山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

八ヶ岳 赤岳の頂へ 2012夏 2

2012年09月18日 04時48分51秒 | 八ヶ岳
赤岳への前進基地、『行者小屋』で、その背後に聳える屏風のような山塊に

しばし圧倒された warazaemon一行、気を取り直し 先ずはエネルギー補給。



あそこに大きく張り出したのは『大同心』? 『小同心』?

予定通り行けるんやろか…  不安がよぎるも、行かなしゃあないな…

いくつかあるルートから選択したのは、『地蔵尾根ルート』

『行者小屋』のすぐ裏の森から、急登が始まる



… ザレた足場に、斜度のきつい登り

上が岩場なのはわかっているから、ストックをしまわなきゃいけないのものの

ついつい きつい登りに手離せないでいる…   はぁはぁ、ぜぇぜぇ…



振り返ると、さっきまでいた「行者小屋」が、あんなに小さく、しかも真下に…





( この後、岩場の稜線に至るまで、 余裕無かった為、写真がないッス…)




… 稜線に近づくにつれ、ガスがかかりだし、時折 雨粒も降りかかるし



いわば これが岩場、みたいな「 ハシゴ 」に「 鎖場 」をクリアし、

霧の中から「お地蔵さま」が現れた…  ここが「地蔵の頭」?

『槍ヶ岳』の登頂経験から まだ日が浅かったからか、意外と

隊長、どうだいっ、へへっ びびらずに来れたぜぇ

もう『 天望荘 』はすぐ!! ( の はず… )

念のため お地蔵様に、道中の安全を 改めてお祈りしとこ





細い稜線は東側から風が吹きつけるし、ガスってるし、と

隊長が慎重に 慎重に歩く脇を、

おさる隊員、ヒョイヒョイ と追い越して行く…

こういう時、おさる は強い  ( ある意味、うらやましい…)



さてさて、『 赤岳天望荘 』、こんな高い稜線上に、しかも頂上直下にあるくせに

なんと、 「お風呂」があるんだぜぃっ、

どうだっ、ワイルドだろうっ!?
 、

もひとつ ついでに“売り”は、 『 バイキング 』!!



この ダブルパンチ に参らない登山客は、いないっしょ!?

おさる隊員が、 先を急ぎたい気持ちもわかる ( ほんの少し )





雨が強くなりだす直前、何とか『 天望荘 』に飛び込む、フーッ

「 ごめんなさい、お風呂は今日 メンテナンスで、使えません…」

はい はい、 …えっ!? い、今、な なんて言いました?

その瞬間、「天望荘」は、「失望荘」に… 

( ご、ごめんなさい、悪口じゃないから、ね、ねっ!?)


ショックに、打ちひしがれ、荷物を部屋へ置きに行き( とても清潔な部屋!!)、たそがれて外へ出てみると…



ガスが切れはじめ、なんとはなく、天気は良い方向に向かっているみたい



諏訪方面が望め、



「中岳」越しに 「阿弥陀岳」も望め、



「赤岳」も、初めて顔を出す…



気を取り直そう、そう、まだ お楽しみの「バイキング」があるぜ…



…(多分)トン汁と、(多分)野菜のてんぷらと、きのこと野菜の「おひたし」と、みかん入り杏仁豆腐の

おいしい夕食だった。あ、バイキングだよ、もちろん…



山なんだから、そう、ここは、山。

下界と同じに つい イメージしてしまった自分たちがいけない。



こんな山頂近くでは貴重な水で淹れたコーヒーが美味しくて、フリーをいいことに3杯も飲んでしまう

( やけくそ!? ううん、滅相もない )

そのお蔭で、夜中 目が覚めて ふと外を見ると、満天の星!!

それはもう、今まで見たこともない星空に、言葉が出ない…



明日は快晴間違いなし!!

期待に胸が膨らむぜ!! ( 腹は最初から膨らんでる )



( まだだ後半に続く…)


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