OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

水を汚さない暮らし

2009年01月25日 | 環境問題・水
今日は生活排水のお話です

その前にエコ検定テキストより、海と川についてちょっとだけ・・

地球はご存知の通り「水の惑星」といわれ、地球表面の約71%が海です。
そしてその広大な海には、地球上の水の97.5%が存在し、残りの2.5%が淡水です。
しかしその淡水の2/3は氷河や深層地下水であるため、私たち生物が利用できる水は地球全体の水のわずか0.01%。
この少ない水は自然界で循環し、繰り返し使われます

その循環とは、海・川・湖などの水は太陽熱により水蒸気となって上昇し、雲となり、そして雨や雪となり・・
地上に降り注いだその水は、一部は川や湖に流れ込み、一部は地中で地下水となり、やがては海に到達。
人間を含むあらゆる動植物は、この循環の中にある水を利用して生命を維持してきました。

自然には自浄能力があり、森はもちろん川も海も再生能力の範囲内なら生態系の働きにより、環境の悪化を修復します。
ですが、産業が発達し豊かさ・便利さを求める私たち人間が、大量に水を使っては汚し、捨てるようになったため自然の自浄能力を大幅に超え、大きな問題となっています。
(※テキストより、かいつまんで抜粋)


その水を汚す原因、有機物による川や海の汚れの約7割は、一般家庭の生活排水
この量は1人1日当たり200~250Lといわれています。

家庭内での水の汚れを、有機物の量で比較した場合の内訳では、

台所・・40%
トイレ・・30%
風呂・・20%
洗濯・・10%

などとなっていました。
台所が1番多いのですね・・・

水を汚さないために必要なことは、汚れを捨てないということ。

例えば、味噌汁1杯分を台所の流しに捨てると、魚が棲めるようなキレイな水に戻すには、約1400Lの水が必要とのことです。
牛乳やジュース、ラーメンではその2倍くらい、天ぷら油40MLにいたっては10000~12000Lの水が必要と、グラフから読み取れました。

残さず食べることはもちろん、残った油分・ソースなどは小さく切った広告や、スクレイパーなどで拭き取ってから洗う方も多いと思います。
私も1年前くらい前は新聞紙等を度々チョキチョキしてましたが、今ではゴミの出ないスクレイパーやシリコンスプーンがヘビロテ
でもフライパンにこびりついた油などの、吸い取り用の紙も少し常備しています。

それから、必要以上にシャンプーや洗剤類を使わないということ。

何を使うのが1番いい、とは色々な考え方・実情があるので(私もジレンマあるし^^;)明言は避けますが、石油系合成洗剤の使用を少しでも抑えることは、排水環境の悪化を抑えることにもつながります。

そのことも踏まえて、次回は「環境配慮型・合成洗剤」のレポしま~す

(つづく・・)
コメント (12)
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