畑~食卓まで

自家菜園で作った野菜を使って、食べるまでを見せましょう。健康の源は食にあります。

mio club コミュニケーション会に参加しました。

2009-05-21 21:59:11 | Weblog

20日宇佐市で開催された、コミニ会に参加しました。米、麦、大豆をテーマに、生産者の方々との交流をしつつ、郷土料理の研究家である 金丸佐佑子先生の指導のもと 学習してきました。

          http://mioclub.net/   メイド イン おおいた

メニュー ①あみ飯   干しあみで佃煮を作り炊き立てのご飯に混ぜる。
      ②呉汁     戻した大豆を潰して汁を作る。
      ③柚子豆   柔らかく煮た豆と柚子の皮を甘く煮る。
      ④大葉餅   炊いた餅米で餡を包み、大葉を巻く。 

どれも 昔から宇佐地方で食されていた、先人の知恵がタップリ入ったものでした。これから暑く食欲が無いときは、千切り大葉、かつお節、茗荷等を混ぜ合わせ醤油をかけた物をご飯の上にかけるだけで とっても美味しくいただけます。

               

柚子豆は甘く柚子の香りが良いのでオヤツ感覚で食べられます。
餅は巻く葉を変える事によって、季節のバリエーションが広がります。

               干しあみに調味料を加え、汁気がなくなるまで、炒りつける。これをご飯に混ぜる。又煮豆に混ぜても美味しいです。

  懐かしいカマドがありました。  地下には 味噌蔵もあり生活の知恵が 
一杯詰まった とうがらし工房です。
                                    

金丸先生は、地域に伝わる料理つくりを通して、味の伝承活動をされています。
お金を出せば簡単に食べるものは手に入りますが、お金が無くなったら さぁ
どうしましょう?食は大切な文化です。先人が作り上げた知恵を、実践してみませんか。お金をかけるのではなく、手間をかけてみませんか。 

今回生産者との交流もあり、農産物を生産する事がいかに大変な作業であるか、頭の下がる思いでした。消費者は、有機栽培 無農薬を求めるけど、価格が高いと
安い方に手が出る傾向があります。農薬を使わないと、其の分手が掛かります。
高齢化が進む農産地のこれからは、日本全体の問題と思います。          今回学習した事をこれからの、暮らしの中で実践しようと思った次第です。
スタッフの方々、ミオクラブの方々、県の職員の方々、生産者の方々 大変お世話になり有り難うございました。                                 

    金丸佐佑子著    「おいしさ以上のもの」
         西日本新聞社発行  092-711-5523                           

コメント (4)
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