OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

ノスタルジック東京63☆2019~2020年の五反田

2024年12月18日 | ノスタルジック東京

9月から仕事も忙しくなり体調も良くはなくて、また2ヶ月も更新出来ませんでした
もう保存してある画像アップしきれないかもしれないけど、とにかく諦めずにいきます

さて、かれこれ25年は縁がある五反田。
1999年~2002年頃(社員)と2009年~2013年頃(派遣)の2回、五反田で働いていました。

今の会社(2013年~)でも出張販売で五反田へは年に1回は行っているし、2020年にインスタ散歩友達とも散策したのでまとめてアップしようと思います。

まずは、99年頃は通勤の通り道にあり当時はまだ現役だった和風旅館の「海喜館」。
その頃は写真に撮ろうなんて全く思わなかったので当時の写真は無いけど、はっきり記憶に残っているのはやっぱり古い建物に関心はあったんだなぁと今にして思います。
お昼休憩などで歩いていると布団を干していたり玄関に従業員らしき人影が見えたりしていました。
夜は夜で旅館の敷地だけ暗く、館内の妖しげな光がチラホラ見えていたのを覚えています。




その「海喜館」は2015年に閉館、2020年6月に解体工事が終わり、今ではマンションが建っています。
※あの事件についてはここでは割愛します^^;

画像は2019年12月で、解体2ヶ月位?前のものです。
仕事の休憩時間に行ってみました。


裏口?勝手口?
正面玄関から左手にまわると、灯籠のある玄関がありました。




こちらは川沿い。
木々でよく見えません。昔からそう。










ズーームで玄関の灯籠をパチリ。
灯籠たちも建物もろとも壊されてしまったのだろうか。。




旅館と比べると小さな石造りの蔵?

かろうじてネットの奥に「海㐂館」の看板が見えます。
ネットかかる前も見てたのに撮ればよかったなーー




まぁ間に合っただけよしとしよう・・



大きな蔵もあったのですね。
なにが保管されていたのだろう。


駅が近くてコンビニもあり立地もいいし、もし今も営業していたら外国人にもレトロ建物好きにも(私のような)人気だったと思う。
今、都心のビジホも高いらしいし、とにかく宿がとれないと聞きます。
(ちなみに海喜館は1泊6300円くらいで、朝食も良かったそう)

五反田は1925(大正14)年に三業地の指定を受け、花街として賑わっていたそうで、
それなりに繁栄してきたものの、空襲や戦後の売春防止法によって三業地の三業のひとつである待合が廃止され、花街としては衰退していったそうです。
その後の変化で商業地として発展していき、海喜館もしばらくは賑わっていたようですが、ビジホが増え街も変化し徐々に経営が苦しくなっていったとか。

今の五反田は商業地とオフィス街が入り混じったような。中途半端な気はしますが私は結構好きです。

ここからの画像は2020年、インスタ散歩友達と歩いた時に撮ったものです。
(このあと白金に移動したのでそんなに撮ってないです)



いかにも昭和な、風情ある質屋さん。


二階の柵もかわいい。


隅切りの建物。
キレイに塗り直されている。
その奥に、、、

パーマ、と文字のある元美容室。
パの丸の位置が絶妙!








レトロ好きはみんな大好き斜め入口・斜めドア。



腰壁は飴釉の豆タイルがキレイに残っています。
床もよく見るタイプのタイル。


柵の面格子もかわいい。


パの丸はよく見ると楕円形。
文字間がもう一文字入りそうなくらい伸びてるのもツボ。


この日は散策前にグリルエフでランチしました。
オープン一番乗りで入って秒で撮影^^;
やっと店内撮れた☆グリルエフ(五反田)その3
すぐに満席になるので・・


そしてこちらは五反田OL時代の2002年頃、時々ランチしていたメンチカツが美味しい「スワチカ」さん。


なんでも美味しいのですが、五反田OL最後の日もここでメンチカツ食べました。
しかし制服に揚げ物のにおいがつくため、戻ると先輩から「スワチカ行ってきたでしょ~笑」とよく言われたっけ・・
なんてことない懐かしい思い出。


アジフライも美味しいし、カレーも好みの味でした。



この建物はまだあるかなぁ。

そういえば、
99年~2000年位はまだ都内でも珍しかったユニクロが五反田TOCにあって(今もある)一時期同僚とよく買いに行ったっけ。
その時買ったデニムのスカートは10年位活躍しました。
現在は全く行かなくなったなユニクロ^^;

五反田TOCも業後によく行きました。
再開発に伴い解体の話があったけど、延期になったとか(安心)
でもそしたら閉店しなくてもよかったじゃーん→喫茶マーブル(五反田TOCビル内)


今年の五反田での仕事の際も少し街中撮影したので、また時期が来たらアップしたいと思います。









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ノスタルジック東京62~杉野記念館の見学記録(2019年オープンしなけん)~

2024年10月20日 | ノスタルジック東京

 2019年6月、仕事帰りに外観だけ見に寄った杉野記念館。
その時の記事

以下6枚は2019年6月の画像です。



ステンドグラスとスクラッチタイルの色合いが素敵な洋館。


普段は公開されていないので、この時はピタリと閉じられたたドア。












ここまで2019年6月の画像。

そして、同じ2019年11月に!
内部見学が叶いました。

ここから2019年11月です。
この日は晴れ過ぎて、外観がひなたと日陰のツートンになってしまった。
(このツートンがイヤなので、レトロ建物撮影は曇りの日が好き)







しかし何はともあれ嬉しい。
もちろんドアはオープン!
しかもwelcome状態♪

この日「オープンしなけん」という、品川区にある歴史的・魅力的建築物の1日限りの公開イベントにより入場が叶いました。
建築物の新たな魅力に気づくことや身近な建築の楽しみに触れることを目的に、所有者の協力を得て品川区が2018年から調査を始め、実施しています。
※関連サイトより

所有者の方に感謝!



前の記事にも書きましたが、こちらはドレスメーカー学院で知られる杉野学園の創始者杉野繁一・芳子夫妻の旧宅です。
ご夫妻の没後に学園に遺贈され、現在杉野記念館となっています。
設計はアメリカで建築を学ばれた杉野繁一氏が自ら手がけたそう。
1938年(昭和13年)築。



昭和20年の東京大空襲では学院の校舎の大半が焼け落ち、焼失を免れたこちらの自宅は戦後の復興期に2階の一部が教室として使われたこともあるそう。







ステンドグラスはもちろん、このブルーともグリーンともとれる微妙な色合いのスクラッチタイルがほんと好み。








2階にもステンドグラス。
のちほど中からの画像載せます。


いい窓~♪



外からと中からのステンドグラス。





もう玄関だけで素敵!



外からしか見られなかったこのステンドグラスを、この日は中から拝めました。




インテリアはアール・デコ調。
玄関の豆タイルもかわいい。








ドレスメーカー学園創始者の元邸宅だけあって、
素敵なデザインの洋服がたくさん展示されていました!








ここにもステンドグラス!
雲と海とヨットとカモメ。風も感じます。







この時は床のアップを撮り忘れましたが、明治期の洋館建築で多用された寄木張りの床でした。
ここ5年間で多くの近代建築を見に行きましたが、板張りの床はほとんど寄木張りだったような、、、


この3着、恐れ多いけど細かったら着てみたい・・^^;



このイエローのドレスは結婚式の二次会で着たのと似てるなぁ(遠い目)









昭和なエアコンも好き。















レトロフューチャーなライト!



「オープンしなけん」では今まで公開していなかった2階の和室も見せてもらえました。


階段のライトとステンドグラス。











外から見えた(見上げた)階段のステンドグラス。


明治期や大正期の洋館の階段って、手すりもチェックポイントですよね。


そして、2階和室。








立派な仏壇に書院、格天井、細工の細かいライトなど。


洋館建築はドアノブもオシャレ。


この鍵穴にもテンションあがる。
戦前建築なので、ネジはマイナスネジ。





こちらは陶製のドアノブ!珍しい~

思いやこだわりが詰まった見所たっぷりの邸宅でした!
もう5年も前のことですが、よい機会に恵まれ、素敵なものを見せてくださった「オープンしなけん」と所有者の方に感謝です!
一緒に行ってくれた職場の元後輩もありがとう♪
(見てないと思うけど^^;)





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ノスタルジック東京61~ほぼ2021年の台東区入谷~

2024年10月13日 | ノスタルジック東京

永遠に終わらない気がする東京都台東区のレトロ建築。
2014年頃から撮り始め、インスタ散歩友達とも何回も歩いて(台東区ローラー)残すは花川戸や今戸などあと一部分なのですが・・

今回は2019年と2021年に4回ほど撮り直しに歩いた入谷。
※一部2019年画像ですがほぼ2021年です。 



レトロ散策マニアでは有名な「水上(みずかみ)酒本店」



なにがスゴイって、木造三階建てなのです。
1900年(明治33年)創業だそうで、建物自体はは1929年(昭和4年)築。
戦前の建物です!
空襲の影響を受けなかった、または少なかったエリアは戦前建築が見られることがありますが、それでも貴重です。


重厚な出桁造り。
昭和レトロ看板の代表的存在の塩看板と「でんわでんぽう」。
塩看板はレトロ散歩していると、そこそこ見かけますが「でんわでんぽう」は稀です。
「でんわでんわ」なんていうのも見たことがありますが、合計しても私が見付けたのは6か7か所かな?
たくさん撮り集めてる人もいますよ~^^



裏側からもパチリ。



こちらは花見煎餅吾妻屋入谷店
花見煎餅さんはいろいろなところにありますね。
明大前店では購入して店内を撮らせていただいたことがあります。


確か昭和28年創業だったと思います。
戦後ですが老舗です。

こちらも歴史ありそうなお茶屋さん「山城園茶舗」





黒い豆タイルが光ってます。


看板建築のファサードもお茶っ葉色。


もうどこだか忘れたけど、琺瑯の町名看板も!
「地下鉄入谷駅」の文字にグッときます^^;
(営団地下鉄のこと)


こちらは入谷に来るたびに通る道にある、木枠に型板ガラスが入った6枚引き戸の、元商店か作業所か・・




今では製造されない型板ガラス。
模様にちゃんと名称があることを知ったのは、数年位前。
これは「もみじ」かな。



こちらもなかなか香ばしい物件。




木の引き戸。
東京でもまだまだ残っていて、台東区ではよく見かけます。
もちろん減ってはいますが・・






散策の時は外観だけ撮っておいて、のちに入店した喫茶店。
→ 入谷☆喫茶 路

そして、、、



路地に料亭のような佇まいの建物を発見!




呉服屋さんのようです!

知る人ぞ知る?その道では有名なのかな?



大和張りの板塀も貴重になりました。






昭和モダンな小学校。
関東大震災による復興小学校だということは、近代建築やレトロ建築好きならピンとくるはず。
しかもこの時創立106周年(2021年)!








この日は平日だったからか、あまり撮らなかったけど(枚数があまりなかった)かっこいい校舎。
昨年、休日にまた何枚か撮りました。

復興小学校の校舎は閉校以来いろいろと活用されてはきたものの、近年解体が続きましたね。。。
文京区の元町小学校、台東区では下谷小学校に坂本小学校など。





どこかの路地。


すごい古そうな缶・・



「台東区路地特集」で本出せそうなくらいいい路地たくさんあります。
追々、アップしていきたい。
消滅する前に・・





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一昨日で18周年☆

2024年09月21日 | ご挨拶・お知らせ・転機

ご訪問ありがとうございます
ブログを始めて一昨日で丸18年が経ちました!
19年目突入です。

いろいろいろいろあって、アップが2日遅れました
多分遅れたのは初めてですな。

いつもご訪問くださる皆様も、時々チェックしてくださる方も、何かの検索で読んでくださった方も、本当にありがとうございます!
画像は4年以上遅れていますが、とにかく続けたいと思います。
もうマジで一生かかる(汗
インスタも一生分の画像ある

ところで毎回書いていますが、
ブログを始めた2006年はまだ社員OLで、その後派遣OLに変わりしばらくは事務職でしたが、
2013年に自然派素材の菓子製造・販売の小さな会社に移り、blogタイトルが合わなくなりました。
でもこのままでいこうと思います。

今の「小さな幸せ」は、名建築から名もなき古建築まで歴史ある建物を少しでも記憶と記録に残すこと。
始めた頃より体力が落ち、痛いところがいっぱい増えてつらいこともありますが、気力が続く限り向き合います。

別ブログ・ゆるゆる自然食Lifeは、15周年を迎えました!
当初は自然食カフェや古民家カフェ、オーガニック・無添加食材などを綴っていましたが
2011年頃から純喫茶へも行くようになり、記事は純喫茶濃い目になっていますがそれも2年分程画像がたまっています。
今後ともどちらもよろしくお願い致します


画像は今年の誕生日ドライブで旦那に連れてってもらった「わ鐵(わたらせ渓谷鉄道)」の駅。
まだまだ先になりますが、この日の画像300枚あるのでいずれ頑張ってアップしたい。
















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ノスタルジック東京60~2019年から2021年の台東区千束の一部と竜泉~

2024年07月24日 | ノスタルジック東京

もう毎度のことですが、相当な期間更新出来ずでした
にもかかわらず安定したアクセス数、嬉しく思います。ありがとうございます!

さて、今回は2019年~2021年までの台東区竜泉と千束をまとめてアップ。
※下書きが昨年の11月で止まってました(汗
台東区は入谷や台東の画像が多いのでまた分けておきます(入谷は後日)
台東区千束の吉原遊廓があったエリア(新吉原)についても4回ほど出向いてほぼ撮影済なので、それは時期が来たらまとめてアップします。



ブルーのテントとグリーンのタイルが素敵な「coffeeヒデ」
今は閉業されています。
5年位前から新吉原散策のたびに通りかかっており、一度だけ入店出来ました。
COFFEEヒデ(入谷or三ノ輪)
古いステレオやレトロシール、木製のブロックがついた壁などわりと見所があった内装です。



このあたり木材店が多いです。




琺瑯の町名看板が木材で見えない><


別の日にインスタお散歩友達と見に来た時も、やはり隠れていました^^;


琺瑯看板や琺瑯プレートを見付けるのも、レトロ探索の楽しみのひとつです。



こちらの「竜泉西部町~」の琺瑯プレートはあちこちに貼られていました。

撮影したのは5~6枚だけど、10ヶ所くらいで見ました。
それだけ昭和の家々が残っているということ。




こちらは「防犯連絡所」の琺瑯プレートですが、多分はげちゃって上から手書きしてる^^;

歩けば歩くほど、昭和建築と思われる建物が見付けられます。





またまた木材屋さん。その向こうにも風情ある和風建築。











こちらも素敵な木造建築。











高欄の木材が細い!よく折れずにここまで保ってるなぁ!

そして今では少なくなった牛乳屋さんを見付けました。
(しかも瓦屋根)



ここを見付けたのが2019年、それ以降牛乳屋さんを探すようになり今では画像コレクションしています。
そのうち特集組んで、まとめて載せたい。
(調布の牛乳店だけ過去に載せたかな・・)



向こう側の看板建築は、電機店跡。
家電メーカーの旧ロゴや古い看板もテンションあがります。
これも日立・東芝・松下ならたくさん撮影しているので画像特集出来るかも。
(まとめてないのでフォルダから探すのが激務




入谷と千束の境目、ギリギリ千束にあるレトロ感強めな喫茶店
「汀」さんでランチ。(2022年)



こちらは入谷と竜泉の境目、ギリギリ入谷。
入谷の画像が多いので先にコチラだけアップ。
悲しいことに閉業されました2021年夏・三度目の正直☆喫茶白鳥(入谷)



そういえば散歩友達とも話していたのですが、こちらの画像のような青瓦をアクセントに使う一軒家や看板建築が、入谷近辺には多いように思いました。
戦後~昭和中期の流行りだったのかな?

台東区はどこもそうですが歴史ある古い建物が多く、どこを歩いていても昭和感に浸れるエリアが多いです。
今回も相当な画像の中からセレクトしましたが、他にもまだまだたくさん!
次回は台東区入谷にしぼりたいと思います。


こちらも最近更新しました!
ゆるゆる自然食Life
見に来てもらえると喜びます


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