古澤先生に「讃歌」No.10と日本語曲をご指導いただきました。
参加者は、TとB合わせて20人でした。
発声では、胸を高く保ちあばら骨を開いて保持し、Tは声が前にストレートに出ないように後頭部に引き上げるように発声する、Bはノド声にならないように息の流れを感じて歌う、などのご指導を受けました。
No.10 Schluβchor (最後の合唱)
・テナーは音取りの時は、音量を半分程度にして、裏声的に楽に声を出すようにし、怒鳴らない。
・単語の最初と最後の子音をはっきり発音すると、ドイツ語らしいリズムが出て、それらしく聞
こえてくるので、意識して行う。
・冒頭の「Herrn」「Macht」等は、拍の中で言い切り、特に「cht」ははっきりと発音する。
・「e」の長母音は、「エ」よりも「イ」に近く発音する。
・全体にわたってフーガの作りになっているので、自分の出だし部分ははっきりと、それ以外は
主旋律のパートを引き立てるように歌う。
・和声になっている部分は、和音を意識する。
・歌詞に「,」がある箇所は、区切りか、息継ぎを入れる。
・冒頭の「Völker」の「r」は巻かずに、「フェルカー」と発音する。
・75小節以下に出てくる「Danket dem」の「t」「d」は、それぞれはっきり発音する。
日本語曲 (メンデルスゾーン歌曲3曲)
・演奏は、「雲雀」「緑の森」「歌の翼に」の順。
・「雲雀」は冒頭に4小節のピアノ伴奏があるので、注意する。
・「うたう」は「うとう」と発音する。
・「緑の森」は冒頭に5小節のピアノ伴奏があるので、注意する。
・強弱を意識する。
・「歌の翼に」には、テンポに乗り遅れないように注意する。
10月22日のマエストロ佐藤宏充先生のご指導では、様々なご指摘を受けました。
当日欠席者は22日のブログを必ず参照し、必要な事項は楽譜に転記(特に練習番号)するようにお願いします。
次回11月19日(日)13時からソプラノⅡのパートリーダーによる補講(これまでの音取りなど)、13時半からいつも通りの女声練習を行います。13時半からは佐藤圭先生のご指導で、「讃歌」No.10と日本語曲の音取り・歌詞付けをしますので、皆さまのご準備よろしくお願いします。なお、会場はサンアゼリア展示室です、お間違いのないようにお越しください。