映画館で予告を観てから、ずっと観たかった映画。
こんなにも人を好きになったこと、私にもあったかしら・・・。
心臓に病を持ち、20歳まで生きられないと宣告された逞。
彼の主治医の娘、繭。
8歳の時に出会った二人は「大人になったら結婚しよう」と誓いあう。
二人を繋ぐ四つ葉のクローバー。
ただ純粋に相手を想う繭の想い。
少年時代の二人が、またとてもいじらしく、胸が熱くなる。
忘れかけていたピュアな頃の想いを思い出させてくれるような・・・。
大好きで、ただずっと一緒にいたくて、残された時間が残り僅かでも二人は精いっぱい生きて・・・。
逞(岡田将生)の透明感のある爽やかさと繭(井上真央)の直球のような真っすぐさが、観ていてとても気持ちよくて・・・。
(岡田君がますます好きになりました。)
残される者の想い、残して逝ってしまう者の想い。
いろいろな想いが交差して・・・。
エンディングに流れる平井堅の新曲「僕は君に恋をする」は、また涙を誘ってしまいました。
場面場面が思い出されて、切なくなります。
ただ、不治の病で涙する・・・そういう話ではありません。
純粋な恋の話です。
胸キュンの場面が多くて、涙うるうるもありましたが、私的には感動的でした。
人を愛するってこういうことなんだな・・・と感じさせてくれる映画です。