ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

運命を分けたザイル

2005-03-01 | 映画・テレビ・演劇
先日一人で「運命を分けたザイル」という映画を観に行った。

この映画は、世界中で大ベストセラーを記録したノンフィクション文学「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」を映画化したものだ。

山好きな人は必見の映画だ。山好きではなくても、ドキュメンタリー好きな人も必見だ。
どちらでもない人でも、観ればあの大迫力に圧倒されるだろう。

この映画は、2004年イギリス・アカデミー賞最優秀イギリス映画賞を受賞している。

私は原作を読んだことがなかったので、当然どんな話なのかも知らなかった。
ただ、タイトルと「このザイルを切らなければ二人とも死んでしまう-」というフレーズで、だいたい想像はできる。

が、しかし。この映画はその想像を超えていた。
「奇跡の生還」という一言では済まされない。果たして、これは奇跡なのか?
強靭な体力と精神力を持っていた彼だからこそできたこと。

とにかく怖い。怖すぎる話だ。そして切ない。
閉所恐怖症の私としては、クレバスの中にいるというだけで失神してしまうだろう。

「本物の雪嵐の中、本物のクレバスに入り、悪天候の中、実際の雪山で夜を過ごしながら撮影した」というだけあって、迫力ある映像に息を呑む。

本日(3/1)の18:50の回上映終了後、片山右京さん(レーシングドライバー/登山家)のトークショウがあるそうだ。
詳細は、公式HP「運命を分けたザイル」を参照下さい。

現在発売中の“山と渓谷”3月号の第2特集「実録! 奇跡の生還」にも紹介されているそうだ。

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