三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

防災セミナー

2008-09-19 11:49:28 | Weblog
昨日は財団法人中国移動無線センター主催の防災セミナーに参加してきました。
このセミナーを通して災害時に有用な防災行政無線の重要性をあらためて認識しました。ただ、参加者も多く大盛況に終わったように見えますが、残念だったのが市町村の担当者が来てませんでした。これは、台風が接近していたため庁内での待機となったのでしょう。残念です。

さて、サブプライム問題に端を発しアメリカの大手証券会社の破綻や最大手の保険会社の救済とやらでこれからの世界経済がどうなるのか心配ですね。破綻したリーマンブラザーズの日本法人にしても負債が2兆円もあるとのことでどうなるのでしょうか?
日本人は、お金を貯めることをしますが、お金に働いていただくという認識は薄く楽して儲かるということについてあまり良いイメージがありません。
とある本で載っていたのが、国別の家計の金融資産構成というものがあり、日本は金融資産のうち現金・預金が54%と半数以上で次に保険・年金準備金が28%ということで債権や投資信託や株式出資金は微々たるパーセンテージとなり変動するリスク資産にはあまり興味を示さない国民だといえます。ところがアメリカでは、現金・預金が11%で保険・年金準備金が29%ということで半数以上が債権・投資信託・株式出資金等となりリスク資産が多く日本とは正反対の考え方です。
他の先進国においても現金・預金は30%前後ということで、日本よりは積極的に資産運用をされています。
私も以前、話を聞いたことがあるのが、海外の保険会社でお金を集めて積極的な投資をするので利息がかなり高いのでやらないか?と。お金を働かせなければならないとかなり長時間お話をお伺いしたことがありました。その投資がメインの保険会社での利息が高い理由としては、環境分野に積極投資を行っているとのこと。たとえば、アメリカではとうもろこしをそのまま売るより、バイオ燃料に加工した方がかなり儲かります。それを事業として行いたい方を見つけ、その方の事業が本当にできるかどうが精査して、良ければ思い切った投資をして大きな見返りを求めるので利息が大きいとの説明でした。
そういう話とか先ほどの、日本以外の国では積極的に個人投資家がリスク資産を運用していることを私的に無い頭で考えてみると疑問が浮かびました。
たとえば、世界の各家庭の資産が平均100円しかないとすると、儲かる方も居れば必ず損をする方も居ます。単純計算で考えると、半数の家庭が儲かって半数が損をしていると思うのです。
この考えていくと、半分のリスクを負うようなリスク投資をなぜ積極的にできるのか?という疑問が出てきます。
そうすると、思いつくのが世界のお金はどこかで増えていることになります。
今や飛ぶ鳥を落とす中国がかなりのお金持ち国家になりつつありますが、世界のお金が増えないのであれば、世界のお金を中国に集めたことになり他の国の資産は相当減ってきているはずです。
また、いつかリスク投資が破綻するような気がします。

私はこのような勉強をしていませんし、株式投資も行ったこともありませんので疑問が浮かんでおります。
今日はこのような疑問をだらだらと書いてしまいました。
オイルマネーも減ってきています。
そのお金はどこに行くのでしょうか?
コメント
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