観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

ワシントンから、パンダハガーが消えた

2016-10-29 14:19:39 | 注目情報
月刊will12月号のR.フィッシャー国際評価センター主任研究員と古森義久氏の対談に興味深い事実が書かれていました。

ワシントンから、パンダハガーが消えたということです。

中国に覇権という野望が無い(だから協調しよう)というのがパンダハガーで、長らくアメリカ政治を牛耳ってきたと思いますが、もう既にワシントンでは、パンダハガーは消えているそうです。ドラゴンスレイヤーはワシントンにおいて勝利しているのです。中国のアメリカを攻撃する意図がその武装に表れていることが明らかになってきているからです。

日本政府関係者はそれを知っている(安部政権の行動に表れている)と思いますが、日本国民はあまり知らないのかもしれません。アメリカ政治は日本にとって重要です。民主主義国ですから、国民も知っておいて良いと思います。

左派メディアが知っていても、これまでの言説から白状しないのか、本当に何も知らないのか、知りませんが、willのような保守派はジャンジャンこのような情報を流すべきだと思います。アメリカにも言いたいことはあるでしょうが、それはそれ、これはこれ。アメリカを知ることが重要です。

ヒラリーでもトランプでも、政策担当者がそうなのだから、結局はドラゴンスレイヤー的な行動をとると思いますが、トランプが同盟国への負担を真っ先に言うのは、問題がやはり良く分かっていないのだと思います。現地の同盟国との連携は極めて重要なはずです。(R.フィッシャー氏はトランプを評価していることは付け加えておきます。あくまで日本的な視点でいけば、アメリカによくいるジャパンバッシャーの類型に見えます)

もうひとつ、重要なことをR.フィシャー氏は言っています。(核戦力が圧倒的な)ロシアと(それほどでもない)中国(ウィキペディア 中国の大量破壊兵器 2016/10/29)がガッチリ組んでしまうと中国の暴走に歯止めがかけられない恐れがあるということです。安部政権のロシア接近や(以前記事にした)ヒラリー氏の見解はこれに基づく可能性があります。

だとしたら、ロシアを高く買っていいでしょう。そう思います。

韓国はコウモリかつダチョウ

2016-10-29 13:44:40 | 日記
韓国、中国にも軍事情報包括保護協定の締結提案(産経 2016.10.28 17:33)

>韓国の韓民求国防相は28日、国会の委員会で、日韓間の安全保障分野の情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結に向けに日本との交渉再開の方針を明らかにする一方、中国にも最近、同協定締結を提案したことを明らかにした。

北朝鮮のスポンサーは誰か?誰がどう見ても中国です

韓国は中国の北朝鮮情報も欲しいのかもしれませんが、北朝鮮の後ろ盾が、北朝鮮に都合の悪い情報を流す訳がありません。

中国は嘘吐き、嘘吐きの権化のような国です。will12月号古森義久とR.フィッシャー氏の対談では、北朝鮮の技術が中国製である可能性が強く示唆されています。韓国風情が手玉にとれる相手ではありません。すっこんでろということです。

情報はタダではありません。中国は現実に再三攻撃されている韓国ほど北朝鮮情報を欲していません。北朝鮮がスポンサーに本当にキバをむいたら、終わってしまうから、さすがは同民族、中国に対して口だけ交渉しかしないことが分かっているからです。韓国は情報の対価に何を売り渡すことになるんですかねぇ。中国が欲しているのは、アメリカや日本の情報じゃないんですかねぇ。

オバマ政権は中国の北朝鮮政策に強く言っていません。オバマ政権は外交安全保障で弱腰のところがあるのかもしれません。ただ、韓国がビビってビビってしょうがない(口だけ)ので、北朝鮮をあまり追い込めない事情があることも推察できます。国際社会は韓国のチキンを戒めるか、オジャンになるかもしれない投資は引いた方がいいと思います。首都が人質に取られていることを、韓国はどうしたいのですか?ダチョウ(ウィキペディア)じゃあるまいし、韓国は今おかれている現状を正確に認識し、必要な行動をとるべきです。

日韓通貨スワップと韓国のウォン安誘導の関係性

2016-10-29 13:09:49 | 政策関連メモ
月刊Hanada12月号の青柳武彦教授「日韓・通貨スワップ協定の愚」を読みました。

日韓通貨スワップと韓国のウォン安誘導策には深い関連性があるのではないでしょうか。だから、輸出依存経済の韓国は嫌いな日本に擦り寄りスワップを「提案」している。事実スワップが切れてからは、異常なウォン安は是正されています。韓国は被害者ぶるのが得意ですから、日本が円安誘導しているなどとイガンチルしますが、客観的事実は、日本が円高過ぎたということだと思います。日本は韓国に比べて遥かに輸出依存でありませんから、今度は韓国が輸出依存から脱却する番です。覚悟を決めてください。

中国の露骨な元安誘導をストップさせたい

2016-10-29 12:49:01 | 政策関連メモ
中国、日本国債爆買いの狙い 円に対する人民元安政策か(産経ニュース 2016.10.29 10:00)

> 今年2月、証券業界筋から「中国が日本国債を爆買いしている」との情報を耳にした。財務省の国際収支統計で国別の対日証券投資の動向が明らかになるのは2カ月後で、4月に2月のデータを見ると購入額がかなり減っていた。つい先日、最近のデータをみると、中国による対日債券投資は4月に再び活発化し、6月まで大きな規模で行われたことがわかった(グラフ参照)。(夕刊フジ)

通貨安が国益になるというのが、今の国際社会の常識なのでしょう。だから、通貨安競争という言葉がある。通貨高が国益になるという言説が本当なら、各国が通貨高競争を始めているはずです。

国際社会は、通貨安競争を防ぐため、何が通貨安への誘導なのか、公平公正な議論をして、新たな国際ルールがあるといいのではないでしょうか。

ともあれ、中国が円高に誘導していることは間違いないのでしょう。何らかの対抗措置が必要だと思います。

>中国のどこが日本国債の爆買いを行ってきたのか。大手の国有電力会社だとする見方が有力だ。電力会社は現金収入が豊富で、手元資金を日本の証券会社に委託して臨機応変に売買し、円高投機で大いに利益を稼ぐ。日本の財務省は米オバマ政権の反発を恐れて円売り市場介入に動かないので、投機家にとってはやり放題だ。

オバマ政権とよく話し合うべきでしょう。日本は円高がずっと続いてきたので、自然に円安になり易い下地があると思います。ともあれ、中国の元安誘導は良くて、日本の対抗措置は駄目なのでしょうか?オバマ政権は中国に甘過ぎやしないでしょうか?そんな懸念があると思います。

沖縄「独立派」はお引き取り願いたい

2016-10-29 12:04:14 | 日記
沖縄の「独立派」の動きに日本は呑気に構えているように見えます。独立したいならすれば?そんな気持ちは正直理解できます。嫌なら好きにしたらいい、スコットランドだって投票しているじゃないか、そう思ってしまうのでしょう。

朝日じゃありませんが、だがちょっと待ってほしい沖縄が独立すること=中国の支配下に入るということです。奴ら「独立派」は、スイスのように永世中立国になることなど毛ほども考えていません。それは明らかです。そんなこと全く言ってませんから。アメリカも中国を封じ込めておくのは、軍事上重要ではあるのですが、フィリピン同様、あそこが日米側であることは、日本にとってこそ決定的に重要なのです。独立しないように本土の人間もより気にかけねばなりません。

沖縄の人にもよくよく、よくよく考えてほしい。中国の支配下より、日本の領土(アメリカ側)であることの方が遥かにマシではありませんか?と。奴らは甘い言葉で沖縄を釣ろうとするでしょうが、騙されてはいけません。釣った魚にエサはやらないものです。香港という実例があるではありませんか?(日本はもっと香港に関心を持っていいと思います)半島は北より南の方が遥かにマシでしょう。チベットやウイグルのようになりたいですか?フラフラしててはいけません。中国が希望を持ってしまいます。希望があるなら、侵略は断念しないでしょう。希望を持たせることが、侵略を誘発するのです。キッパリ日本でいることを示してください。しばらくストーカー化する恐れはありますが、日本(やアメリカ)が全力で守ります(日本だけで中国とやろうと考えている訳ではありません。アメリカという世界最強国家がバックにいます。アメリカの基地が多いように感じるかもしれませんが、地政学上、沖縄を守ることこそが決定的に重要だからこそ、沖縄にいるのです。二次大戦後、アメリカが統治したのは、そういう意味もあるでしょう)

高江の農家、ヘリパッド抗議に苦情 県道混乱で生活にも支障(沖縄タイムス 2016年(平成28年) 10月27日 旧暦 9月27日))

沖縄で抗議活動が住民の生活に問題をおこしているとの記事はいいと思います。抗議はいいとしても、住民に迷惑をかけるやり方はいけません。「独立」派は、住民の迷惑など顧みませんシナや属国根性の朝鮮の工作員がたくさん「独立」派に入り込んでいます。日本人サヨクとは中国に降って一発逆転を狙っている浅ましい奴らなのです。つまりはそういうことです。

土人発言?土人は差別用語だと思いますが、不法侵入し罵詈雑言を浴びせかける連中を軽蔑して言ったのでしょう。ちゃんとした沖縄の人が気にすることはありません。誤解を招いたことは良くなかったと思います。

シナ人発言?シナの手先にシナ人と言ったまででしょう。手先じゃない人が気にすることはありません。手先の人は、せいぜい気にして、吠えてりゃいいでしょう。お前らに対して言ったのですから。完全にバレています。

東大教授の沖縄論評が波紋 「挑発的な次のアクションをどう起こすかだ」 琉球新報が掲載
(産経ニュース 2016.10.27 10:53)

>安冨氏は「非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ」と前置きし、「抗議する人々が金網を利用して挑発し、日本警察の本質を露呈させた」と指摘した。

「独立」派が本質を露呈させなくとも、悪い連中に対して、警察が柄が悪くなるのは宿命のようなものです(刑事塾)。ミイラとりがミイラになるのは避けなければなりませんが、「独立」派の本質を警察が露呈させたのではないですか?そう思います。

大事なことは、連中が法を破って(不法侵入している)、治安部隊と戦う連中だってことです。何のために?中国のためです。「独立」するためには、ある種の暴力が必要なのですから、それは論理的帰結です。奴らは、沖縄が中国のものであることを研究し、それを隠そうともしません(産経ニュース 石平氏の記事)。信用してはなりません。沖縄には歴史的に中国派も多かったことは理解しますが、今現在実績を見て、どう考えるか、それが重要です。

どっちが先に手を出したか?それは全体から見れば、「独立」派の連中の方からなのです。沖縄は日本なのだから、現状を変えたい連中はそうするしかありません。狡猾だから、日本から手を出しているように見せかけたいのです。こんな光景どっかで見た事ありませんか?そう、尖閣です。同じ手法でシッポは出ているのですが、メディアがどう報道するかによって、県民や国民の受け取り方も変わります。奴らは宣伝戦に力を入れています。こちらも対抗する必要があるでしょう。日本には報道の自由があるから、独裁国と違って、権力者の言いなりに宣伝戦を展開することは出来ません。ですが、中国の支配下に入って「大本営発表」という中身のないチラシを書きたい報道の自由など毛ほども大事にしていない自分の生活だけの連中はともかく、少しでも報道の自由を大切に思っているメディア関係者は、よくよく考え、理念のため、立ち上がるべきでしょう。そうではありませんか?

フィリピン周辺の海は日本の国民生活に大いに関係があります

2016-10-29 10:12:19 | 日記
フィリピン外相「米との軍事演習は中国の疑念高める」(産経ニュース 2016.10.27 11:01)

>ドゥテルテ氏が米フィリピン両軍による定期合同軍事演習の終了を一方的に表明したことに、「(演習は)中国側の疑念を高めることにつながりかねない」などと述べ、ドゥテルテ氏の任期中の中止を示唆した。

訓練しないといざ有事に対応できません。米軍と共同して訓練することは重要でしょう。中国が国際社会の疑念を高める行動を採っている以上、粛々と対応する姿勢を見せておくことは、戦争を防ぐために必須のことです。中国が疑念を持つとか全くの不十分です中国が奴らはヤル気だと確信するまで訓練が必要でしょう。

>ヤサイ氏は、中国が軍事拠点化を図る南シナ海の問題について、「中国との平和的解決を目指したい」としたうえで、「(演習によって)2国間の交渉がやりにくくなりかねない」と述べ、中国と2国間で協議する考えを示した。

中国と平和的解決???寝言に過ぎません。フィリピンの環礁が盗まれたことをお忘れか?南シナ海で軍事基地を建設しているのが見えない?我々日本人だって尖閣に侵入されて大迷惑こうむっていますが?インドとも普通に競り合っていますが何か?奴らが法的解決(平和的解決)を目指したことは一度もありません。奴らの言う平和とは、俺たちの言うことを聞け、です。

2国間の協議など馬鹿げています。大国に対抗するためには、皆が連携するのが常識です。

>米比相互防衛条約をめぐっては、「条約の義務、取り決めは尊重する。いまなお両国の国益は収斂(しゅうれん)し続けており、(条約を)打ち切る理由はない」

打ち切ったら完全アウトです。フィリピンは単独では中国に対抗できないでしょうから、中国に降るということです。それこそ断交モノでしょう。

>南シナ海の問題に関しては、「わが国の公船が攻撃されたわけではなく、条約が適用されることはない。米国との同盟関係が関わってくることはない。平和的解決を求めていきたい。(大統領の)訪中の目的も2国間の信頼を醸成するためだ」と述べた。

フィリピンがやる気がないことを前提に、どうシーレーンを守っていくか考えなくてはならないのでしょう。

フィリピンの立場で言えば、独力では中国に対抗できず、アメリカも南沙諸島は米比同盟の適用範囲でないとしているので、自力では到底防げないと思っているのでしょう。誰だって負けるのは嫌でしょうから、理解できる部分はあります。日本が助けられる訳でもありません。

アメリカがやる気になることが問題解決に必要ですが、フィリピン周辺の海は、アメリカにとっても軍事上重要ですが、日本にとって民生上より重要なことは明らかです。アメリカ次期政権がどうするつもりなのかは分かりませんが、オバマ政権の軍事軽視の姿勢は明らかでしょう。日本のアメリカへの働きかけが決定的に重要だと思います。

日本国民の生活にとって、フィリピンがどうでるかは、大いに関係があります。何時までも寝ボケてていいのでしょうか?

二次大戦の時に日本は真っ先に東南アジアに攻め込みました。東南アジアの欧州勢に日本を攻めるだけの力があったでしょうか?(簡単に蹴散らすことが出来ました)日本は経済制裁を受けていましたから、蘭印の石油がどうしても欲しかったのでしょう。今、フィリピン周辺の海が脅かされて、中東の石油に安心してアクセスできるでしょうか?欧州・南西アジア・アフリカとの交易も極めて重要です。シーレーンを守ることはそれほど重要なのです。中国のような輩にシーレーンを支配されるべきではありません。陰に陽にどんな脅迫があるか分からないではないですか。アメリカ支配の方がまだ公正なことは明らかです。