本日は暑い一日でしたがサンアゼリア企画展示室で
女声練習を行いましたのでご報告いたします。
指導は藤井冴先生、伴奏はユリエ先生でした。
まずは「デュルフレレクイエム」の最終曲から。
№9 In Paradisum (天国にて)
練習番号101から曲終わりまでのアルト1の音をソプラノ2が一緒に歌う。一部➨練習番号102「æternam habeas re」の部分はソプラノ本来の音を歌う。と藤井先生から指示がありました。お休みされた方は楽譜への記入お願いします。
- 最初のソプラノソロの部分は積極的に演奏してほしい、入りの「In Pa」の2度の移動がすでに狭く低い、それ以後の2度の音の変化でも、広がりを持って歌って!
- 最初のリズムは4/4で、練習番号99では3/4となる。この変化を数えて演奏する。また練習番号100でも2/3となりリズムを感じて。
- 音取り後、言葉を付けて歌いました。
- 練習番号102の「paupere」は意外と早いのでしゃべる練習をしてください。
№8 Libera me (私を救いたまえ)
- 最初バスパートのソロ、テノールパートが加わり、練習番号82でアルトパート、練習番号83でソプラノパートが加わります。
- 上の部分にはAnimando poco a poco(徐々に活発に)の記号が書かれています。以後練習番号84(Animato 速度記号 元気に活き活きと)まで徐々に速いテンポで歌ってゆく。
- 練習番号83のソプラノ、休符が無い部分「Dun veneris judicare saeculum perignem」では休まず切れ目なく歌う。
- 練習番号85でバリトンソロが歌い、練習番号87では四声揃って同じ音で歌い始まる。
- バスパートソロが始まり、練習番号90で四声ユニゾンでfffで歌う「Dies illa」
- 練習番号93では速度記号Piu lento(急速にゆっくり)でソプラノパートソロ歌い始める。音量少ない指示ですがソプラノははっきり言葉をしゃべること。練習番号94の手前の2拍は体が広がるような響きを上に感じて切る。
- 練習番号95からはテンポプリモ(最初のテンポ)でユニゾンで四声が歌い始める。言葉「Libera me」は決して途中で切らない。
- 練習番号96の最後の小節は、音を切る瞬間をはっきり。
- 練習番号98ではテノールパートとアルトパートだけになるが、ゆっくりしない、言葉はっきりその前のテンポを守る。
№6 Agnus Dei (神の子羊)
- 練習番号66、「Agnus Dei」を歌う時、レガートが必要
- 全体に発語が遅い「qui」はもっと早くしゃべって。「Mundi」のU母音が聞こえたい。
- ソプラノは眼球全体から声が出るような感じで歌って。
№1 Introït (入祭唱~kyrie)
- ソプラノは口を縦に、横に広げない。
- 練習番号4のソプラノ、三連符の言葉をさらっとしゃべる。
- 練習番号5のアルトは三連符しっかり入れるように「exaudi」練習してください。「omnis」は三連符だが間の音が抜けないように練習して。
- 練習番号7のソプラノ、入りの「Requiem」は「R」をその音で巻く。低い音で巻いたりしない。
- ソプラノ練習番号9の手前の音は上方向に音を広げて上向きに切る。
次の練習は
8月4日(日)1時半からサンアゼリア企画展示室
「デュルフレ」全体練習を行います。
指導:佐藤圭先生 伴奏:岩下真麻先生
18日のマエストロ稽古に向けた全体練習です。
復習を必ず行い、音取りが出来ていないことの無いようにお集まりください。