モーツァルトのトルコマーチと言えば、
かなり多くの方がご存じの曲だと思います。
「ピアノソナタ第11番イ長調(K331)」
の第3楽章ですが、
この曲だけ単独で扱われることも多いですね。
この曲の60小節目ですが。
右手の4つ目の音が、この楽譜では「ファ♯」です。
ところが、最近出版されている楽譜の多くは
「ラ」になっているようなのです。
いつから、どうして、そうなってしまったのかは、
よくわかりません。
モーツァルト弾きとして名高い女流ピアニストの
イングリット・ヘブラーさんは、
以前の音のままで演奏を続けています。