畑~食卓まで

自家菜園で作った野菜を使って、食べるまでを見せましょう。健康の源は食にあります。

郷土の風習

2010-01-04 23:00:36 | Weblog

  結婚して、初めて夫の実家でお正月を過ごして
    県が違うと食文化がこんなにも違うのかと、色々経験しました。

     中でも 今も大いに役立っている物が有ります。

  それは、 お雑煮が残ったり、おせち料理が残ったらどうするか?
     って 問題に対する答えです。
 
  宮崎県えびの市では、1月7日に、その年に新一年生に 
    なる子供が、重箱を持って、近所廻りをする風習がありました。

   子供が訪れた家の当主が お祝いと、重箱の中に <ななずし>
      を入れてあげるのです。

   義母が <ななずし> を作ると言ったので てっきり ちらし寿し
      と思っていたら 全く別物でした。

       

                 ななずし 再現してみました。
   
   そうです、おじや に見えるでしょう?

       お雑煮の汁の中に、残ったおせちを小さく切り
          御飯と共に煮るのです。

   良く考えると 七草かゆ と同じ日ですね。
       食べ物を残さず大切に頂きながら、疲れた胃を労わる
          そんな 意味もあったのでしょうか。

  子供が少なくなった今も、残っている風習かどうか定かでは
    ありませんが、お蔭様で、お雑煮も御節料理も
         残さず頂いています。先人の知恵ですね。
       

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年の初め | トップ | 七草かゆ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事