アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

電 話

2007年02月01日 | 雑記
先日、外出から帰ってきたら、
留守番電話にメッセージが入っていた。

再生してみると・・・

 ○○○(所属)の△△△(名前)です。

??? 知らない人?

 □□□の件でお電話差し上げました。
  ・・・・・・・・・・
 お返事をお待ちしています。


う~ん、完璧な間違い電話なのに、わが家の電話機では、
どこからかかってきたのか、わからない。

どちらかに連絡してあげたいのは山々なのに、
留守電の内容だけでは、どちらにも連絡のしようがない。

メッセージを残しておいても仕方ないので、
2回再生して聞いてから、消去した。

「電話したのに、どうしてお返事くれないのですか?」
なんてことにならなければ良いと祈るばかりで。

そんなことを思っていたら、急に、ある出来事を思い出した。

わが家の電話は、主人が独身の頃使っていた番号を
そのまま使い続けている。
結婚当初の住居が、同じ局番のエリア内だったのと、
わざわざ番号を変えようとは思わなかったからだ。

結婚して間もない頃、警察から電話が入るようになった。
その頃の私は、結婚前からの仕事を続けていた。
1日働いて、主人より先に帰宅して、家事をしている時間帯に、
その電話は舞い込んできた。

 警 : そちらに○○という人いますか?
 私 : いいえ、おりませんが。
 警 : お宅、商売か何かやっているんでしょう?
 私 : いいえ。普通の住居ですけれど。。
 警 : 本当に○○さん、いないの?
 私 : いません。
 警 : そうなんですかねぇ。

というようなやりとりが、何回かあった。
その後も、電話はかかってくる。。

 警 : お宅、○○さん、隠していない?
 私 : そういう人、存じ上げませんし、ここにはおりません。
 警 : 本当に、お宅、商売か事業、やっていないの?
 私 : 実際に来ていただけるとおわかりになると思いますが、
     本当に、ごくごく普通の庶民の一般家庭なんです。
     このところ、警察からこのような電話が多くかかってきて、
     非常に困っているんですけれど。。
 警 : でも、お宅の電話番号は、これでしょ?
 私 : はい。それで間違いありません。
     でも、この番号は主人が以前から使っていたものなので、
     主人名義になってからは、もう4年は経っていると思います。
 警 : そうなんですか?
      この人の職場の連絡先に、同じ電話番号が
      書いてあるので、てっきり・・。
      どうも違うようですね。いやあ失礼しました。


どうも、何事かがあって、警察の事情聴取の書類に
ある人が職場の電話番号として適当な番号を書いたら、
それがたまたまウチの番号だったようで。。。

その上、わが家では、その人をかくまっていて、
警察とは接触させないようにしていた・・・
と思われていたみたい。。

ようやく誤解がとけて、警察からの電話もかかってこなくなった。

私自身も、なかなか事情が飲み込めなかったので、
あれこれ想像しちゃいましたヨ。

何事もなくて本当によかったけれど、
しばらくは、薄気味悪いようなイヤな気分だったわね。

電話だけでなく、一目わが家を見てもらえさえすれば、
全然関係ないことがスグわかったと思う。

先入観の作用も大きいのかな。。?

目に見える光景というものが、
見る人に、どれほど多くの情報を与えているのか。
反対に、目に見えないということは、
正しい状況把握をすることが、いかに大変であるのか。

そんなことを考えさせられた出来事でもあった。

サクラソウ(白) (桜草)

2007年02月01日 | 誕生花
   

<2月1日の誕生花>
  サクラソウ
   ・桜草(さくらそう)科
   ・学名 : Primula sieboldii
         Primula = サクラソウ属
         sieboldii = 日本植物の研究者
                「シーボルト」さんの
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 日本桜草(にほんさくらそう)
   ・英名 : (Siebold's) Primrose

<花言葉>
 (白いサクラソウの花言葉)
  若い時代と苦悩、初恋、富貴、神秘な心

今日の誕生花のサクラソウの
花色は、白限定です。
その他に、紅、紅紫、紫、黄、桃があります。

開花時期は、4月頃~5月頃。

花は、プリムラ(西洋桜草、マラコイデス)に
そっくりで紛らわしいです。
でも、葉の形が少しだけ異なります。

花の形が桜の花に似ていることから
「サクラソウ」と名付けられました。
日本固有種です。

もともとは、日本の原野の湿地に自生する
サクラソウの園芸品種です。
江戸時代後期より伝わる
伝統園芸植物(古典園芸植物)です。

春の訪れを告げる花のひとつだと思います。
白いサクラソウは、ちょっぴり冬の名残も感じるような、
それでいて、春の清々しさも感じるような。。。