観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

泉田路線の看板をぶっ潰せ

2016-10-10 12:20:47 | みんなでやろうぜ
正論11月号「折節の記」(高山正之氏)を読んだ。

氏の言動は自分とは合わないところも多く、特に支持しているわけでもないが、泉田氏に関する記述は注目したいと思う。

産経記事で泉田氏と新潟日報との対立、泉田氏の県知事選の出馬取り止めを知ったが、その背景が新潟日報読者ではない筆者にとっては、今一つ良く分からなかった。今回の高山氏の記事を全面的に信用する訳ではないが、今回の高山氏の記事には、この背景を理解しやすくなるもっともらしい理由が述べられていた。

①公金使い込みで知られた岐阜県庁に出向した泉田氏は使い込みがバレそうになり、新潟県知事になった。追いかけるように使い込み額の補填請求が来たが、とぼけ倒した。

②韓国から危険な改造を施された船(セウォル号と同じだ)を買い、新潟日報に指摘され、キャンセルした。それで億単位の違約金を払った。

泉田路線の継承は果たして堂々掲げるような金看板なのか、新潟日報の読者以外にも、その正体は広く知られていいのではないかと思う。

小池都知事はどうしたいのか

2016-10-10 11:35:00 | 政局・政治情勢
その動向が注目されている小池都知事だが、当然手の内は明かさないだろうから、動きが不透明な部分がある。どうなるかは政治に関心のあるものは関心があるところだと思うので、ちょっと考えてみたい。

まず、考えられるシナリオとしては、自民党に残って安倍総裁の後釜を狙うというシナリオだ。小池都知事が人気を保てれば、総裁選でも勿論有力候補だから、小池都知事もその選択肢は捨てていないと思う。問題は、小池人気がそのままなら、対立候補が厳しいから、このシナリオは表立っては言わないだけで潜在的に自民党有力者に反発があるのではないかということだ。二階氏は自民党を応援していても、首相までは考えていないのだろうから、小池氏を何とか自民党に取り込みたいかもしれないし、安倍総裁も自民党の人気が保てるなら、次が小池氏でも構わないと思っているかもしれないし、総裁から遠い人は自民党に人気があれば、それでいいのだろうから、別に次が小池氏でも構わないと思うが、安部氏の次を狙っている人は、心中穏やかではないだろう。今は小池人気があるから、誰も何も言わないのかもしれないが、自民党が一枚板で小池を取り込みたいと思っているとは考えない方がいいと思う。

次に考えられるシナリオとしては、「小池新党」を創って、安部政権の後釜を狙うというシナリオだ。小池塾はその準備だろうし、都知事選では自民党の公認候補に逆らって出馬しているし、蓮舫とも会談し、維新とも関係のある人物が「小池政権」に関与している。有り得るシナリオだ。

小池都知事としては、「小池新党」で揺さぶりをかけながら、自民党の様子を伺っているのだと思う。まだ、どうするか決めたわけではないのだろうから、こちらも引き続き様子を見るしかないと思う。

個人的には、「改革派」は「改革」を断行する恐れがあり(筆者は原発再稼働に賛成している)、小池都知事のことはあまり信用していないが、朝大の認可を取り消すなど保守的な政策のアドバルーンをあげている(実際にやるかどうかは知らない)ので、そこは是々非々で賛成すべきは賛成したいと思っている。

政権交代可能性を日本政治に持ち込むことは、その理論は認めているが、これまで主張してきたように手放しで賛同しているわけではない(筆者は積極導入論者ではない)から、積極的にどうしようこうしようというのはない。その辺は、積極導入論者が好きに主張すればいいと思う。小池が小池新党を創りたいなら好きにすればいい(先のことは分からないが、恐らく支持しないだろう)し、自民党員として総裁を狙いたいなら好きにすればいいだろう(小池新党よりは支持する可能性がある)。

結局は小池都知事がどうしたいのかという問題だ。

レンホーのやろうとしたことは究極の「内政干渉」

2016-10-10 11:04:49 | 日記
政府が国家公務員の「二重国籍」解消に向けて通達を検討 自民党も立候補要件を変更し二重国籍議員を解消へ(産経ニュース 2016.10.8 09:30)

>政府が、国家公務員の「二重国籍」の解消を促すため、通達などを出す方向で検討を始めたことが7日、分かった。二重国籍が判明した場合、速やかに外国籍の離脱に努めるよう求める内容になるとみられる。自民党も公認候補者を日本国籍のみの保持者に限定する方向で調整を進める。

>このため政府は問題点を整理した上で、二重国籍者が日本国籍を選択する場合は「(外国籍の)離脱に努めなければならない」とする国籍法の努力規定を順守するよう求めるもようだ。

>自民党は公認候補を選定する際の要件に「日本国籍のみを有する者」とする項目を新たに追加することを検討している。候補者公募などでは、応募の条件で「日本国籍を有する」としており、厳格化するのが狙いだ。

現行法下において、速やかな対応をするということだと思う。もっと強烈な対応を求める声もあるようだが、二重国籍者の国民全員を追及するのは大変だし、あまり意味も無いと思うから、この辺の対応は無難で適当だと思う。努力規定しかないのに、怪しい国民一人一人に努力を促す通知を送っても、大変なだけであまり意味がないのではないか。まずはやれることをやることが肝要だ。

自民党が国家議員の二重国籍に問題があると思うなら、民進党の二重国籍はそれはそれで追及すべきだ。特にレンホーは最大野党の党首であり、罰則規定のある法律違反の疑いも濃厚だ。見過ごせるスキャンダルじゃない。法律を作って、再発を防ぐことも、当然やっておくべきだが、外国人が直接政治に関与しようなどと二度と思いあがらないように見せしめで「処刑」することも極めて重要だと思う。レンホーのやろうとしたことは究極の内政干渉だ。穏便に済ませられる問題じゃない。

恵隆之介氏の活動に賛成する

2016-10-10 10:16:03 | みんなでやろうぜ
正論11月号「ペリー文書発掘スクープ!沖縄は黒船到来前から日本だった」(恵隆之介教授)を読んだ。

沖縄は(薩摩が侵攻したから)日本の領土になった(中国の領土であるという正当性はない)という内容だと思うが、県民教育と歴史の改竄を糺し、皇室が沖縄にかけられた温情の史実を復活させるという結論に賛成したい。

沖縄・尖閣を守る実行委員会ホームページから惠アソシエイトメンバー参加フォームで参加の要請ができるので、応募しておいた。沖縄に自ら守る気があまり感じられない現状、恵氏の活動は非常に貴重と思う。沖縄や尖閣を某国の魔の手から守りたい日本国民はどんどん参加すればいいと思う。恵氏は保守論壇に興味があるものなら、知らない人はモグリと言える存在だろう(知らない人は自分で調べればいい)。信頼できると思う。

正論記事によると、中国は「第2回琉球・沖縄先端問題国際学術会議」を開いたそうだが、主催者に人民解放軍と関係のある組織が連なるなど、中国政府が関与しているらしい。これは互いに内政干渉しないとする日中平和友好条約違反ではないのか。これが条約違反でないなら、日本が同じように、台湾・チベット・ウイグルなどを研究する会議を政府が関与して開催しても問題が無いということになる。ダブルスタンダードは許されない。先に手を出したのは、中国だとハッキリ言っておく

ロシア系住民を助けて、中国の夢を阻止せよ

2016-10-10 10:06:17 | 日記
ハッキリ言おうか?

ロシアの内部に入り込み、ロシア系住民を助けて、中国系の浸透を防いで、中国の夢を阻止しろよ。それぐらい出来なきゃ、海千山千の中共の侵略に対抗できるかよ。

中国はそれを防ぐため、安部政権の平和条約を結ぶ動きに、反対の動きをとるだろうけど、騙されるなと言いたい。韓国も反日感情を制御できるなら、日本の邪魔をするんじゃない。中国を日本が牽制することは、韓国の利益にもなることをそろそろ理解するべきだ。「漁船」の体当たりで船が沈められても、まだ目が覚めないのか?

多くの国民が安部政権の北方領土返還交渉を支援してほしい

2016-10-10 07:05:09 | 政策関連メモ
安部政権の北方領土返還交渉だが、多くの保守派が反発しているようだ。

北方領土問題に関して、日本国民の多くが分かっていないことは、日本の主張が詰んでおり、ロシアを説得できるだけの要素が無いということだと思う。サンフランシスコ講和条約で日本は千島列島を放棄しており、ソ連(ロシア)とはサンフランシスコ講和条約を結んでいないが、サンフランシスコ講和条約を日本が破棄する気が無い(冷戦がはじまったということもあり、戦争に負けておきながら、あれぐらいで済んでいる。もし中韓を参加させ好きに言わせておけば、あれぐらいで済んでいただろうか?)以上、請求権を放棄している千島列島や南樺太の請求はできないということになる。北方領土を日本が返還請求しているのは、択捉や国後・歯舞・色丹は千島ではないというギリギリの論理立てからだ。ふっかけて交渉するというのは、無理なのである。そんなことをしたら、気でも触れたかと思われるだけである。国がしている主張には、大抵意味があるのであって、馬鹿だから小さい要求しかしていないというわけではない。日本共産党が千島を要求するのは、サンフランシスコ講和条約を破棄する気だからではないか?全く馬鹿な連中である。

2島先行返還論が出てくるのにも意味がある。北方領土を千島ではないとするにあたって、歯舞・色丹は確かに千島列島ではないから、ロシアがその主張を受け入れ易いのだ。交渉にも相手があるのだから、相手が受け入れ易いところから、通していくしかない。プーチンにも立場がある。ロシアの保守派に「何で千島を放棄している日本が択捉・国後を要求するのだ?」と言われた時に、説明できるだけの材料を与えないとプーチンも納得しないだろう(ただし、「独裁」のプーチンは反対派により配慮する必要はないとは思う。だからこその今ではないか?)。筆者が2島先行返還論より、歯舞・色丹だけ返してもらって、国後(択捉)が欲しいなら、割譲してもらえばいいのではないかと思うのは、そちらの方がよりロシアがより受け入れ易いと思うからであって、それ以上の意味はない。冷戦で対立するための言いがかりを何時までも真面目に守るのではなく、一度ゼロベースで自分の主張を検証してみるといいと思う。

ロシアに経済援助するのが嫌な向きもあるみたいだが、沖縄を返還してもらう時にも、日本はお金を支払っている(NEWS ポストセブン)。武力で占領する選択肢がない(日本は平和国家として信頼されている)以上、お金は支払うしかないだろう。沖縄で5000億なら、当時の物価があるにしても、沖縄以上に北方領土に支払えるのかという観点は有り得ると思う。日本としては、極東ロシアが、明白に日本を侵略する意図を隠さない中国よりは、ロシアのもののままでいてくれた方がいい(中国に北からも囲まれたら面倒くさいだろう。今度はアイヌは中国民族で北海道は中国のものとかぬかしだすかもしれんぜ)ので、極東ロシアを戦略的に支援するのは悪くない考えだと思う。その場合、中国に利益を掻っ攫われないよう、十分注意すべきだ。

ロシアとは平和条約が結べていない。「戦争が終わっていない」ということになるが、何時まで日本はやる気なのだ。日本は天皇陛下の聖断で救われた。負けている戦争を何時までも続けることに益はない。平和条約を結んでいったん戦争を終結させ、日本の国益をゼロベースで考え、ロシアとは新しい関係を築くべきだ。そのためには出来るだけ多くの日本国民の協力が必要だ。何時までも日本とロシアがやりあってて喜ぶのは何処の国だろう?アメリカは日本を理解すると思う

こんなことは政府は分かっていると思うが、これから交渉するにあたって、手の内は明かさないだろう。政府に関係ないものが書く意味はあると思う。