12月22日、マエストロ練習を行いました。
発声練習をした後に、フォーレ“レクイエム”についての
マエストロからの解説がありました。
詳しくは、本日配布した資料をご覧ください。
ダイナミクスの変化については、ベートーベンの匂いを感じるとのこと。
どんな音色がふさわしいか考えて歌うこと。
ベタッとしたピアノの音色にしないこと、など話されてから合唱の練習をしました。
フォーレ“レクイエム”
5番“Agnus Dei”
6番“Libera me”
7番“In Paradisum”
デュルフレ“レクイエム”
8番“Liberame”
9番“In Paradisum”
をご指導いただきました。
共通した指摘
○出だしの音、子音を先に出して母音を拍に合わせて歌う。
○子音の音程は続く母音の音程で歌う。(下からしゃくらないようにする)
○語尾の切り方は、原則は内切りにする。
5番“Agnus Dei”
最初のパートソロは“ラ”音の響きに気を付けて下がらないようで歌う。
2回目のパートソロは、“ド”音に気を付ける。
練習記号Eからテノールの音が突出しないように他のパートと合わせるようつぶ
やくように歌う。
69小節(練習記号F、9小節目ド♯(cis))の音は目立たないように歌う。
ベーレンライター版以外の方は楽譜を直しておいてほしいところがあります。
主に全音版と比較しました。
※5番“Agnus Dei”
8小節“qui tollis”の前でブレスをします。
14小節(練習記号Aの1小節)終わり“dona”の前と16小節の最後“
requiem”「,(ブレスマーク)」がありますので必ずブレスを取ってください。
20小節(練習記号Bの2小節目)にもブレスマークがあります。
26小節目(練習記号Bの8小節目)“mundi”の後ブレスマークがあります。
(全音版にはありません)この後、sempre fで29小節の初めの“eis”の“is”
までfです。
2回目のテノールパートソロ、33小節(練習記号Dの3小節前)“tollis”の
後、36小節(練習記号D1小節目前)“dona”の前と後ろにブレスマーク
(,)があります。
練習記号E、ソプラノにp dolce sempre(全音版にはpが付いていません)、下
3声はPP
66小節(練習記号F、6小節目)はf sempreとなっています。(全音版はff
sempreです)
※6番“Libera me”
37小節(練習記号C1小節目)ソプラノとアルト“tremens”の後にブレスマー
クがあります。必ず切って次の“tremens”に入ります。
99小節)(練習記号G1小節目)にsempre pがあります。(全音版にはありま
せん)
大きくなりがちですので要注意かと思います。
115小節(練習記号Lの7小節前)はf sempreとなっています。
○言葉の「,」が違っているところがあります。
54小節からの言葉です。
『dies illa、dies irae、calamitatis et miseriae, dies illa dies
magna et amare, amara valde,』
70小節からの言葉です。
『Requiem aeternam aeternam dona eis,Domine:』
※7番“In Paradisum”
12小節“suscipiant”の前と20小節“Jerusalem”の前にブレスマークがあり
ます。
38小節にクレッシェンド、39小節にディミネンドがあります。
以上の練習録音をHP団員専用サイトにアップしました。
欠席された皆様は必ずご確認いただき
楽譜への記入をお願いします。
次回は新年2015年1月5日
マエストロレッスンを行います。
1時半声出し 企画展示室
遅刻されないようにご参加ください。
携帯電話は音が鳴らないように、マスク着用は自由に判断をして下さい。