観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

安倍政権がメディアに圧力をかけている?

2017-01-03 16:30:54 | メディア
まぁ古いニュースですが、安部政権がメディアに圧力をかけていると朝日ジャーナルで池上彰氏が言ったようです(リテラ記事「池上彰がテレビ局の「忖度」の裏に安倍政権の圧力があることを明言!「テレビ局には連日、抗議と“電凸“が」」2016年7月6日 12時0分で確認しました)。

安倍政権がニュースをチェックしているとしたら、いいことだと思います(国民にどう伝わるか意識するのも大切でしょう)。問題は圧力があるかですが、違うと思ったら、抗議するのもいいのではないでしょうか。別にマスコミは抗議に従わなければならない訳ではないのですから。ビビり過ぎでしょう(道理で本当に規制をやる中国には何も言えないはずです)。もしも行き過ぎた圧力があったなら、マスコミでスクラムを組んで戦ってください。リテラにはペンの力を守る心意気もないのでしょうか。圧力があったと見ている『報道ステーション』の古舘伊知郎氏にしても、TBS『NEWS23』の岸井成格氏にしても、圧力はなかったと言っています。あったと見ているなら、「本当のことは言えないのだろう」などと理解を示すのではなく、公開するよう促して一緒に戦えばいいだけの話です。少なくとも行き過ぎた圧力はなかったのではないでしょうか。だからなかったと言っている。こちらの方が素直な見方です。

高市発言も何となくマスコミが勝ったような感じですが、政治的公平性を欠く報道は良いのでしょうか。マスコミは不偏不党ではなかったのでしょうか。電波利権も既得権益です。政府が電波解放と言ったら、マスコミは困るでしょう。

ネトウヨの電凸も市民の抗議と何が違うのでしょう?ダブルスタンダードは許されません。自主規制するのは、メディアの体質の問題です。必要な報道は断固やる姿勢があって然るべきでしょう。戦って勝ち取った訳ではない報道の自由でしょうが、守るために戦いは必要です。戦いを仕掛けてくる勢力の言いなりになっているとすれば、その体質に対する自省が無くてはなりません。

憲法9条改正をやるとすれば、安保法制の時のような騒ぎとなり、また偏向メディア(失礼)との戦いが起きるかもしれません。普通に考えて、憲法9条改正は正しいと思いますが、(中国のような本物の悪とは戦えない)「平和主義勢力」は、予想通り、反対の論陣をはるかもしれません。そうすれば、国民の支持率もどうしても落ちるでしょう。みんな分かっていると思いますが、戦いはそう遠くないと思いますので、態勢は見直してもいいと思います。偏向マスコミは強敵ですが、国民(視聴者)の意向は恐れていると思います。やはり広く支持を広げるような方向性が正しいと思います。


スキャンダルで政権が揺らがないことは結構重要

2017-01-03 13:57:49 | 政治システム・理論
「菅直人を応援する会」事故損賠、山尾志桜里氏「ガソリンプリカ」…ザル法でやりたい放題のセンセイ(産経ニュース 2017.1.2 11:00)

日本政治も自民党中心ですがいろいろ政治スキャンダルがあって政治家が辞めたりしてきました(基準が緩い(マスコミが甘い)だけで、野党政治家に同等以上のスキャンダルがあることも言うまでもありませんが。利権は少ないはずなのに。利権が少ないからか。)。これからもあると思います。

筆者はあまり元々がスキャンダルに五月蠅い方ではない(ただし、左翼などのスキャンダルが追及されない場合(往々にしてそうなります)中心に、ダブルスタンダードはいかんだろうという気持ちもあり、結構頑張ります。言わない=思ってないのではないのですが、なるべく人の言ってないことを言いたい)のですが、スキャンダルで政権が揺らぐのを見て、大丈夫かなと思っているというのが確かなところです。まぁ、スキャンダルに関して潔癖症なら、実際はどうだかはおいておいて、スキャンダル報道の多い(多かった)自民党支持なんかやっていません。ただ、それでは、スキャンダルアレルギーも当然無視できないくらいある日本政治で支持を固めるのに不都合があるだろうし、実際にあっただろうと思うのみです。今の安倍政権の支持が高いからと言って、あぐらをかいていてはいけません。

多分、安部首相のような世襲政治家の方が、支持基盤が強いため、比較的クリーンでないかと想像します。最近の流れだとレンホーとか山尾とか世襲でない方がやっちゃいけないことをやっている感じです。最初にリンクした記事の管直人もそうかもしれません。鳩山のようにお金を持っていたら、しなくても済む(してても捕まらないように腕利きを雇っている)ということのように見えます。

ぶっちゃけ、政治改革の優先順位は筆者的に高くありませんが、やらないでいいと思っている訳でもありません。政権の安定性が政治にとって、重要なことは明らかですので。報道しなければいいというものでもないでしょうし、独裁国家にでもならない限り、報道を止めることもできません。勿論、独裁国家になるべきでもありません。安倍政権が何時か(安倍政権でなくてもいいですが)、難しい課題に取り組んでくれることを期待したいと思います。

建前論としてのリベラル理解(日米韓のすれ違い)

2017-01-03 12:31:06 | 日記
欧米人のリベラルは結構本気のような気がしますが、率直に言って、日本のリベラルはそれほど本気でないと思います。これは日本の左派が売国主義そのものであることでも分かりますし(リベラルを自称する割には、リベラルとほど遠い中国に何も言いません)、最近安倍首相がリベラルと言われることもでも分かると思います(何で、最近まで、安部首相はリベラル派として登場しなかったんでしょうね?みんな目が腐ってたんですかね?)。

日本人には元々本音と建前があります。推測ですが、欧米の文化文明を輸入する時、日本人は、リベラルの考え方は、建前として認識したのではないでしょうか?だから左派は日本人に対して都合のいい時にしかリベラルの考え方を出しませんし、建前を知る日本人の安倍首相がリベラルの考え方に従って、政策を実行できるのではないかと思います。誤解もあるようですが、安部首相はオバマ大統領みたいなリベラルでは勿論ないと思います。それだったら、最初からリベラルとして登場していますから。

それだと日本人が嘘吐きみたいですが、本音と建前の使い分けはそれほど世界的にも奇異な考え方ではないと思います。ブサイクにブサイク、デブにデブというのが本音で、世界でも本音を言っちゃう人も結構いるかもしれませんが、それが不味いだろうというのは、概ね理解して、社会生活を送っていると思います(多分)。率直は美徳ですが、それを言っちゃおしめえよも美徳ではないでしょうか。

建前とリベラルって本質的に似ている気もします。平等を謳いながら、機会の平等だけで、結果の平等はそれほど現状真剣に追及していませんから。本気でやろうとした(マルクス主義)ところが欧米人の恐ろしいところですが、アングロサクソンの知恵が勝ったのか、今は機会の平等とせいぜいアファーマティブアクションで止まっていますが。本気で平等を目指すなら、遺伝子操作しなければ、嘘だと思いますが、それには手を出していないでしょう?宗教感情が押しとどめているのかもしれません。

平等を言うのは、建前であっても意味はあると思います。その建前が無ければ、機会の平等も保障できないのだから。建前論は、見方によっては偽善ですが、実際に社会を良くもします。

ネット社会は本音社会でしょう。面と向かって言えない本音がむき出しにされ易い(韓国人は追放などと韓国人に面とむかって言う日本人がどれだけいるでしょうか?筆者は寡聞にして知りません)。筆者は、韓国と断交、許さんと激怒している日本のネット社会の本音が、そのまま日本の政策に適用されるとも、適用されるべきとも思っていません。建前のない本音むき出しの人間がどれだけ社会に受け入れられるでしょうか?日本人にはピンとくるはずです。ポリコレ疲れがアメリカで強くなりトランプを生んだ側面があるでしょう。ですが、そのトランプでさえ、あれだけ日本をディスっておきながら、安部首相とはいい笑顔で握手しました。本音と建前という言葉が英語になくても、それは実際にはトランプも分かっている証拠だと思います(勿論笑顔が偽物だとディスっている訳ではありません)。マスコミでリベラルが強いのは周知の通りですし、エリートがイコールいわゆるリベラルではないと思いますが、大体がリベラルの考え方を理解しているのではないでしょうか。筆者は、欧米国際社会の風潮としてリベラルは強いと思いますので、日本が本音で民族差別をすることに危機感があります。慰安婦問題で日本は苦労しました(これからも恐らく苦労するでしょう)。どうして韓国断交で韓国人は追放と言って、日本人が逆にターゲットにならないと保証できるのでしょうか。韓国人は声を大にしてイガンチルするに決まってますし、慰安婦問題に欧米人がさほど興味を示さず、なんとなく上っ面を見て、韓国にウンウン言ったように、そもそもアジア人に興味のない欧米人ですから、次も韓国に同意してしまうと思います。韓国人はあんな奴らですが、まだまだ可能性があるのではと感じて、慰安婦問題を蒸し返そうとしているのでしょう。もう条約問題になっていますが。ともあれ、日韓断交を叫ぶのは、国際関係から見て、危険だと筆者は思います(こういうことを言っても、チョンに都合がいいから、チョンだと認定されるのですが。チョンなんか嫌いだよと本音を言っても、日本人だよと本当のことを言っても、疑心暗鬼に陥った人間には通用しません)。多分、日本政府の人間も分かっているでしょう。

韓国政治ですが、どうも次期大統領は反日になりそうで(産経ニュース 韓国大統領選、有力4候補の「反日度」を測ってみると…誰でも日韓関係悪化 潘基文氏も「先祖返り」懸念/2017.1.3 11:00)。韓国人は、建前なく、本音で生きているように見えます(日本社会で生きていられる以上、まったく分からない訳ではないのでしょうが)。反日が元気の素って訳です。ですが、北朝鮮との統一なんて、本気で信じているのでしょうか?現状を見るに、戦争を始めなければ、統一なんてできないでしょうに。内部崩壊を狙うなら、援助を与えては駄目だし、援助を与える国(中国)に厳しくなくてはなりません。東欧の崩壊に夢を見ているのかもしれませんが、あれはソ連が崩壊したからですし、中国が崩壊すると仮定しても、北朝鮮はあの調子ですから、なんとか粘ろうとするでしょうし、ついにはやぶれかぶれで特攻してくるかもしれません。そうなったら、結局は戦争です。核ミサイルの開発が進めば進むほど、韓国は危険になるのは明らかなのに、危機感が感じられません。北朝鮮との統一がなったらいいねの建前に過ぎないと理解できるのであれば、反日を止めて、平等を建前にすべきと理解できなくもないのでしょうか。いや、1%でも可能性があるようには見えないのですが、論理的可能性はあるのではないかと思った次第です。戦争責任(先の大戦では韓国と戦争していませんが)なんて、条約を結んで終わりにするのがスタンダードですし、実際問題アメリカは終わりにしています。韓国も日韓基本条約(及び日韓合意)で終わりにするのがスタンダードに決まってます。それが分かるのが早いか遅いか永遠に分からないかの違いしかありません。

情報剽窃、盗られるもののない連中の強み

2017-01-03 10:09:54 | 政策関連メモ
ミリ速なんかを見ていて、中国やロシアのサイバー攻撃が強いって意見を見る度に盗られるもののない連中の強みを感じます。

欧米や日本は中露から欲しい情報なんてぶっちゃけそうないし、基本、国際ルールにのっとって正規に情報を入手するつもり(アメリカに情報が筒抜けを心配する声もありますが、企業活動や研究活動で手柄を盗られたりしていないように見えます)でしょうから、サイバー情報剽窃の技術を磨く動機にかけることは否めません。向こう(特に中国)は自分でロクな研究もできないのですから、必死にもなるでしょう。

日本は、機密を守ることに関して、既にやっているでしょうが、真剣になった方がいいと言い過ぎても言い過ぎることはないでしょう。欧米が漏らしていいわけありませんが、日本から漏れたのでは、中国の情報剽窃が問題だと主張しても、迫力がありませんから。勿論、全ては守れないし、コスト面から、守るべきでもありませんが、ハイテクだけは絶対に守る必要があると思います。この辺がやられるとさすがに戦いようがないでしょうから。

インフラを守ることも必要だと思います。ただ、これは同害報復の準備が出来ていれば、とりあえず足りるのではないでしょうか。核抑止と同じで、互いに手を出せないようにするしかありません。

技術って自分がやらないと磨かれないし、攻撃を知らないと防御も難しいと思いますので、自由主義諸国は情報剽窃について意識的に見直す必要もあるのかなと考えたりした次第です。

トランプの意志表明が重要

2017-01-03 09:53:28 | 政策関連メモ
オバマは尖閣が安保対象って言って(ロイター)それは日本外交の大きな成果だったと思いますが、トランプがどうでるかは、勿論気になるところです。

既に会談しているから、その辺は確認していると思いますが、できれば、トランプにも明言してほしいところです。まぁ、改めて否定を明言しない限り、政府の方針は継続されると思うのですが、トランプが意志表明してくれた方が、我々日本も対中で動き易いでしょう。アメリカも一枚板じゃなく、いろいろ言う人もいるでしょうし、トップの意志表明が大事です。核武装国相手に仕掛けようって時に、ケツ持ちがここは対象でないのでは?なんて言い始めたら目も当てられませんから。