14日はマエストロの指導で「モーツァルト・レクイエム」の後半を練習しました。
マエストロから
『皆さん、フレーズの歌い終わりのハーモニーがいい加減になっています。
この点に十分注意して歌い終わりまで諦めず、しっかり歌い終われるよう練習してください!』
との最初の指示がありました。
№8 Domine jesu 〈主イエス〉
- 練習番号Kからのソプラノの難所はオクターブ飛ぶ音。飛び越すくらいの勢いをもって音を出す。フォルテからピアノに変化するのでゆっくり練習してから早く体を使って歌えるように練習が必要。言葉の意味も考える「de poenis]は罪[inferni]は地獄
- 練習番号Lで転調されるが、そのハーモニーを感じて全パート演奏する。
- 16小節「eas」の「as」四分音符、17小節「oreleonis」の「nis」八分音符の違いを明確に!
- 練習番号Mのテノールから始まるフレーズの難所は7度下降する音「Ne absorbeat」の難しさ。歌いにくいが2度上昇と考えると解りやすい。そう感じて全パートきちんと歌えるよう練習してください。
- 51ページアルト28小節「cadant」の16分音符飛ばさずしっかり歌う。
- 練習番号Oは歯切れよく「quam olim Abrahae」言葉はっきり歌う。
- 練習番号R62小節「Abrahae」の四分音符は長さ分しっかり伸ばさないと八分休符のあと「promisisti」を早く歌ってしまうので注意!
- 練習番号Sからのソプラノ「ejus」の四分音符を短く切り「et semini」が出遅れないようにする。
- 55ページの2小節目ソプラノ「ejus」の細かい音はin tempo で歌えるようにしてください。
- ラストから4小節前のソプラノ「et semini ejus」も出遅れない事。
№9 Hostias〈賛美の生け贄〉
- この曲は舞曲と思って歌ってください、一拍目が重く、そして2拍目3拍目は軽く歌うのです。
- 前奏でテンポを捕まえ歌い始める事が大事です。
- 57ページ32小節「laudis」の「dis」は強く歌わないで!
- 練習番号Y、最初の音のハーモニー、58ページ3小節目の「illis」最初の音ハーモニーは決まりたい。
- 練習番号Z入りの「Fac eas」音が大切。
- 61ページ練習番号C75小節下三声の「promisisti」は「O」母音で指揮が合うように。
- 62ページ最後の「et semini ejus」ソプラノだけで入る所はフォルテで元気に音程高目で歌いましょう。
№10 Sanctus〈聖なるかな〉
- 63ページ3小節目のハーモニーが美しくない。正しい音でお願いします。
- 4小節目フレーズ終わりの「S」を早めに言ってください。
- 64ページ最初の小節、全ページから数えて三度目の「gloria」の前には全パート、ブレスをして下さい。
- Allegroに入って付点四分音符が伸びないように歌ってください。主に「celsis」の「cel」の音符。
- 65ページのラストはゆっくりしません、in tempo でお願いします。
№11 Benedictus〈祝福されたもの〉
- ソロから始まるこの曲ラストに合唱の「Hosanna」があります。細かい音のメリスマは最初の音符にアクセントをつけて後は軽く歌うと良い。練習してください!
- ラストの部分はゆっくりします、指揮を見て!!
№12 Agnus Dei〈神の子羊〉
- 73ページの2小節目、ソプラノ装飾音符は「八分音符」2つに分けて演奏する。
- 73ページ23小節、75ページ1小節目「mundi」のハーモニー美しく作ってください。
- 45小節「em」のハーモニー、51小節「nam」のハーモニー大事に歌って!!
- 79ページAllegroからのメリスマは全くバラバラに歌っているので、出来るだけ揃えて歌う事を課題として練習してください。
以下の音源を参考に練習してください。
Aグループ
https://s.mypocket.ntt.com/FOjIKJ
Bグループ
https://s.mypocket.ntt.com/FezvqQ
次回 3月20日(土・祝)もマエストロにご指導いただきます。
1時20分からB班3時からA班に分けての練習になります。
体調管理をしてご参加下さい。