開帳24-29mmとやや大きめのアツバ。
幼虫はエゴノキに付くという。
モンスズメバチが樹液を舐めに来たのだが、どうもアリが苦手らしい。
警戒しながらソーッと近付くのだが、それでもとうとう噛み付かれてしまった。
毎日、虫ばかり追いかけているものだから、家内の評判はイマイチだ。
大体、女性は虫嫌いが多い。今回は、それをある程度挽回したのだ。
家の前が遊歩道になっていて、そこに大きなクスノキが2本植えてある。樹齢40年ぐらいだろうか。
クスノキは春に落葉して新しい葉に更新するのは承知していた。
それが今年は、7月、8月になっても大量の葉が落ちて不思議に思っていた、毎日45リットルのゴミ袋がいっぱいになる程だ。
それの掃除が毎日のことで結構大変だ。
今日は、思い立ってこのことを調べることにした。
辿り着いたのが、クスベニヒラタカスミカメが犯人だということだった。
以下がそのヒントになった記事と写真。
http://kobe-park.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/10e9ceab885ea363db70df6766a61330.pdf
「クスノキの葉を特異的に吸汁するカメムシ「クスベニヒラタカスミカメ」が 2015 年秋に国内で発見され,その後数年間で爆発的に増加して いる。
成虫は葉に口吻を突き刺して吸汁し,葉柄内に卵を産み,世代交代の サイクルが早いためすぐに数が増える。
被害葉には独特の茶褐色の斑点が多数でき ,産卵された葉柄は黒ずみ,落葉しやすくなる。
このカメムシにより,ク スノキでは早期落葉が発生して樹勢低下 を引き起こす可能性があると危惧されて いる。」
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2枚目の写真には葉柄内に卵を産んだ痕がはっきり写っている。
原因がわかれば解決策はあると思う。早速、市に電話をして調査を依頼した。
残念ながら、成虫、幼虫ともに見つからなかった、今は卵の時期なのだろう。
秋になれば成虫、幼虫が見られると思う。
警戒心の薄い蛾で、止まっている草に触っても平気だった。
おかげで、いろいろの角度で撮ることが出来た。
もしかしたら羽化したてなのかもしれない。
植樹はクワだという。
漢字で表記すると、端鳶黄枝尺となるでしょう。意味は,はしが鳶色(焦茶)で地の色が黄色のエダシャクとなります。
とある。
突然飛んで来たゴマダラカミキリ
交尾を終えたメスは生木の樹皮を大顎で傷つけ、その箇所に産卵。幼虫は生木の材部を食害し成長する。
幼虫は成長すると幹内部を降下し、主として根株の内部を食い荒らす。孵化から羽化までには1年-2年を要する。
等とある。
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