作り手に失礼なツッコミを入れながら見てるんですけど、今回もあーでもない、こーでもないと思いながら勝手に犯人探しを う~~ん、、、どうかな~~完全には騙されてないと思うんですけどね 最初から家政婦のルイーズは怪しいと思ったし、リシャールの弟のミシェルは本当はいないのかも~と疑ってたんですわ。さとしさんの一人二役だから演出の都合上仕方がないことなんだけど、両方が同じ屋敷にいる場面では、片方が出る時はもう片方が必ず退場することになってて(テレビじゃないから合成もできないし)……ただ、その退場の理由が不自然というか、企み通りに動いているのでは?と思うような感じだったんですわ。なので、最初はフランソワーズの企みを実はリシャールが知っていて逆に罠をしかけているのでは?と思ったんです←方向性は間違ってなかったけど 絶対にミシェルの存在は嘘 あるいはリシャールだと思っていたのが実はミシェルだったとか?そんなことを思っていたんだけど、1幕ラストでフランソワーズと銃を持ったリシャールがもみ合って銃が暴発、リシャールが殺されてじいはビックリ そこで今度は弟のミシェルが怪しい説浮上 実は兄弟が実在するというのは本当のことで、兄を嫌っていたミシェルが黒幕で遺産目当てにリシャールを殺させる→未亡人になったフランソワーズと再婚して殺す→使用人のルイーズと結ばれて家を乗っ取るという話。そんでもって金貸し&弁護士のサルトーニも1枚かんでるor実はこの人が本当の黒幕だったとか……そんなことを思っていたんだけど、これは思いっきり明後日の方向だったみたいですね~~ってか、こんなことを考えつくじいの方が悪人の素質ありってか? 最後は警察署長までグルじゃないかと疑ったりしてたんだけど(苦笑)、結局リシャール・ルイーズ・サルトーニが真犯人で、計画の全貌が明らかになって警察に通報したフランソワーズを精神病に仕立て上げて警察を騙す……とココまで結構イイ線をいってたと思うのよね~~じいの推理力も。で、最後の望みの警察が屋敷から退散して、フランソワーズが超不幸になるというブラックな終わり方をするのかな~と思ったら、、、最後の最後でやられましたね~~実はこれも計画通りで実はフランソワーズ自身も警察=インターポールの刑事で潜入捜査の一貫、ワル3人の方が罠にかかっていたという大逆転で終幕!!!なるほろ~~じいも罠にかかっちゃったよ ただ、最後は悪人が逮捕されてめでたしめでたし という感じはなかったような気がします。じいの勝手な想像だけど、捜査として割り切った気持ちしかなかったのは嘘なのかな~~と。リシャールが連行されていく時に「よく半年も俺との生活に耐えたな」と言ってフランソワーズは「それなりに楽しませてもらったし」とい切り返す。大人の男と女の危険な洒落なんだろうけど、そこにはちょっぴり生身の男女の感情があったのかな~と思ったのよね。ちょっと切なくてもどかしい危険な香り……うふ~~ん、大人だわ。それにしても、、、ワル3人組、既に4人の金持ち女性を騙して財産を奪ってきたと言ってたけど、少しでも綻びが出たら仲間割れしそうなお茶目でおバカな悪党グループな感じがしたのよね~~ルパン等々とはちょっと違う感じかな。

キャストは皆様なかなか濃いメンバーでしたね~~中越典子さん、じいはテレビではタレント役者的なイメージが強いというか、あまり実力がどうのという部分には注目していなかったんだけど、今回初めて舞台を観てなかなか面白い人だな~と思いました もう少し強さを出した方が舞台にメリハリが出ていいかな~と思ったけど(奥様な雰囲気とか、刑事という正体が分かったところとか)、ダメンズに惚れる愚かだけど可愛い女性……って実は違うんですけどね~~そこは結構はまってたと思いますね~~堀内敬子さん!好きなんですよね~~天然なところが可愛くて ちょっとおバカで、いきなり悪態をついて切れるキャラクター、他でもそんな感じの役どころが結構あったりするんだけど、堀内さんだからこそ放つ魅力があるのよね~~今回も素敵でした 山西惇さんとコング桑田さん、声が良く通るわ~~しかもそのまんまのキャラクターというか、山西さんは最初から胡散臭いし(笑)コング桑田さんもオヤジな役はそのまんまというか妙に似合ってるし。警察署長さん、、、最後まで普通にいい人で何故かホッとしてしまいました。

そしてそして、、、もちろん今回もじいの目的はさとしさん やっぱり悪役が似合ってるよ~~最初から最後まで本当の悪人で良かったよぉ~~と変な安心感 いや、褒めてるんですよ~~もうぅ フランソワーズを追い詰めていくところとか話を聞いているだけでマジにイライラしてきて、憎たらしくて、怒り心頭になってくるキャラクターなんですわ それでいて危険な香り ガウン姿に、、、少々?萌えたじいはダメンズウォーカーの素質あり……か でも、こっちが手を出して逆襲しようとしても絶対に敵わないのが分かっているからこそのイライラ感もあって、これぞまさにさとしさん演じる悪役の真骨頂だよな~~と意味不明に納得(笑) そして二役目の弟ミシェルの方はおどおどした弱気でバカがつくほど正直で真面目で素直、真逆のキャラクターを見事に演じ分けてて……でも、ミシェルの時はさとしさんが素で喋っている時の感じに似ていて思わず吹き出しちゃいましたわ もちろんミシェルそのもので素の面影を感じさせているわけではないんだけど、何となくさとしさんならこんな感じになりそうだな~~とか勝手に想像しちゃって ミシェルのツッコミどころ満載のことわざ知識とか……「時は金(きん)なり」とか「親しき仲にも三度まで」とか「蛇の道は蛇(じゃ)」とか、、、あとフランス→仏って書くから「イム」とか言ってるし~~さとしさんには責任を取ってもらいたいことがありますから~~空(そら)のテーブル!でも、今回思い出したのは旭化成のイヒのCMなのよね~~未だに「化」という字を見るとイヒ!って言っちゃうし

いや~~なかなか面白い作品でした。同じサスペンスな話→東京月光魔曲よりは軽い感じだから1回では拾いきれないような謎が随所にあるということもなくてサラッと素直に楽しめる作品。大満足でした☆
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