発表会によく使われる曲というのがあると思います。
子ども用では「演奏会用曲集」や「おさらい会のために」
のような曲集もあるくらいです。
技術的に華やかな曲や、雰囲気的に華やかな曲、
また、発表会の定番の曲もあるように思います。
大きな要素のひとつに「聴き映え」があると思います。
実際の難易度よりも、より難しく聞こえる曲だったり、
技術よりも華やかさがある曲だったり。
また、いわゆる人気のある曲も、候補に入ると思います。
そのような観点からすると、
6~7分も時間があるのに、
ブラームスのワルツ4曲を並べる人など、
私の他にはいないでしょう。
大人の趣味のピアノだとしてもです。
そのような構成にしない理由として考えられるのは・・
・ 一般的に、プログラムの見栄えがしないこと。
・ 小曲なので、その時点で「評価」されてしまうこと。
・ ブラームスの曲は、実質よりも「簡単」に聞こえること。
最初、先生は、ショパンのマズルカかワルツをメインにして、
余った時間にブラームスのワルツを1~2曲・・
と、お考えのようでした。
私としては・・
5分程度(最終的には6~7分)という時間の中で、
ショパンとブラームスの両方を弾き分ける自信のないこと。
何よりも、ブラームスのワルツがとっても気に入っていて、
16曲もあるのですから、その中から・・と思いました。
「ショパンのマズルカかワルツあたりから
好きな曲を選んでおいてください」
と先生に言われた私からのお返事は、
「ブラームスのワルツ第4番を弾かせてください」
でした。
その答えに、先生は驚かれたと思います。
でも、私が弾きたいのなら、と、許可してくださいました。
翌日、私の自宅に電話が入りました。
次のレッスンまで時間が空くので、
電話越しに先生の演奏を聴かせてくださったのと、
とりあえずの演奏上のアドバイスを伝えてくださいました。
そのために、先生は1時間ほど練習なさったようです。
その後、私がひとりで練習したワルツ第3番。
それを先生が目ざとく見つけて、
時間内に収まるからということで、仲間入りしました。
日頃の成果の発表の場ではありますが、
私自身のピアノを評価していただくというよりも、今回は、
「私の好きな曲を聴いてください♪」
という気持ちの方が強いです。
その辺の私の気持ちを、
そのような直接的な言葉にしていなくても、
先生は感じ取ってくださったのだと思います。
とても気に入って練習&演奏していることは、
先生には一目瞭然だからです。
指導者としてのお立場もあるかと思いますが、
今回、「私」を優先してくださった先生には、
とても感謝しています。
発表会では・・
私が奏した曲の断片だけでも、
聴いてくださった人たちの記憶に残るといいな、
と思っています。
ブラームスのワルツは、第15番以外、
偶然耳にする機会など、ほとんどないでしょうから。
少しでも伝わる演奏になるように、
今日も頑張ります。
子ども用では「演奏会用曲集」や「おさらい会のために」
のような曲集もあるくらいです。
技術的に華やかな曲や、雰囲気的に華やかな曲、
また、発表会の定番の曲もあるように思います。
大きな要素のひとつに「聴き映え」があると思います。
実際の難易度よりも、より難しく聞こえる曲だったり、
技術よりも華やかさがある曲だったり。
また、いわゆる人気のある曲も、候補に入ると思います。
そのような観点からすると、
6~7分も時間があるのに、
ブラームスのワルツ4曲を並べる人など、
私の他にはいないでしょう。
大人の趣味のピアノだとしてもです。
そのような構成にしない理由として考えられるのは・・
・ 一般的に、プログラムの見栄えがしないこと。
・ 小曲なので、その時点で「評価」されてしまうこと。
・ ブラームスの曲は、実質よりも「簡単」に聞こえること。
最初、先生は、ショパンのマズルカかワルツをメインにして、
余った時間にブラームスのワルツを1~2曲・・
と、お考えのようでした。
私としては・・
5分程度(最終的には6~7分)という時間の中で、
ショパンとブラームスの両方を弾き分ける自信のないこと。
何よりも、ブラームスのワルツがとっても気に入っていて、
16曲もあるのですから、その中から・・と思いました。
「ショパンのマズルカかワルツあたりから
好きな曲を選んでおいてください」
と先生に言われた私からのお返事は、
「ブラームスのワルツ第4番を弾かせてください」
でした。
その答えに、先生は驚かれたと思います。
でも、私が弾きたいのなら、と、許可してくださいました。
翌日、私の自宅に電話が入りました。
次のレッスンまで時間が空くので、
電話越しに先生の演奏を聴かせてくださったのと、
とりあえずの演奏上のアドバイスを伝えてくださいました。
そのために、先生は1時間ほど練習なさったようです。
その後、私がひとりで練習したワルツ第3番。
それを先生が目ざとく見つけて、
時間内に収まるからということで、仲間入りしました。
日頃の成果の発表の場ではありますが、
私自身のピアノを評価していただくというよりも、今回は、
「私の好きな曲を聴いてください♪」
という気持ちの方が強いです。
その辺の私の気持ちを、
そのような直接的な言葉にしていなくても、
先生は感じ取ってくださったのだと思います。
とても気に入って練習&演奏していることは、
先生には一目瞭然だからです。
指導者としてのお立場もあるかと思いますが、
今回、「私」を優先してくださった先生には、
とても感謝しています。
発表会では・・
私が奏した曲の断片だけでも、
聴いてくださった人たちの記憶に残るといいな、
と思っています。
ブラームスのワルツは、第15番以外、
偶然耳にする機会など、ほとんどないでしょうから。
少しでも伝わる演奏になるように、
今日も頑張ります。