ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

だんだん老いていく自分に・・・

2019-12-15 07:47:39 | エッセー

 年齢ともに加齢によるさまざまな現象が現われるが、私はもっとも嫌いなのは

神経が鈍麻になることだ。親しい友人達にはそんな人はいないが、残念ながら

高齢になると面倒くささも増して、だんだん増えてくるようだ。

また、「もう歳だから、お化粧なんて」「今さら何をやっても・・・」、私はそんな

タイプになるのは美意識が許さない。そのため、いろいろ工夫し努力すると、それらの

効果は即顕著に実感できるから楽しい。自分自身が実験台なんて、こんなに面白いことはない。

 

 見かける若い人達は、本当に生気に溢れ輝いていて、最近はスタイルも顔立ちも昔とは

違ってきてホントキレイだ。でもどんな人でもいずれは誰でも差別なく年は取るのだと思うと

若い人が羨ましいなどと、私はこれっぽっちも感じたことはない。

 文学少女で感受性が強かった私は、自分がお婆さんになるなんまで生きるなんて、とても

信じられなかったが、今考えると若さゆえの傲慢さだった。プロ意識としての心身両面の研鑽

は言うまでもないが、髪を染めたり、お肌の手入れをしたり、メークをしたり、毎日着るものを

選んで着たり、ファションの流れをある程度意識し・・・などなど年齢を増すほど、やることが多くなる。

 

 人間が古いのだから、いくら良いものでもあまり古色蒼然とした身なりはしたく

ない。高価なものは買わないが、時折新しいものを買うが、最近はビビッドなカラー

は全然着なくなった。あまり派手だと余計に年齢を感じてしまうから。

 いずれにしても・・・もしかしたら、100歳まで生かされてしまうかも知れない

ので、できるだけシックに、でもある程度華やかに、年齢を重ねたいのが理想だけれど。

こればかりは自分の努力だけで叶えられるかしら?ナーンテ考えた午後だった。

コメント
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