昨年に製作した TU-882R 真空管 ヘッドホン・アンプ ( キット ) に梱包されて来た真空管は、
GE 5670W でした。
興味本位から旧ソ連製の 6Н3П-E ( 6n3p-E ) という球に刺し変えて楽しんでいます。
( ロシア語 6Н3П-E を英訳すると 6n3p-E となります。)
この 6n3p-E は見た目に精度が高そうで美しい球です。
特に足回り ( ピン ) が大変奇麗です。
眺めているだけで " ウットリ ... "
さて今回の本題に移ります。
今回は同じ 6n3p シリーズでも末端の記号が違う 6Н3П-ДР ( 6n3p-DR ) を使う事に。
( ロシア語 6Н3П-ДР を英訳すると 6n3p-DR となります。)
6n3p の後に -DR が付くのは何の意味でしょう?
信頼性・耐久性が高く、雑音が少ない 「 宇宙や データ 通信 」 に使われ、事前に選別された特別な球とあります。
以前から使っている 6n3p の後に -E が付くのも同じようなことを書いてあるので -DR との違いがいまひとつ分かりません。素人にでも分かる -E と-DR の明らかな違いは ガラス 管の ペイント・デザイン と少しの値段差でしょうか。
早速、仕入れた旧ソ連製の球 6n3p-DR の画像 ↓ です。
入れ物はオリジナル、昔の駄菓子屋の箱みたいな感じ!
↓ 球の見た目は、さすがに精巧・精工に造られているようです。
こちらも足 ( Pin ) の メッキ が実に奇麗です。
そして 6n3p-DR へ入れ替えて試聴!
ハマりますね ~
音の違いは ?
それはさて置いて、
Jazz, Vocal, Classic, Pop じっくりと楽しめそうです。(^ ^ゞ
※ TU-882R キット、オリジナル の GE 5670W ( 双三極管 ) と互換性がある球 ;
( 下線太字 の球は交換して試聴済 )
GE 5670W ( キット・オリジナル の真空管 )
6n3p
6n3p-EV
6n3p-E
6n3p-DR
WE396A ( 2012. 09. 26. 遂に WE396A を入手! 最新記事参照! )
2C51
ECC42
6385
真空管は手軽に差し替えて違いを確かめられるのでいいですね。昔の無線機ではFETもソケット式で差し替えられるようになった物もありました。受信部初段のFET交換して感度やS/N比を比べたり出来ました。
アナログはやはりいいですね。
鎌倉、江ノ島へ遊びに行っていてコメントが遅れました。
部品個々の差し替えが簡単にできるというのは大きな長所ですね。
最近の機器は故障した基盤ごと差換えということが出来る機器も多いですが、
部品を一個から簡単に差換えれるのは無駄が無くてエコですね。
しかも交換前後で個々の部品の性能を比較できます。
そういえば私の 同期検波器 Sherwood SE-3 の一部 FET もソケット式で交換可能です。
交換後は調整が必要だそうですが .. (^ ^ゞ
アナログ好きには真空管で遊ぶのは楽しいことです。
左右の真空管を別のものにすれば、その球の違いが明瞭に出るのではないかと思っています。
でもそれを実行するのは、あまりに露骨で品がない感じで躊躇していますが ...