アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

右手痛みの原因

2006年05月19日 | ピアノ全般
ここ1週間ほど、痛みのある私の右手から右手首。

昨日、ピアノのレッスンの際、先生にお話ししたところ、
先生は平然と「もしかしたら、冷やしていませんか?」
とおっしゃいました。
実は先生も冬場に痛みがあり、春になって治ったそうです。

今年は気候がとても不安定だったり、
お天気もぐずついていたりするので、
響くかもしれないとのことでした。

それプラス、ブラームスの曲を練習していることも
あるかもしれませんね、とも。

その時、長袖をヒジくらいまでまくって
ピアノに向かっていた私は、
慌てて手首まで袖を下ろしました。



冬場ではなくて、どうして春に?
とも思ったのですが、いろいろ考えてみると、
確かに「冷え」なのかもしれません。

冬場は、ピアノや歌の発表会があったので、
それなりにケアしていました。

それに、冬場の寒い時季には、
台所仕事などにお湯を使うことが多くなります。
ところが少し暖かくなってくると、
それまでお湯を使っていたようなところでも、
冷たい水を使っています。
これが、大きな影響を及ぼしているのかもしれません。

また、私はクセで、冬場でも家の中では、
つい腕まくりをして、
ヒジくらいまでは出していることが多いのです。
袖があると、動きにくいような気がして…。
水仕事の時は特にです。

冬場は部屋の中を、そこそこ温めていますから、
すごく冷えることもないように思います。
春になり、暖房を使わなくなりました。
でもウデは出しっぱなしです。
そこへ、このところのジェットコースターのような気候。

昨日のレッスン後からは、意識して袖を下ろしています。
すると、確かに、痛みがやわらいできているのです。

先生のアドバイスとして・・
手首あたりに何か巻いてピアノを弾く、ということ。
普段も、手や腕を冷やさないようにすることは、
もちろんでしょう。

クローゼットから、かぎ針編みのストールを出しました。
「冷える」という自覚が特になくても、
肩などを冷やさないようにするためです。

今日あたり、リストバンドでも買ってこようと思っています。
まさかピアノを弾くために、リストバンドをするなんて、
思いもしませんでした。

お医者様に診てもらわないとダメかも・・・
という覚悟もしていたのですが、
今のところ、その必要はないように思います。
とりあえずは、ヨカッタ、ヨカッタ

主婦ゆえ?
それとも、トシのせい?

こうなると、夏場のエアコンにも気を付けなくては!



ご心配いただきまして、
本当にありがとうございました。

ちょっと不安だったので、とても嬉しかったです
おかげさまで、かなり良くなってきました。

これからは、もっと自分自身を労りつつ、
ピアノを弾いていこうと思います。

シャクヤク (芍薬)

2006年05月19日 | 誕生花
   

<5月19日の誕生花>
  シャクヤク
   ・牡丹(ぼたん)科
   ・学名 : Paeonia lactiflora
         Paeonia = ボタン属
         lactiflora = ミルク色の花をもつ
   ・原産地 : 中国
   ・別名 : 夷草(えびすぐさ)
   ・漢名 : 癪薬(しゃくやく)

<花言葉>
  はにかみ、慎ましやか、恥じらい、内気、恥辱、
  清浄、生まれながらの素質

今日の誕生花、シャクヤクの
花色は、赤、紅、紫、白です。

学名の「Paeonia (パエオニア、ペオニア)」は、
ギリシャ神話の医の神「Paeon」の名に由来します。

このペオンさんは、オリンポス山から取ってきた
シャクヤクの根によって、
黄泉(よみ)の国王「プルートー」の傷を治しました。

シャクヤクは死者の国の王の病も治すほどの万能薬
ということで、
漢方薬の中でも極めて重要な植物のひとつです。
そのため、花の名前に「薬」という文字が
使われているのでしょうね。

一見すると、シャクヤクとボタン(牡丹)は、
とても良く似ています。
でも並べてみると、ハッキリとその違いがわかるでしょう。

一番大きな違いとしては、
シャクヤクが「草」であるのに対して、ボタンは「木」です。

またシャクヤクは、枝分かれすることなくまっすぐ立ちますが、
ボタンは枝分かれしやすく、そのため横張りの樹形になります。

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
という、美人を形容する言葉がありますね。
現代に、この言葉は当てはまるのでしょうか?