アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

発表会にふさわしい曲

2006年05月02日 | ピアノ全般
発表会によく使われる曲というのがあると思います。
子ども用では「演奏会用曲集」や「おさらい会のために」
のような曲集もあるくらいです。

技術的に華やかな曲や、雰囲気的に華やかな曲、
また、発表会の定番の曲もあるように思います。

大きな要素のひとつに「聴き映え」があると思います。
実際の難易度よりも、より難しく聞こえる曲だったり、
技術よりも華やかさがある曲だったり。
また、いわゆる人気のある曲も、候補に入ると思います。

そのような観点からすると、
6~7分も時間があるのに、
ブラームスのワルツ4曲を並べる人など、
私の他にはいないでしょう。
大人の趣味のピアノだとしてもです。

そのような構成にしない理由として考えられるのは・・
 ・ 一般的に、プログラムの見栄えがしないこと。
 ・ 小曲なので、その時点で「評価」されてしまうこと。
 ・ ブラームスの曲は、実質よりも「簡単」に聞こえること。

最初、先生は、ショパンのマズルカかワルツをメインにして、
余った時間にブラームスのワルツを1~2曲・・
と、お考えのようでした。

私としては・・
5分程度(最終的には6~7分)という時間の中で、
ショパンとブラームスの両方を弾き分ける自信のないこと。
何よりも、ブラームスのワルツがとっても気に入っていて、
16曲もあるのですから、その中から・・と思いました。

「ショパンのマズルカかワルツあたりから
 好きな曲を選んでおいてください」
と先生に言われた私からのお返事は、
「ブラームスのワルツ第4番を弾かせてください」
でした。

その答えに、先生は驚かれたと思います。
でも、私が弾きたいのなら、と、許可してくださいました。

翌日、私の自宅に電話が入りました。
次のレッスンまで時間が空くので、
電話越しに先生の演奏を聴かせてくださったのと、
とりあえずの演奏上のアドバイスを伝えてくださいました。
そのために、先生は1時間ほど練習なさったようです。

その後、私がひとりで練習したワルツ第3番。
それを先生が目ざとく見つけて、
時間内に収まるからということで、仲間入りしました。

日頃の成果の発表の場ではありますが、
私自身のピアノを評価していただくというよりも、今回は、
「私の好きな曲を聴いてください♪」
という気持ちの方が強いです。

その辺の私の気持ちを、
そのような直接的な言葉にしていなくても、
先生は感じ取ってくださったのだと思います。

とても気に入って練習&演奏していることは、
先生には一目瞭然だからです。

指導者としてのお立場もあるかと思いますが、
今回、「私」を優先してくださった先生には、
とても感謝しています。

発表会では・・
私が奏した曲の断片だけでも、
聴いてくださった人たちの記憶に残るといいな、
と思っています。

ブラームスのワルツは、第15番以外、
偶然耳にする機会など、ほとんどないでしょうから。

少しでも伝わる演奏になるように、
今日も頑張ります。

フクシア

2006年05月02日 | 誕生花
   

<5月 2日の誕生花>
  フクシア
   ・赤花(あかばな)科
   ・学名 : Fuchsia hybrida
         Fuchsia = フクシア属
         hybrida = 雑種の
   ・原産地 : 熱帯アメリカ
   ・別名 : ホクシャ(読み方の違い)、
        釣浮草(つりうきそう)
   ・英名 : fuchsia

<花言葉>
  交友、激しい心、好みの良さ、センスの良さ、上品な趣味、
  恋の予感、あたたかい心、信頼、信頼した愛、好み

今日の誕生花、フクシアは、
5月22日の誕生花でもあります。
花色は、白、桃、紅、紅紫です。

開花時期は、6月頃~9月頃。

今日の誕生花のフクシアは、
花が下向きに咲きます。
目立つのがガクの部分で、見事な赤が多いようです。
他に、ピンクや白があります。
そして花弁は、紫、ピンク、白です。

フクシアには、何千種とも言われる種類があり、
その姿形も多彩です。
どれも下向きに咲くのが基本です。

「女王様の耳飾り」とも呼ばれるフクシアです。
本当に、どのフクシアを見ても、とても素敵です。