OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

人と地球にやさしいお買い物

2008年05月18日 | フェアトレード
    

金曜日に、ずっと行きたいと思っていたフェアトレードショップ
People Tree 自由が丘店へ行ってきました。

    
    

フェアトレード(=公正な取引)

私達はモノを買う時、それがどこでどんな人によって、どのようにして作られたのか考えながら買うことは殆どありません。
それに流通の国際化によってその仕組みは複雑になり、モノが作られる背景を買い手が知ることはほぼ不可能です。

発展途上国の多くの地域に、豊富な自然資源と伝統の技術を持ちながら、商品開発のノウハウや商品を販売する市場の情報を持たない人びとがいます。農村部の女性たち・小規模農家・都市のスラムに住む人々・・・(ピープルツリーカタログより抜粋)

そんな途上国の貧しい農村部の人々は生活の為に、先進国へ農作物や手工芸品を輸出します。
でもその取り引きは現地の人々にとって、アンフェアなものが多いのだそうです。
例えばコーヒー、焙煎業者や小売業者の取り分が殆どで、生産農家の取り分は1%~多くても7%程度だというデータもあるとのこと。
ノウハウも持たない農村部の人々は、仲介業者に対して立場も弱く、また他の作物に切り替えるにしても、またお金がかかるので不可能です。
(フェアトレードについてのHPを参考に記述)

このアンフェアな取り引きにより、現地の人々はどんどん貧しくなり、餓死や健康被害、人身売買、過度な森林伐採などによる環境破壊を引き起こしてしまっています。

フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。(ピープルツリーHPより)

コーヒー農家について言えば、フェアトレードにより農家の取り分は17%になるそうです。

そしてフェアトレードは、現地の人々を支援すると共に温暖化防止にもかかわっています。
フェアトレードの商品を買うということは、人手による生産が増えるということなので、機械生産による水や電気などの消費を減らし、CO2の排出を削減することにもつながります。 
大量生産のモノばかり買うということは、人と地球を追い込んでいることに他ならないのです。


        
気に入ったチュニックがあったので、思い切って購入
ちょっと若い人向けかな・・・ 図々しい?

同行のムギマキさんと一旦店を出て、ランチしたりケーキ
食べたり雑貨屋めぐりしながら考え、夕方また戻って買いました
(ちょっとお高いけど、染色も裁縫もハンドメイドなので)

食材は基本的に地産池消を推進しつつ衣類や雑貨は、たまにはこんな風に人と地球にやさしい買い物をしてみようと思います。


※ピープルツリーは通販もやってます。
  また全国に取り扱い店があります→詳しくはコチラ
  
※イオンやスタバにもフェアトレード取り扱い商品があるようです。               


コメント (12)
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