OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

アロマテラピーと環境問題

2009年01月16日 | 環境問題いろいろ

昨年はアロマ教室に通い、検定にも合格し、友人や周囲の人達に手作りアロマグッズをプレゼントしたり、生活の中にもアロマテラピーを取り入れたりしておりますが、実は始めた当初からこれまたジレンマがあります^^;

主に自然環境的側面から感じるコトですが、、、

アロマテラピーに使われるエッセンシャルオイル(精油)は天然原料。
植物などの葉・花・果実・果皮などから水蒸気蒸留法や圧搾法などで抽出されます。

本来、精油は植物がその身を守る為に、または子孫を増やすために芳香しているものと考えられているので(すべてが明らかになってはいませんが)私達はその植物が持っているチカラを、ちょっとお借りしているわけなのです。

自然のチカラを借りているということは、
次のような懸念がわいてきます。

その植物を植えるために、元々あった自然を開拓しているのではないか。(牧場のように)

または希少な野生種を経済効果の名の下に、伐採し続けているのではないか。
(例えばローズウッドは乱伐が続き、保護規制があります→木材が高級家具の材料にもなるらしい)

栽培地の気候、その土地の自然環境にあった栽培がされているか。(例えば野菜も旬でないものは環境負荷が高いので同じ様な懸念がわく)

地元生産者にとって取引が公正なシステムになっているか。

精油の輸入は主に空輸だろうから、それだけエネルギーもかかる・・


そこで、同じ様な思いを綴っているHPかブログ、もしくは環境に配慮した製品を扱う会社はないか、ヤフったりググったりしてみましたが、マイナス面を書いているヒトはそうそういないわけで。。。^^;
それにアロマテラピーの環境負荷というものは、まだ詳しいデータがないのかもしれません。

でもエコを考える時、よくあることですが壁にぶつかると身動きとれなくなってしまうので、自分なりに環境負荷を考えながら持続可能な手段で、無理なくアロマを楽しむ方法を見つけたいと思います。

その方法としては、、、

持続可能な農法で栽培している(自然環境に負荷の少ないオーガニックの植物など)生産者を応援する→そういった商品を扱っている企業から購入する

例えば気候の変化などで採れなかったら、生産を一時停止して回復を待って栽培するとか、その土地に無理のない栽培をする企業の精油を購入する

精油の小瓶は一般家庭では再使用しにくいので、せめてリサイクル容器を使っている企業の商品を購入する

輸入方法が空輸でない商品(あるのか?)を選ぶ     


アロマテラピーは、心身やカラダのちょっとした不調を緩和し、バランスを整えてくれるすばらしいものです。
他にも精油によっては、空気をキレイにしたり虫を忌避したり肌を保湿したり引きしめたり・・
その効果は計り知れません。

でも、人間だけがその恩恵を受けていいわけはなく、他の生き物にとってもかけがえのない植物。
自然環境とのバランスは大切です。

アロマを末永く無理なく楽しむために、自分に出来ることを、エコを念頭に置きながら向き合っていこうと思います。
手探りではありますが。。。

※上記の項目について、ココの精油はそうらしいよ・・とかご存知の方いらっしゃいましたら情報をお寄せ下さい~

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする