米中もし戦わばにはアメリカの禁輸措置に触れている個所があります。
現代史上、最初に石油を禁輸したのは、アメリカが日本に対してだとハッキリ書かれています(アメリカの強硬措置の事実がはっきり書かれているところが事実を押さえる意味でいいと思います)。その後もアメリカのお家芸だったとも。ナヴァロが通商に関わる要職にある以上、このお家芸は普通に実行される可能性があると思います。
朝鮮戦争で中国に対して石油の禁輸をして、ニクソンが解除するまで、中国にかなりのダメージを与えたと書かれています。アメリカの海軍力は世界一で、地政学的に中国(日本・韓国も同じような位置にありますが)は、シーレーンの維持が困難な状況にもあって(ただし、アメリカが自由貿易を守ることによって、利益も享受しています)、中国はかなりアメリカを恐れているというのが客観情勢でしょう。
日本は中国が機雷による封鎖などを試みたとしても(自殺的ですが)、最悪、アメリカについておけば、アメリカから輸入はできます。
ですが、中国についた場合、グアムなどに米軍が残ってプレゼンスが維持された場合、中国もろとも死ぬ可能性があります。ドゥテルテはどうだか知りませんがフィリピンは親米ですし、ベトナムは反中姿勢がありますし、アメリカが本気を出すなら、日本が裏切っても、西太平洋のプレゼンスは維持される可能性が高いでしょう(日本が味方であった方が何かと便利だとも思っているとは思います)。少なくともトランプがやる気をみせていることは重視しなければなりません。
トランプの保護貿易の姿勢は問題と思いますが、安全保障の観点からの禁輸措置(保護貿易)について、日本はトランプと率直に意見を交換する必要があると思います。
現代史上、最初に石油を禁輸したのは、アメリカが日本に対してだとハッキリ書かれています(アメリカの強硬措置の事実がはっきり書かれているところが事実を押さえる意味でいいと思います)。その後もアメリカのお家芸だったとも。ナヴァロが通商に関わる要職にある以上、このお家芸は普通に実行される可能性があると思います。
朝鮮戦争で中国に対して石油の禁輸をして、ニクソンが解除するまで、中国にかなりのダメージを与えたと書かれています。アメリカの海軍力は世界一で、地政学的に中国(日本・韓国も同じような位置にありますが)は、シーレーンの維持が困難な状況にもあって(ただし、アメリカが自由貿易を守ることによって、利益も享受しています)、中国はかなりアメリカを恐れているというのが客観情勢でしょう。
日本は中国が機雷による封鎖などを試みたとしても(自殺的ですが)、最悪、アメリカについておけば、アメリカから輸入はできます。
ですが、中国についた場合、グアムなどに米軍が残ってプレゼンスが維持された場合、中国もろとも死ぬ可能性があります。ドゥテルテはどうだか知りませんがフィリピンは親米ですし、ベトナムは反中姿勢がありますし、アメリカが本気を出すなら、日本が裏切っても、西太平洋のプレゼンスは維持される可能性が高いでしょう(日本が味方であった方が何かと便利だとも思っているとは思います)。少なくともトランプがやる気をみせていることは重視しなければなりません。
トランプの保護貿易の姿勢は問題と思いますが、安全保障の観点からの禁輸措置(保護貿易)について、日本はトランプと率直に意見を交換する必要があると思います。