観測にまつわる問題

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イスラムの聖地に在イスラエル大使館が建つ?

2017-01-15 22:41:51 | 政策関連メモ
「エルサレムに米大使館」の重大性、トランプ氏は分かっているのか 第5次中東戦争→日本経済に深刻な影響も(産経ニュース 2017.1.15 11:30)

佐藤優氏の言論は今は特に信用していない(最初は面白いと思いました。最近は沖縄とか酷いですね)のですが、今回のイスラエルの記事は気になります。

>筆者は、日本の対中東外交は、自由、民主主義、市場経済などの基本的価値観を日本や米国などと共有するイスラエルの生存権を承認することが基本だと考えている。また、インテリジェンス面でもイスラエルとの関係強化をもっと進めるべきだと考える。

>しかし、テルアビブにある日本大使館をエルサレムに移転することは絶対に反対だ。トランプ氏のイスラエルに対する「贔屓(ひいき)の引き倒し」のような外交を展開すると、イスラエルの国益も毀損(きそん)するような状況が生じかねないと懸念している。

エルサレムはイスラムの聖地でもあり、エルサレムに大使館を置いている国はひとつもないのだそうです。ここにトランプが大使館を移そうとしており、共和党関係者も頭を抱えているとのことです。

イスラエルの自由・民主主義・市場経済といった基本的価値観を共有する論者から、こういう議論が出ることが問題だと思います。

イスラムの敵愾心を煽って、アメリカが得することは何もないのではないでしょうか。日本も同じです。イスラエルだって、イスラムに恨まれるよりは、大人しくしていてくれた方がメリットがあるはずです。

テロリストは殲滅する必要はあると思いますが、イスラムの協力は必要でしょう。ヨルダンもそうでしょうが、クルドだってイスラム教に違いありません。トランプだって魔法使いじゃありません。イスラムの殲滅など出来はしないのですから、ワザワザ恨まれるようなことはしない方がいいと思います。イスラエル非難決議にオバマは棄権しましたが、日本もイギリスもフランスもロシアも中国も賛成しました。トランプが独善的になり過ぎると、味方であるはずの自由主義諸国も困ってしまいます。それこそ、中国の思うつぼではないでしょうか。






慰安婦問題で逆転する好機が来るか

2017-01-15 22:38:51 | 日記
韓国が慰安婦問題で反日を止める気配がありません。反日が元気の素ってのもありそうですが、「勝っている」から止められないというのもありそうです。

用日で金をくれるなら、しばらくは止めるというのはあるかもしれませんが、日本はもう乞食にうんざりしています。援助をして何も良いことはありませんでした。日本も民主主義の国ですから、韓国が日本にしてきたことを思うなら、世論が韓国に対する援助に合意することはないでしょう。

かと言って、親日では命が危ない国です。韓国はもう反日するしかないでしょう。

問題はレッドチームに逝って素直に反日するか(誰も止めません)、ブルーチームに残りながら、反日するかです。バランサー気どりのコウモリ野郎が、味方にちょっかいかけてくるような有り得ない手法が何時まで通用するか試してみるのもいいでしょう。台湾に言及し中国に厳しい姿勢を見せるトランプがコウモリに優しくなれるでしょうか?韓国は自分に都合のいいことだけを見つめてホルホルしてればいいと思います。

さて、慰安婦問題ですが、何故韓国が「勝っている」と言えるのか。それは慰安婦決議や河野談話・アジア女性基金など、日本の「戦争犯罪」を勝者面で裁けてホルホルできてきたからです。「徴用問題」や「靖国問題」・「教科書問題」など全て同じですが、韓国には日本に喧嘩を売らないと生きていけない習性があるのだと思います。日本にとって全く信用ならない連中に違いありません。ともあれ、韓国はこの慰安婦利権を手放せないのでしょう。合意や条約を無視してでも、反日はやらないといけないって訳です。

国民情緒法(ウィキペディア)を克服できる指導者こそが韓国に必要な指導者ですが、どうもそんな指導者は現れそうにありません。現在進行形で国民情緒を優先し、大統領を引きずり落とそうとしているところですしね。大統領は任期を務めあげるのが通常ですが、大統領本人が汚職をしたという証拠があるならまだしも、そうでもないのに、疑惑だけで、自ら担いだ大統領を辞めさせることが出来るというのが、韓国の凄いところです。疑惑を捜査したいなら、大統領が辞めた後にこれまで通りすればいいでしょうに。怪しげなアドバイザーがいたとしても、そいつがどの程度政治に関与していたか検証されている訳でもありません。民間アドバイザーこみでの本人の発言であり、パククネを韓国国民が支持していたことは厳然たる事実です。怪しい奴は怪しい奴、パククネはパククネです。まぁ、魔女裁判の歴史に1ページが加わったということですね。これからもそうでしょう。味をしめた従北勢力はこれからも、自分に都合よく国民を扇動しつづけるでしょう(筆者は従北勢力を指揮しているシナ人は、日本でも活躍していると思いますがね。どうせ日韓離間で保守強硬派を煽ってるんでしょ?中国のマネをしてなどと言ってますよね。左翼には韓国の味方をすべきって言わせているんでしょうが)。

そんな韓国ですが、アメリカに対してはビビってると言えるでしょう。リッパート事件を見るとそう思えます。従北は反米をやりたいのですが、国民はそこまでいっていません。牛肉は米国左翼も理解する(と思った)から、やったのではないでしょうか?日本に対して同様、テロリストを顕彰すればいいのにね。日本もそうすべきかですが、日本は韓国を直接は守っていませんし、経済制裁は返り血を浴びます。多少ビビったところで、ロウソクデモはやられます(牛肉)から、制裁で調教するようなことは考えない方がいいでしょう。そんなことは中露に任せておいた方がいい。奴らは、自国民に対しても、調教が激しい連中です。制裁を全否定する気はありませんが、過剰防衛は中露にまかせておけばいいと思います。それで甘く見て勘違いするなら、それなりの対応をするだけです。あの反米ドゥテルテを生んだフィリピンでも国民の親米は数が多い(親日も多いですが)ですから、基本的にはそういう「甘い」対応は親米政権を生むし生んできたと思います。例外を見て、全体を理解するべきではありません。

日本としては、韓国の反日に対して、これまでの「負け」をどう取り戻していくかです。それには、韓国の「勝因」が何かという分析が必要です。それは、韓国自身の工作と共に、中国の支援(というか、中国の操り人形ではないかという疑惑があります)、日本の左翼・欧米の左翼との連帯、欧米の保守の共感(日本は戦争をした相手ですから。彼らも自身の正義に基づいて戦いました)があると思います。これに日本は抗し切れなかった。この「負け」を容認すると、何時までも謝罪させられ集られることになる(用日相手に金を出して黙らせるのも結局同じことです)ので、「負け」を認めることは有り得ません。必ず勝たなければならないと思います。

敵の内、弱い輪は、欧米・日本の左翼だと思います。中韓は最後まで粘るでしょう。実際に日本は謝罪し、欧米もそれを受け入れていることに注目しなければなりません。オバマも広島に訪問しましたが、安部首相も真珠湾で慰霊しました。日米間に基本的には問題はありません。何時までもギャンギャン喚くのは、特定アジアの連中ということで、間違いありません。それは何故なのでしょうか?同じアジアのライバル意識もあると思いますが、国家成立の正統性の問題も尾を引いているような気がします。

中国において、先の大戦で日本と戦ったのは、国民党であり、国民党の樹立した国家は今、台湾にあります(民進党政権も中華民国政権であることに何ら違いはありません)。中国共産党は、まともに敵と戦わずして、国を盗み取ったに過ぎません。疾しいことがあるからこそ、抗日を強調しなければならないという訳です。民主国家でないから、民衆の目を外国に逸らすため、抗日をやっているということもあるでしょう。いずれにせよ、日本は中国の国内事情に配慮する必要はありません。こういうのは相互主義です。中国が日本に対して配慮するなら、配慮も有り得ますが、配慮しないのですから、日本も配慮する必要はありません。日本は中国に投資していますが、返り血を浴びる覚悟が必要でしょう。とにかく、歴史問題で中国が日本に対し配慮しないなら、日本も中国の歴史問題に対して配慮するなと声を大にして言いたい。中国が増長した(表立って先頭に立つことは避けていますが)のは、日本の一方的配慮があるからに違いありません。その配慮はアメリカの要請があったからという側面も無視できません(アメリカは日中の対立にアメリカが巻き込まれるという言い方をします)が、トランプアメリカにやる気があるなら(シッカリケツ持ちしてくれるなら)、日本はガンガン言っていくべきでしょう。日中の対立にアメリカが仲裁するという構図は成り立ちません。いろんな意味で日本にそんな力はありませんから。日米対中国という構図が必要です。仕掛けるタイミングが重要ですが、日本対中国では分が悪いことは明らかです。このままでは中国に呑み込まれますから。そうなって、アメリカとこれまで通りビジネスが出来るでしょうか?日本がレッドチームに逝って良いことは何一つありません。また、日中平和友好条約の反覇権条項に中国自らが違反しているのではないか?という疑問も有ります。これを攻めるのも良いのではないでしょうか?中国はどうせ「日本の軍国主義ガー」などと日本こそ~と言ってくるに違いありませんが、特定アジア以外のアジア諸国・欧米諸国といったオーディエンスに訴えかける努力が必要だと思います。アメリカは第三国条項があるので、問題ありません。どの道、国際法を守れって言ってるだけですから、覇権でもありませんが。

韓国は先の大戦においてスタート時点において日本に併合されていました。韓国も枢軸国の一因に違いないのです。これは、フランスと状況が違います。サンフランシスコ講和会議に出席を熱望しましたが、呼ばれてもいません。身の程を知れカスではないでしょうか。併合の問題は日韓基本条約で終わっています。慰安婦問題は最終的かつ不可逆に終わりました。破棄したところで、日本はつっぱねるのみです。ムービングゴールポスト韓国に譲歩するだけ馬鹿を見ます。これは信用の問題です。日本は韓国の外国勢力の取り込み(イガンチル)だけ警戒・対応して、「ごめんな、もう終わったことだから」で全部つっぱねるべきです。終わりを認められないこと、ブルーチームどうしで仲良くすべきことが分からないのは、韓国自身の問題です。大体が、慰安婦合意を破棄したら、「日本が性奴隷って認めた」てのも無くなるような気がしますがね。やっぱ売春婦だったって宣伝しようかな。「民間」が。政府が掣肘できないんでしょ?笑っちゃいますよね。ともあれ、親日派をデモナイズして全ての責任を押し付けるやり方は確かに(一方的に大好きな)ドイツに似ているかもしれません。日本が同じことをしないので、不審に思っているというのはあるでしょう。日本は「反省した。事実は(敵味方共に)全部認める。法的にもう終わった。」これで押し通すので悪しからず。

欧米の左翼に対しては、現在の中国の酷い人権侵害に目を向けさせるのがいいのではないでしょうか?当たり前ですが、日本はそんなことをしていません。文化大革命も酷いものでしたが、近年でもチベット虐殺がありました。ダライラマは高度な自治しか主張していないんですがね?まぁ、日本の左翼と連携するから、日本の保守勢力が悪く見えるのかもしれませんが。欧米左翼は安倍首相を最近リベラルに認定しましたが、日本に軍国主義復活を企む右翼は存在しないないし存在しても非常に力が弱く問題にならないことにそろそろ気付くべきです。保守と言われていたものがリベラルに見えるっておかしいでしょう。情報源(日本の左翼)の正確性に目をむけてください。日本第一とか出てきていますが、彼らはホームページで何も主張していません。少なくともこれまでは日本に右翼勢力などおらず、自民党の右(安倍首相)は「リベラル」であったという厳然たる事実を直視しなければなりません。

日本の左翼に関しても、情報源の正確性って何だ?って言いたいですね。慰安婦捏造報道然り(吉田証言が捏造なら、特定アジアに「ねつ造でした。強制連行はありません。」って説明して来いよ。少なくとも奴らとこの問題で連携するべきではありません。本当は反省してないんでしょう?売国奴どもが。)、ヒラリー当選報道もそうですね。トランプ警戒もいいですが、事実を直視しろよって思います。別に保守でもいいのですが、トランプ当選が何故予測できなかったのか、まともな反省を現時点で見たことがありません。当選を当てたって方もノウハウを公開していませんし、自分の考え方に似てるから支持しただけじゃないのって見えます。安倍政権がとりあえずすぐに面会に行って、意見を伝えられるポジションをとりあえずどうにか取りましたが、ヒラリーに何時までも同調していらら、どうなっていたか分かりません。トランプがジャパンバッシングの発作に襲われないと誰が保証できますか。トランプが勝つと予測できていれば(その可能性があると少なくとも認識できていれば)、欧米に同調したトランプバッシング報道もしないか、少なくとも抑えられていたのではないでしょうか?トランプの意見に反対はあるかもしれませんし、それはそれでいいと思いますが、選挙の当落予想の問題は見過ごすことができない問題です。事実を直視できないリベラルなんて何の価値があるのでしょうか?被害があるって訴えてるねつ造ヤローとねつ造BBAに同情するだけのイージーな仕事をするだけなら、サルでもできます。そんなゴミカス我々保守派が潰してやりますよ。これは欧米の左翼にも言えますがね。

欧米の保守派にもいろいろいろいるでしょうが、これまでのところ、積極的に歴史問題で日本に反対した形跡がないように思います(リアクションでオバマの広島訪問に反対を表明したり、気持ちの問題を甘く見ている訳ではありません)。日本はジャパンバッシングをしたアメリカに盲従する忠実な下僕ではありませんが、誰が積極的に日本に反対しているかどうかぐらいは見分けがつきます。慰安婦問題で欧米の保守派を攻めてもしょうがないでしょう。寧ろ、欧米は味方につけなければなりません。