今日は前回予告いたしました台所用・環境配慮型合成洗剤レポです
既に使っている方も多いと思いますが、今回はその成分についてもちょっとだけ細かく調べました
環境に優しい洗剤でも法律的に、純石けん以外は「合成洗剤」としか表示できないそうですね。
それに環境配慮型といっても、合成界面活性剤が配合されたものもあります。
なので、賛否両論あるようです。
ただ、合成成分が石油系ではなく植物由来だったり、排水後生分解の早い合成成分だったりすれば、一般の石油系合成洗剤を使うよりは、ずっといいと私は考えます。
でも洗剤は使わないにこしたことないので、油分が付着していないちょっとした洗い物は、
アクリルたわしで洗っています。
乾物を浸しただけのボールや、炊飯器の内釜、コップなど・・
他の油分が残る洗い物については、「赤星たみこさんのとろとろ石けん」を常に作ってあるので、これが活躍。(お風呂・トイレ掃除にも)
EM食器洗い液体石けんを使ったこともありました→コチラ
ただ、
☆石けんで洗い物すると、シンク内が白っぽくなって曇った感じになるので、それが気になっていました。
※後でクエン酸か酢で磨くと輝きを取り戻しますが。
そして
☆石けんの使い過ぎも、多くの石けん原料であるアブラヤシ(パーム油)栽培による熱帯雨林減少の問題が気になります。
この2つの理由から、石けんの使用は少しずつ減らし、今は台所の洗い物は環境配慮型合成洗剤を使用しています。
成分表示で気になったワードは、購入後に調べたのでご参考まで。
調べるといろいろわかりました。
まずは、以前も紹介しましたが、、、緑の魔女
420ml ¥400前後
★成分表示で気になったワード
20% ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム
→陰イオン界面活性剤。脱脂力が強い合成界面活性剤。バイオの力で洗浄、さらに使用後の排水は配合成分の働きで、
自然の浄化作用→生分解力を高め、パイプの汚れも落として、
水質もきれいにします(HPより抜粋)泡立ちは、一般の合成洗剤に比べると良くないですが、油分はちゃんと落ちてます。冬場でも素手で使えました。
詰替え用あり
エコベール
500ml ¥600前後この画像はとろとろ石けんが入っています
★成分表示で気になったワード
17%ラウリル硫酸ナトリウム→商品によって洗浄剤・発泡剤・乳化剤などに使われる合成化学成分。
アルキルポリグリコシド→糖類(ぶどう糖等)を原料とする非イオン性界面活性剤
持続可能な植物・ミネラル由来で洗浄力と安全性にこだわった洗剤。
こちらも排水後1週間で99%以上が自然物質に還ります(HPより)泡立ちはいまひとつだけど、ツルピカキレイに
そして手肌に優しい!香りもケミカル臭さは無く、自然な
香り。詰替え用なし→そのワケはコチラにありました。
フロッシュ・アロエベラキッチンウォッシュ
500ml¥945 泡ボトル¥630空の画像ですみません^^;(使用済)
★成分表示で気になったワード
コカミドプロピルベタイン→天然のヤシ油を原料として作られた洗浄剤。気泡力、低刺激性などに優れる。
15%ラウリル硫酸ナトリウム→商品によって洗浄剤・発泡剤・乳化剤などに使われる合成化学成分。 やはり排水後は河川などの微生物で分解される。
環境先進国ドイツの家庭の30%以上が何らかのフロッシュ洗剤を使っているそうです。 泡ボトルに、4倍に薄めて入れて使うので長持ちします。
アロエベラよりソーダやオレンジの方が洗浄力が強いようです。
手に優しいのはアロエベラ。でも私は香りがダメでした。泡ボトルに詰め替えて使うので、これそのものが詰替え用!?
ULTRA IVORY
375ml ¥360前後使用中
★18%高級アルコール系(陰イオン)→石油・ヤシ油・クジラ油などから
作られる高級アルコールが原料。
種類がたくさんあるため、この表示では石油系なのか植物由来なのか不明。
高級アルコール系(非イオン)→台所用として多用されている界面活性剤。
同じくこの表示だけでは石油系か植物由来かは不明。とにかく手肌に優しいことで有名。
多くのサイトで環境に優しいと謳っており、私が購入したのも店頭のエコ洗剤コーナーですが、表示が曖昧なため明言できません。泡切れと汚れ落ちはメッチャいいです^^
原液ならほんのちょっとでOK。薄めて使おうと思います。詰替え用なし
どれも合成界面活性剤が配合されていますが、一般の洗剤よりはずっと少なく、排水への影響もいくらか抑えられると思われるので、他にもいくつか試す予定です。
前回、地球上で使える水の少なさや、台所からの排水が有機物レベルで最も汚れていること・そして水を汚さない暮らしについて記事にしましたが、それ以前に大切なのはやっぱり「節水」かと思います
日本人が一人1日に使う水の量は、家庭以外も含め約322リットル(1999年調べ)2リットルのペットボトルなら160本以上とのこと。
節水は生活排水を減らす、結果的に環境に優しい行為。
それにバーチャルウォーターのこともあります。
他国の水を、間接的に大量に消費している日本。まず自国の水を大切に使うことが急務ですよね。
※バーチャルウォーターの以前の記事はコチラ
水を大事に使うことを前提に、流す時はなるべく自然に負荷をかけないように、川へ返す(還す)ようにしたいものですね
水に限らずですが・・・
長文、お読みくださりありがとうございました
※後日その②もアップしています。