アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

難しい音楽用語 (1)

2007年02月08日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、練習曲(エチュード)

ショパンのエチュードが有名だと思いますが、
「どうして、これが練習曲なの?」
と、不思議に思っていたこともありました。σ(^◇^;;

語源は「研究」や「熱意」とか。
練習曲とは、基礎的テクニックの習得や、
さらなる上達を目指すことを目的とし、
特定の形式をもたない曲のことなのですね。

ショパンのエチュードは、全部で27曲(?)。
  ♪ 12のエチュード Op.10
  ♪ 12のエチュード Op.25
  ♪ 12のエチュード 作品番号なし


たとえば、即興曲(アンプロンプテュ/アンプロンテュ)

サロン等で即興的に作った曲を、
楽譜にまとめたものかと思っていました。σ(^◇^;;

即興曲とは名ばかりで、
実際は即興演奏の曲ではないのですね。

心に浮かんだ楽想を、そのまままとめた器楽曲。
一応、即興的性格を持った曲という意味らしいのですが。

即興曲というと、シューベルト、フォーレ、ショパン・・。

シューベルトの即興曲については、
シューベルト自身が名づけたのではなく、
出版社が名づけたといわれているようです。

古くは、即興詩の意味で、
劇の幕間の出しものを指していた時代もあったようです。
このような説明をきくと、
シューベルトについては納得できるようにも思います。


たとえば、ポロネーズ

なんだかイタリアン・レストランのメニューにありそう・・
・・なんて思ったこともありました。。σ(^◇^;;

実際にはポーランドの代表的な舞踏で、
3拍子の力強い特有なリズムを持つ作品なのですね。

多分、一番に浮かんでくるのがショパン。それから、
バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、シューベルト、リスト・・
・・と、多くの作曲家の作品があります。


3拍子といえば、やっぱりワルツ。
えぇと、このまま続けると、とても長くなりそうなので、
また少しずつ書くことにしますね♪(*^o^*)

もし内容に間違いなどがありましたら、
お知らせいただけると、とても助かります。m(_ _)m


.....to be continued.

ユキノシタ (雪ノ下)

2007年02月08日 | 誕生花
   

<2月8日の誕生花>
  ユキノシタ
   ・雪の下(ゆきのした)科
   ・学名 : Saxifraga stolonifera
         Saxifraga = ユキノシタ属
         stolonifera = 走出枝をもつ
   ・原産地 : 中国、日本
   ・漢名 : 虎耳草
   ・英名 : Mother of thousands

<花言葉>
  愛情、好感、切実な愛、情愛、深い愛情、軽口、無駄

今日の誕生花、ユキノシタの
花色は、白です。

開花時期は、5月頃~7月頃です。

ユキノシタは、雪のように白い花をかぶり、
その花の下に緑の葉を広げることから名づけられたとも。

また、葉は常に緑色を保ち、
雪の下にあっても枯れないことから、
この名前がつけられたとも言われています。

日当たりのあまり良くない場所に生育します。

学名の「Saxifraga」は、ラテン語で
「saxum(石)」 + 「frangere(砕く)」
という意味だそうです。

「石を砕く」の意味には、
体内の結石を溶かす作用があるとか、
硬い岩石を割って生えるからとか、
いくつかあるようです。

硬い岩石を割って生えるとは、
今の時代だと「ど根性ユキノシタ」と呼ばれるかも?

葉には、うぶ毛が生えています。
てんぷらにして食べることができます。

私も子どもの頃には、庭のユキノシタを摘んで、
母にてんぷらを作ってもらいました。

ユキノシタの、あの独特な手触り。
今でも覚えています。

あの頃も、今も、
わりと無意識で触っている植物たちの葉。
少しだけ意識して触ってみると、
新たな発見がありそうな。。