本日は『和光市民合唱団第29回定期演奏会~2022年4月24日』
第一部に演奏する曲をソプラノ、アルトに分け、パート練習を行いました。
2019年度第27回定期演奏会がコロナ禍で中止となり、2021年度第29回定期演奏会に繰り越しました。
ほぼ完成していた曲目ではありますが、2年前のことなので忘れている方も多く、
新たな参加メンバーもあり、学び直しには良い時間となりました。
佐藤圭先生の的確な指導で最後までの音取りと言葉付けが終了しました。
お休みされたメンバーはブログ参考に自習宜しくお願い致します。
圭先生から以下のご注意があり、最初は「YO」で、続けて音符での歌唱練習をしました。
「和光市民合唱団には、更に音を正しく歌って実力アップしてほしい。その為に音名で読みましょう!」
● Intende voci D963(通称:朝の祈り)
歌詞:Intende voci orationis meæ, rex meus, et Deus meus quoniam ad te oravo,Domine.
「私の祈りを聞いて下さい、私の王、私の神よ!主よ、あなたに祈りたいからです!」
- 言葉について:「ci」の発音は縦に長い口で「チ」
「orationis」の「ti」は「ツィ」
「meæ」の「æ」は口の形を変えずに「エ」
「quoniam」の「q」は「ウ」の口の形を作ってから言葉をしゃべり始める。語尾の「m」は唇をはじく。
- ブレスの位置について:カンマの付いている個所ではブレスをする、もしくは意図的に切って歌う。
特に281小節のカンマの後。241小節「Intende」の後。109小節「intende,intende」の間。114小節「Intende」と「Rex」の間。54小節「Intende voci, Intende voci,」の間。
- 発声的に:ソプラノ➡57~9小節「orationis Intende」の高く長い音は繋がっていると思って歌う。ブレスをしたり 切ったりすると体を作り直す必要があり、音が変わってしまったりする。
アルト➡65~7小節「oravo,Domine.」は深い声で。123小節「quoniam」はリズム注意、192~4小節は繋いで歌う。217小節「 ad te Domine」はシンコペーションなので「Domine」をはっきり歌う
- 音符を切る時:正しい長さで切る事、例えば63小節の四分音符は、四分音符の長さで切り、響きが残らないようにする。多分、体が緩んだり口が緩んだり、意識が緩んだりしているのだと思う。
- 音が取りにくく練習を重ねる必要がある箇所(音取り配信音源などで各自練習してください)HPにQRコードあり。
ソプラノ➡65小節「ド音」、69小節「シ♮音」、82小節「ミ♮音」、85小節「タイで結ばれたシ音」、94小節「レ♮音」、130小節「ソ♭音」繊細に音取る、131小節「ミ♮音」狙って取る、240小節「ド音」、246小節「シ音」、265小節「ラ音」、277小節「ファ音」
アルト➡207小節「oravo」の「レ音」、211小節「Domine」の「ソ音」。
● ミサ曲第6番 Agnus Dei(神の子羊)
- 89ページ88小節アルト、カンマでブレス。
- 42~46小節のソプラノ、八分音符の部分はぬるくしゃべらない!
- 45小節アルト、カンマでブレス。
- 91ページ、練習番号からのソプラノ、「Agnus」はっきり出て!
- 練習番号Cはアルトの見せ場であり、しっかり練習するように。
- 92ページまでは八分音符をくぎを打つように歌う。軽々しく歌わないで!
- 93ページからの「Dona nobis」はビート感を持って演奏する。
- 97ページ、164小節アルト、「pacem」音とリズム注意。
次回11月6日(土)は1時半から4時半「女声練習」をサンアゼリア企画展示室で行います。
藤井冴先生の指導で「Intende vociー朝の祈りー」「Ave Maria」をご指導頂きます。
コロナ感染に十分注意をしてご参加下さい!