イラン／不安と期待

外務省：中曽根外務大臣のイラン訪問（5月2日～3日）（概要）
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20090503_115137.html

結局のところ注目はイラン・米国関係だと思うのですが、要はアメリカがイランをテロ支援国家に指定していることがネックになっているのでしょう。イランは国外のシーア派組織に対して影響力を良い方向に行使したり出来ないものでしょうか。テロを支援していなければ、テロ支援国家も何もないと思います。核軍縮の流れが出来れば日本の国益にもなりますし、中東の安定も石油の無い日本の国益となります。宗教の問題・中東の複雑な歴史が絡むだけに、日本に出来ることは現状さほどないと思えますが、中曽根外務大臣・外務省の頑張りを応援しています。

ＭＳＮ産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090427/mds0904270033000-n1.htm
オバマ大統領・ヒラリー国務長官の考えはどうなんでしょうね・・・。なんとかなりそうにも思えるのですが。

ずれゆく争点

自民党細田幹事長記者会見／平成２１年４月１７日（金）
http://www.jimin.jp/jimin/kanjicyo/2104/210417.html

憲法審査会の設置の話が、何時の間にか護憲派ＶＳ改憲派に変化しています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090503/plc0905031932009-n2.htm
憲法の話が出ると、ここぞとばかりに護憲派が過剰反応するのはいつものことですが、そもそも９条を改正しようという話ではありませんでした。野党の同意が必要ない集団的自衛権の解釈変更ですら慎重にならざるを得ない政治情勢で、９条改正は有り得ません。一字一句触らせないというのは、おかしいでしょうという話です。争点を明確化して、有耶無耶にならないようにした方が良いです。とても大事なことだと思います。