アンダンテ ~私の歩幅で~

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ツバキ(赤) (椿)

2007年02月03日 | 誕生花
   

<2月3日の誕生花>
  ツバキ
   ・椿(つばき)科
   ・学名 : Camellia japonica
         Camellia = ツバキ(カメリア)属
         japonica = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 耐冬花(たいとうか)、マンダラ
   ・英名 : Camellia

<花言葉>
 (赤いツバキの花言葉)
  気取らない優美、気取らぬ魅力、自然の美徳、
  慎み深い、控え目な美徳、高潔な理性

今日の誕生花、ツバキの
花色は、赤限定です。
他に、桃、白、混色、紅地に白斑入り、紅白のぼかし、
覆輪、咲き分け、などがあり、とても多彩です。

開花時期は、1月頃~5月頃です。

「椿」と言うと「藪椿」を指すことが多いようですが、
最近では園芸品種の薔薇のような花もよく見られます。
園芸品種は1万種以上もあります。

花が散るとき、花全体がボトリと落ちることから、
「出陣の花」や「出家、得度」の花としては、
嫌われていたようです。

ツバキという字は、木へんに春と書きますね。
これは、春に花を咲かせる木だからとか。
きっと、ツバキにこの文字があてがわれた頃は、
ツバキがとても身近で、またたくさん咲いていたのかも。。
・・なんて、想像したり。。。

「椿」という文字がサクラではなく、ツバキだというところに、
ツバキの魅力を感じざるを得ません。

椿は品種がとても多く、日本産の品種だけでも
2000種以上はあるようです。

赤いツバキの品種の一部として、以下のような名前があります。

  赤西王母 (あかせいおうぼ)
  赤寺 (あかでら)
  一子侘助 (いちこわびすけ)
  雲龍椿 (うんりゅうつばき)
  栄光 (えいこう)
  鶴寿 (かくじゅ)
  烏丸 (からすま)
  金鶏鳥 (きんけいちょう)
  紅一休 (くれないいっきゅう)
  黒侘助(くろわびすけ)
  紺屋小町 (こうやこまち)
  向陽 (こうよう)
  故紫衣 (こしごろも)
  崑崙黒 (こんろんこく)
  紺侘助 (こんわびすけ)
  讃花 (さんか)
  式部 (しきぶ)
  日月星 (じつげつせい)
  周山 (しゅうざん)
  少庵 (しょうあん)
  陣屋の椿 (じんやのつばき)
  朱雀門 (すざくもん)
  大山紅 (だいせんべに)
  高倉紅 (たかくらべに)
  谷風 (たにかぜ)
  谷の灯 (たにのともり)
  田原紅 (たはらべに)
  多福弁天 (たふくべんてん)
  千寿 (ちず)
  頂華 (ちょうか)
  天倫寺月光 (てんりんじがっこう)
  戸室 (とむろ)
  白芯ト伴 (はくしんぼくはん)
  花の里  (はなのさと)
  春の宴 (はるのうたげ)
  緋縮緬 (ひちりめん)
  雛椿 (ひなつばき)
  緋の世界 (ひのせかい)
  美宝 (びほう)
  紅唐子 (べにからこ)
  紅常満寺 (べにじょうまんじ)
  紅妙蓮寺 (べにみょうれんじ)
  舞 (まい)
  待ち人 (まちびと)
  妙紅 (みょうこう)
  村下 (むらげ)
  奴 (やっこ)
  山百合 (やまゆり)
  友好の光 (ゆうこうのひかり)
  百合椿 (ゆりつばき)
  黄泉銀花 (よみのぎんか)
  流星光 (りゅうせいこう)

名前だけ見ていても、圧倒されそうです。
少しでも違えば別の花とみなして名づけるというのも
すごいと思います。

ちなみに、「百合」という文字が名前に入っているツバキは、
花がユリのような形をしているため、
そのように名づけられたみたいですね。